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1月9日(木) 映画『366日』公開前夜祭(HYスペシャルミニライブ付き)イベントレポート

HYの名曲『366日』が紡ぎだす、20年の時を超えた純愛ラブストーリー映画『366』(2025年1月10日公開)。
公開直前となる1月9日には都内映画館で前夜祭舞台挨拶が実施され、主演の赤楚衛二、共演の上白石萌歌、中島裕翔、玉城ティナ、新城毅彦監督が登壇、さらに本作の主題歌を手掛けたHYによるミニライブ付きの前夜祭舞台挨拶が行われました!

感動の余韻に包まれる中で行われた舞台挨拶。

主演の赤楚は、全国公開を明日に控えて「今日は短い時間ですが宜しくお願いします!」と一足早く映画を鑑賞した観客に挨拶。「映画の受け取り方は人それぞれですが、本作は温かく優しい気持ち、《光》のような思いを受け取ってもらえたら嬉しいです」と期待を込めた。

隣に立つ中島にも共感を求めると、中島も「そうだね!温かい、ポカポカね!皆さんも観終わったばかりなので色々な感情をね」と笑いかけながら答えた。

一方、実母が映画を観てくれたと話す上白石は、「私は役の中で母親を演じているので、撮影中も母に質問したりしていました。母に観てもらって嬉しかったです」と頬を緩め、「『ちゃんとお母さんだったよ!』と言ってもらえました」と母との仲睦まじいやり取りを振り返った。

そんな親子の会話があったと話す上白石は本作について「恋愛映画だけだと思いきや、家族愛や親子愛などもっとその先にある愛も描いているので、是非ともご家族とご一緒などでも観ていただきたいです」と呼び掛けた。

イベントが盛り上がりを見せる中、本作の主題歌を手掛けたHYによる今夜限りのスペシャルミニライブを開催!『AM11:00』と『366日(Official Duet ver.)』、そして本作の主題歌『恋をして』を情感たっぷりにパフォーマンスしました。

集まった観客と同じ目線で、最前列でHYの生ライブに酔いしれたキャスト陣と監督。『恋をして』では上白石が思わず涙を流し、横にいた赤楚がハンカチを差し出す一幕もあった。

ミニライブを堪能した赤楚は「最高でした。この映画に携わることが出来て良かったと、心から思います。」と語り始めると、「撮影中の出来事が走馬灯のようにフラッシュバックして思い出しました。それだけ歌詞や曲が映画とリンクしている。心が震えて頭が追いつかないです。とてつもないものを聴かせていただきました」と思いを続けた。また、「言葉にならないです」と言葉を詰まらせながらも丁寧に話し始めた上白石。「今、小学生くらいの子たちが大人になってこの楽曲(『恋をして』)を聴いた時、これがいずれみんなのアンサーソングになるんだなと思うと、本当に大きな2つの軸を下さったHYの皆さんには本当に感謝しかございません」と感動を口にした。

一方、沖縄出身の玉城は「どの曲も口ずさめますし、身近に感じていたので今回の『恋をして』も聴いている間ずっと鳥肌が立っていました。素晴らしかったです」としみじみ。

HYメンバーの新里は「映画を観終わった後に、それぞれが思い出すシーンは違うと思う。僕も客席に座って聴きたかった」と話し、仲宗根も「私も客席で聴きたい!と思いながら歌っていました」と会場の笑いを誘った。名嘉は「何度も劇場に足を運んでいただき、沖縄にも遊びに来て欲しい」と映画の聖地巡礼をおすすめ。許田も「明日から公開ということで、自分もプライベートで本作を観に行けるのが楽しみです」と笑顔で語った。新城監督は「こんな状況で聴けるライブはない!編集で何度も聴いた曲だけれど生は凄い!」と太鼓判を押していた。

感動に包まれた前夜祭も終盤を迎えると、新城監督は「東京と沖縄でキャスト・スタッフが一生懸命、何よりも負けない気持ちで作った映画が、こうして皆さんに観ていただけるようになったことを大変感動しています」と心境を吐露。主演の赤楚は「 HYさんの「366日」という曲から始まって、16年皆さんが愛してくださって。HYの皆さんが命を削って作られた楽曲でもあると思います。それをこうして映画という形で皆様にお届けできるというのは本当に嬉しいです。僕らも本気で皆さんと作り上げた作品なので、ぜひ何度でも観ていただきたいなと思います」と公開を迎える嬉しさをあらわにした。

さらに、「今の時代、人と繋がらなくてもいいという選択もできてしまうけれど、そんな中でも今一度人を思うことや愛というものと向き合う映画になっているので、自分と照らし合わせて映画も楽曲も楽しんでください」と明日の封切りに向けて期待に胸を膨らませ、温かい拍手に包まれながらイベントは幕を閉じた。

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