この度公開されたのは映画の公開を記念して行われたスペシャルトーク映像。
赤楚衛二、上白石萌歌、中島裕翔、玉城ティナのメインキャスト4名と、HYのメンバー仲宗根泉、新里英之、許田信介、名嘉俊が集結!冒頭から、抜群のチームワークで和やかな空気感を生み出しつつ、作品の魅力を語りました。
無事、映画の公開を迎えた気持ちを聞かれた赤楚は「すごい感慨深いというか、やっとみんなに観てもらえるんだっていう、グッとした気持ちでいます」と喜びを噛み締めます。上白石は「お別れみたいな寂しさ」を感じつつも、主題歌「恋をして」の歌詞を引用し「“もしも貴方に出逢わなかったら私の人生は咲くことのない花”というように、この映画も咲くことのなかった花だなと思って。本当に全部の出逢いに感謝しています」と話しました。
出演者たちの後ろには、映画を観た方からの感想がぎっしりと貼られた“感想ボード”が。1枚1枚、丁寧に目を通すキャストたち。中島は”中島裕翔くんの泣き芝居に痺れました!”という感想を見つけ、「恐縮です」と言いながらも嬉しそうに紹介。
仲宗根は中島の演技を絶賛し、さらにラストシーンで何を思って泣いていたのか、前のめりで聞くほど興味津々の様子。「あれはもう…萌歌さんがくれた感情で泣けてたんです」と振り返った中島に対し、上白石も「中島さんがくれた感情でした。凄すぎて…」と涙無くしては見られない感動のシーンの裏側をお互いに話しました。
演じた役についての話では、香澄を演じた玉城が「意地悪な感じで描くこともきっとできるんですけど、脚本でみんなに嫌われない人気者の役みたいな感じだったので、嫌味なく どうやり切るかっていうのが難しかったなと思いますね」と、このキャラクターならではの苦労を明かしました。
赤楚は“HYさんの「366日」がぴったり”という感想を見つけ「曲がある段階でのその世界観を、(映画で)どう表現していくかっていうのも我々の試練だった。そこがピッタリって言ってもらえると本当よかったなと…ホッとします」と心境を吐露しました。
そして主題歌「恋をして」について、新里は制作過程の緊張感を振り返り、「“映画の中でこの歌が流れる瞬間に、全てが包み込まれるような答えがそこにある”っていうふうに曲の歌詞をもっていきたいっていう相談があった」ことを明かしました。
映画を観た時には、「『恋をして』が流れる時もう全てがピッタンコで。やってきたことが今ここで形になってるっていう瞬間をみれて 鳥肌でしたね」と喜びを明かしました。すでにHYのライブでも披露している主題歌の反響について、許田は一言「大盛況です」と話して笑いを誘い、母親からも「“本当に良い曲で心痛いさぁ”って届いたんですよ」と感動の連絡があったことを話しました。名嘉は「きっとこの曲もHYをいろんな場所に連れて行ってくれると思います。そう信じて届けていきたいなと思っています」と今後の期待を語りました。
最後に主題歌「恋をして」の好きな歌詞をそれぞれが発表するコーナーも。映画にリンクする歌詞を、キャスト・HYがどう受け取りどう感じているのか、それぞれの思いが明かされます。
そして映像内には、地元の人もその上手さに驚いたという中島のカチャーシー(沖縄の踊り)練習風景や、三線を披露する上白石の姿が切り取られたメイキング映像も含まれています。
『366日』チームワーク抜群のトークと共に、改めて映画『366日』が観たくなるポイントがたくさん散りばめられた特別映像!ぜひご覧ください。