7月10日(日)、これまで「99.9」を応援していただいた全国のファンの皆さんへ感謝の気持ちを直接届けたいというキャスト&スタッフ陣の想いから全国ライブビューイングイベント【「99.9」大感謝祭】が開催されました。
【1回目:丸の内ピカデリー】
1回目の会場となった東京・丸の内ピカデリーに松本潤、香川照之、片桐仁、道枝駿佑(なにわ男子)、木村ひさし監督が登場すると会場からは割れんばかりの拍手が起こり、舞台挨拶はスタート。
型破りな弁護士・深山大翔を演じた松本潤は、「ようやくこのような機会を頂けて、とても嬉しく思います。短い時間になりますが楽しい時間にしていけたらと思います。」と大感謝祭への喜びを語った。利益優先の弁護士・佐田篤弘を演じた香川照之は「ちょうど1年前の明日(7月11日)にこの映画がクランクアップしたんですね。約1年かけて7月10日にまたこうして皆さんの前に立たせていただくことを本当にありがたいと思います。」と懐かしさを込めてコメント。続けて、 「99.9」シリーズおなじみのパラリーガル・明石達也を演じた片桐仁は、おなじみの「明石、行きまーす!」と挨拶すると、松本が「あれ?こんな顔だったっけ?ニセモノ感がすごいね。」とツッコミを入れ、会場の笑いを誘った。毒物ワイン殺人事件が起きた村の青年・重盛守を演じた道枝駿佑は「今日は時間が許す限り楽しんでいただけたらと思いますので、最後までよろしくお願いします。」と挨拶し、木村ひさし監督は「半年以上経って、またこうやって映画を観ていただける機会があり、大変嬉しく思います。」とファンの皆様への感謝の気持ちを語った。
続いて全国ライブビューイング会場のお客様から、Twitterでリアルタイムに質問を募集。質問募集用ハッシュタグを松本が「#教えてクレヨン」と発表すると同時にたくさんの質問が投稿され、瞬く間にTwitterトレンド1位を獲得!たくさん寄せられた質問に、登壇者は配布されたタブレットで全国の皆様からの質問をチェック!
「撮影中で一番笑ったことは?」(テラスモール松戸)という質問に対し、松本は「刑事事件ルームでは、他愛もない話をずっとしていて楽しかった!」とコメント。続けて香川は「群馬ロケの際、片桐仁さんにツバメの糞が落ちてきた時が一番笑った!」と衝撃のエピソードを明かした。それに対して片桐は「しかも、それと同じ日に衣裳の靴の紐が両方切れたり、ブヨに19か所刺されたりもしました。」とハプニング連発のエピソードを明かした。続いて、「道枝くん、一番緊張したシーンはどこですか?」(Tジョイ長岡)という質問に対しては、道枝が「初日の中でも1番最初に撮影した、村にやってきた深山を村人と一緒に見に来るシーンは、セリフは一言もなかったのですが、すごく緊張しました。」と当時の心境を語った。それに対して松本はすかさず「全然そんな感じしなかった!緊張が顔に出ないタイプだよね。」とコメント。
さらに、リアルタイムでやり取りができる貴重な機会ということで、登壇者からお客様へ向けて聞いてみたいことを Twitter のアンケート機能を使って逆質問をするコーナーも実施!
松本は「これだけ公開から時間が経っても、こうやってこの場に立てているのは、たくさんの方々が『99.9』を観てくださってるお陰だと思うので、何回観たのかを是非聞きたいです!」と問いかけると、 Aの「今日が初めて」の方が22%、Bの「2~3 回」の方が47%、Cの「4~9回」の方が23%、Dの「10回以上」の方が8%という結果に。この結果を受けて一同は「10回以上が8%もいるの、すごいですね!!」と喜び、さらに松本は「この後(イベント後に)もう一度Twitterを見返したいので、10回以上観た人は何回観たのか送ってください!!」とコメント。すると香川が「61回観てます!」というツイートを発見し、思わず松本は「マジで!?61回も観たらセリフ覚えるよね!!」と喜びとともに、想像以上の鑑賞回数に驚く一幕も。
最後に松本は「短い時間でしたがありがとうございました。改めてこうして登壇できたこと、そして画面越しではありますが、全国の皆さんとコミュニケーションを取れる貴重な時間を『99.9』に作っていただけたことを、本当に嬉しく思ってます。これからも末永く『99.9』を愛していただけたらと思います。さて、次の舞台挨拶劇場はどこか、お楽しみにお待ちください!」と語り、会場は温かい拍手に包まれ、幕を閉じた。
【2回目:熊本ピカデリー】
2回目の会場はTwitterにて募集した「チーム99.9を映画館へ呼ぼう!キャンペーン」で集まった全国のお客様の声によって決定し、登壇場所は当日までシークレット!
全国各地からたくさんの熱いメッセージが寄せられ、その結果選ばれたのは「熊本」!松本、片桐、道枝がサプライズでステージに登場すると、会場のボルテージはMAXに!
熊本が選ばれた決め手について松本は、「全国から本当にたくさんメッセージをいただきまして、その中で“熊本地震の時に、初回を車中泊していた車のワンセグで見ました。 ドラマでの復興応援のセット、気づいていました。熊本城に是非帰ってきてください。”という内容のコメントを目にしました。熊本の皆さんはもちろんのこと、熊本県出身じゃない方からも‟熊本県に行ってあげてください”といった声が多くて、今回は熊本にお邪魔することになりました。」と、熊本を訪れた想いを語った。
熊本への移動中、1回目のライブビューイングで実施したお客様へのアンケート「本作を劇場で何回観ましたか?」への投稿を見返したという松本は、64回観た方、さらに79回観た方のツイートを発見したことを明かし、片桐も「すごいですね!!そんなに観てる方がいるんですか!」と驚きの声を上げた。続けて松本は「そういう方々に支えられて今日迎えることができました。改めてありがとうございます。」と全国のファンに御礼を述べた。
さらに、MCよりアンケートの投票数が合計13999票だったことが発表されると、下三桁が‟999”だったことに登壇者一同も思わず歓声を上げる一幕もあった。
1回目のライブビューイングに続き、Twitterでリアルタイムに質問を募集。2回目の質問募集用ハッシュタグは「#おしえて999」と松本が発表すると同時に、今回もたくさんの質問が一斉に投稿され、1回目同様にTwitterトレンド1位にもランクイン!
「皆さんのラッキーナンバーはありますか?」(TOHOシネマズ日本橋)という質問に対して松本は「99.9の大感謝祭だから、という理由じゃなく、本心で‟9”が好きです!」とコメント。続けて道枝は「僕は‟7”月生まれで、なにわ男子の頭文字が‟7”で、さらにメンバーの数が‟7”人なので、7が好きです!」とコメントすると、片桐は「この質問に慣れてるでしょ?」とツッコミを入れて、会場に笑いを誘った。「道枝くんは、泣くシーンの時に頑張ったところはありますか?」(MOVIX周南)という質問に対して、道枝は「松本さんから‟あんまり緊張すると泣けなくなるからリラックスしたほうがいいよ”というアドバイスをいただいたおかげで、すごくリラックスできて嬉しかったです。」と当時のエピソードを語った。それに対し松本は「台本を読んだ時に一番大事なシーンがそこだと思ったので、それを演じる道枝くんはすごいプレッシャーがあるだろうから、撮影が始まる前の段階から話していました。」と後輩を気にかける座長ならではの撮影時エピソードを披露した。
「撮影でいちばん印象に残っている場所はありますか?」(札幌シネマフロンティア)という質問に対して、道枝は「群馬です。一番長くいたというのもありますし、あとブヨに刺されて血抜きをしました。」と当時のハプニングを語った。それに対して片桐は「俺も刺されたけど、血抜きじゃなくてアロエを渡されました。」とコメントし、客席は笑いに包まれた。続いて、「自分が演じた役以外で他に演じるなら誰の役がいいですか?」(鹿児島ミッテ10)という質問に対して、松本は「俺は若かったら道枝くんの役がいい!」と即答すると片桐は「かっこいいから、岸部一徳さんの役がやりたいな!」とコメント。すると、松本がすかさず「かっこいいけど片桐さんには、無理だよ!」とツッコミを入れ、深山と明石らしさが垣間見える2人の掛け合いに、会場は大盛り上がり。続く道枝は「深山さん役がやりたいです!」とコメントすると、松本から「じゃあ2代目に襲名だ!」と某ドラマを彷彿とする襲名を約束!?
最後に松本は「今日は劇場まで足を運んでいただきありがとうございます。昨年の12月30日に映画が公開してから少し時間がかかってしまいましたが、皆さんのところに直接お礼をする機会を作れないかと模索して、ようやく実現することができました。大変嬉しく思っています。改めて、2016年から本当にたくさんの人に支えられ、皆さんに愛していただいたおかげで、今日ここに立つことができましたし、ここまでやってくることができました。本当にありがとうございます。」と締めくくり、大盛況のうちにイベントは幕を閉じた。