本年のヴェネチア国際映画祭オリゾンティ・コンペティション部門への正式出品が決定し、世界からも注目を集め話題となっている本作。今回、映画制作のメイキングとキャストコメントが盛り込まれた特別映像が解禁!
石川監督が「この映画を他の監督に撮られたら悔しい」と思うほど原作小説のストーリーに魅了され映画化された本作。主演の妻夫木は「難しい題材ではあるが、長い小説を映画にするにあたって、すごく深く掘り下げることができた」と語ります。
メイキングでは、監督とキャストたちがディスカッションしている姿が見受けられ、制作現場の作品に懸ける熱量が感じられる。「大祐」という別人としての人生を歩む難役を演じた窪田は、石川監督について「僕を見ているようで奥を見ているというか、見透かされている感じがする」と印象を明かし、里枝役の安藤は「すごく人間を描いているドラマ」と、人間の本質を捉えた本作のドラマ性について触れています。
最後に妻夫木が「人間ってイメージで色々作り上げていきますけど、それをぶち壊して、自分の中に何が残るのかを、この映画を通じて感じていただけたらすごく嬉しいなと思います」と意気込みを語り、2022年を代表する珠玉の感動ヒューマンミステリーを期待させる映像となっています。