5月3日〜5日に大阪で開催された世界最大級のポップカルチャーイベント「大阪コミックコンベンション2024 (略称:大阪コミコン2024)」。この度、大阪コミコン×MOVIE WALKER PRESS HORROR 大阪“怖(こわ)”コンコラボ企画ステージ「大阪“怖”コン2024」に、主演の渋谷凪咲をはじめ、穂紫朋子、清水崇監督が登壇!ホラー映画ファンが集う会場で、キャストと監督が撮影裏話をはじめ、本作の魅力を語り尽くしました。
熱狂的なホラー映画ファンたちに拍手で迎えられた渋谷は、会場を見渡し「今日はホラーを通じてみなさんと涼やかな気持ちになれたらと思います」と挨拶。清水監督も「まさか渋谷凪咲さんを主演に迎えることができるとは思っていなかったので、光栄です」と、改めて喜びをコメントしました。
地元大阪での舞台挨拶となった渋谷は「コミコンが東京だけでなく、大阪で開催するとなって誇らしく思います」とコメント。大盛り上がりの会場に、もはやコミコンの常連となった清水監督も「大阪の気質なのか、盛り上がりがすごいですね」と大阪のファンの熱気に圧倒されていました。
今回、映画初出演にして初主演を務めた渋谷。「映画の中では一切笑っていないんです。撮影の時、教室を見回す演技で、情報番組のロケみたいになっているなって、監督に指摘されたこともありました(笑)」と、本格的な演技に初挑戦の苦労を明かします。清水監督は、「ホラーのイメージがない意外なキャスティングを意識」して、今回主役に抜擢したといいます。
ここで突如ステージが暗転し、プロモーション映像が流れると、高谷さな役の穂紫朋子が制服姿で登場!
清水監督は「今回、生徒それぞれが鍵を握っているのですが、去年公開した『ミンナのウタ』のキャラクターを引き継いで演じていただいています」と映画のキーマンとなるキャラクターを紹介。清水組の面々が揃い、渋谷は「演技の経験が少ない中、実力ある皆さんに支えられ、めちゃくちゃ怖いホラーに仕上がっていると思います!」と自信を覗かせました。
先日クランクアップを迎えたばかりの本作について、渋谷は「学校という設定の怖さと、日常の怖さ、おばけの怖さだけじゃない、嫌な空気感とか、そういう表現もあるのかと知ることができておもしろかった」と、清水監督が繰り出す幅広いホラーの表現の奥行に驚かされたといいます。日常と非日常が入り混じる世界観の中、穂紫も「監督には現場でかなり相談させていただきました」と撮影現場を振り返りました。
映画初出演作がホラー映画だったことについて問われた渋谷は、「NMB卒業のきっかけが女優業をやりたいということと、新しい自分に出会いたいということだったので、清水監督の作品に出演することができて夢が叶いました。絶叫したり、パニックになったり、私自身知らない自分を知ることができましたし、
想像できない私を見ていただけると思います」と、映画の完成に期待を語りました。
ここで、サプライズゲストとしてNMB48の安部若菜、川上千尋、上西怜、塩月希依音、坂田心咲が登場し、スクリーンデビューを果たした渋谷をお祝い!盟友たちから花束を手渡された渋谷は満面の笑顔で「ありがとうございます!嬉しいです。NMBのメンバーも、ホラーは怖いけど観に行くと言ってくれていて嬉しいですね」とコメント。
最後に渋谷は、「ホラーが怖いって思うみなさんも、スクリーンの中で私がずっと怖がって寄り添っているので、大丈夫です!お一人でも多くたくさんの方に映画館でご覧いただきたいです」と、ホラーが苦手な人にもしっかりPR。
清水監督は「ホラーは、慣れてくるとホラーにしか味わえない緊張と緩和がある。今回映画の中に、“あのコ”をたくさん散りばめたので、探ってみていただくのも楽しいかと思います」と締めました。
イベント後、清水監督によるサイン会も大盛況で、終始ホラーファンの熱気に包まれたイベントは大盛り上がりのうちに幕を閉じました。