1971年生まれ、大阪府出身。関西大学法学部政治学科卒業。ジャーナリスト今井一の助手を経て、95年、原一男監督主宰のCINEMA塾に参加。その後演出助手として『ナビィの恋』(98/中江裕司監督)、『閉じる日』(00/行定勲監督)、『69 sixty nine』(03/李相日監督)、『ニワトリはハダシだ』(04/森崎東監督)、『パッチギ!』(04/井筒和幸監督)、『雪に願うこと』(05/根岸吉太郎監督)などに就く。06年『かぞくのひけつ』で長編劇映画監督デビュー。この作品で日本映画監督協会新人賞、新藤兼人賞・金賞を受賞。11年には『毎日かあさん』を監督し、第14回上海国際映画祭アジア新人賞部門で最優秀作品賞を受賞した。その他映画作品に、『美しき天然』(10/「にほんのうた」シリーズの1作品)、『マエストロ!』(15)がある。黒川博行原作は脚本も担当した連続ドラマW「煙霞-Gold Rush-」(15/WOWOW)に続いて2作目。