• 「僕の猫をもらってくれませんか?」

    野良猫のナナは、瀕死の自分を助けてくれたサトルと暮らし始めた。それから五年が経ち、ある事情からサトルはナナを手離すことに。『一人と一匹は銀色のワゴンで“最後の旅”に出る。懐かしい人々や美しい風景に出会ううちに明かされる、サトルの秘密とは。永遠の絆を描くロードノベル。

    製品名 「旅猫リポート」(講談社文庫)
    ページ数 336P
    価格 定価 : 本体640円(税別)
  • 挿絵もたくさん入って読みやすい、児童向け!

    ぼくはオス猫のナナ。5年前にサトルに拾われ、幸せにくらしてきた。ところが、なにかの事情でぼくを手放さなくてはならなくなったというサトルは、引き取り手をさがすため、銀色のワゴンに乗って旅に出る。サトルとぼく、ひとりと一匹が出会う、素敵な風景、なつかしい人々。そしてついにぼくらの最後の旅が始まる―。

    「コロボックル」シリーズの画家・村上勉のイラストをたくさん盛りこみ、すべての漢字にふりがなをつけた、読みやすい児童向けの1冊。(小学上級・中学から)

    製品名 青い鳥文庫版「旅猫リポート」
    ページ数 350P
    価格 定価:本体740円(税別)

著者プロフィール

有川浩

高知県出身。2004年、第10回電撃小説大賞〈大賞〉「塩の街」で作家デビュー。同作から始まる、「空の中」(04)、「海の底」(05)の自衛隊三部作で一躍脚光を浴びる。その後発表した「図書館戦争」シリーズ(06〜08)は、本編完結後もアニメ化、実写映画化などで大ブレイク。そのほか「レインツリーの国」(06)、「阪急電車」(08)、「フリーター、家を買う。」(09)、「県庁おもてなし課」(11)など、映像化作品多数。その作品は多分野にわたり、幅広い世代から支持を受けている。その他の著書は、「三匹のおっさん」シリーズ(09、12)、「ヒア・カムズ・ザ・サン」(11)、「空飛ぶ広報室」(12)、「明日の子供たち」(14)、「キャロリング」(14)、「だれもが知ってる小さな国」(15)、「アンマーとぼくら」(16)など。映像現場の舞台裏を描く『イマジン?』を「小説幻冬」で連載中。