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自称“ベートーヴェンの親友”シンドラーVS圧倒的愛され一番弟子リース!盟友、山田裕貴&井ノ原快彦の対決シーンメイキング解禁

山田裕貴&井ノ原快彦、長年のバディが生み出す絶妙な面白シーン裏話!

脚本のバカリズムが製作会見で「これはコメディではありません」と話したように、笑いだけではなく実は「なぜ人は嘘をつくのか」という普遍的なテーマに迫り、SNSでも「結構考えさせられる」「人間の内面をえぐってくる」など、意外な面白さを指摘する声も寄せられている『ベートーヴェン捏造』。

今回、主演・山田裕貴と、公開前日に行われた前夜祭でサプライズ発表となったリース役・井ノ原快彦のメイキング映像が解禁!

ドラマ「特捜9」で長年バディとして共演してきた山田の主演映画ということで、二つ返事で出演を快諾したという井ノ原は、「絡みのシーンは一つしかなかったけれど、ずっと一緒にいる感覚で、慣れていて、彼もマインドが優しい人なので受け止めてくれてやりやすかった」と現場について振り返っている。

井ノ原が演じたのは、ベートーヴェンの愛弟子であるフェルディナント・リース。解禁となったのは、ベートーヴェンから不名誉なあだ名をつけられたり、卵をぶつけられたりしていたシンドラーが、リースの止まらない“ベートーヴェン先生からの愛されエピソード”に卒倒しそうになるシーンのメイキング映像。

井ノ原が「(リースは)天然で愛される人だったんだろうなと想像して、シンドラーに対して自慢してマウントを取るのではなく、ただただ楽しかったエピソードを話すだけ。天然で話す方が心が痛むと、山ちゃん(山田)も言っていた」と役作りについて明かした。

とにかく楽しそうにベートーヴェンとの思い出を披露するリースにはまったく嫌味はない。ベートーヴェンの死後、勝手に“ベートーヴェンの親友”と記した名刺を配りまくり、音楽関係者に怪しまれていたシンドラーとは違い、真にベートーヴェンから愛されたリースに完全敗北するシンドラー。山田と井ノ原の息のあった真逆の演技に、思わず現場スタッフも笑ってしまうシーンとなっている。

また、「かなり昔の話を、今の日本の、フランクな感じでやる。でも、細かいところにはこだわりがあって、その中で今っぽい喋りでやるのが面白いので、細かいところも見て頂けると楽しいと思います」と井ノ原が語る通り、セットには一瞬しか映らないものの、市川紗椰演じる愛妻・ハリエットと二人で描かれた肖像画がたくさん飾られいわゆる“リア充”な人生を謳歌しているリースと、人生のすべてをベートーヴェンだけに捧げた孤独なシンドラーとの対比も表現されている。

さらに、本作の舞台であるウィーンで行われるJapannual日本映画祭での公式上映が決定!

上映日は10月5日(日)予定。すべてが日本で日本人で撮影された本作が、現地ウィーンの観客にどう受け止められるのか、期待が高まる。

【映画祭詳細】
♩名称: Japannual - Japanische Filmtage in Wien(オーストリア・ウィーン)
♩会期:2025年10月2日(木)~10月8日(水)
♩上映日:10月5日(日) 16時(現地時間)
♩HP:https://www.japannual.at/

本作は、大型LEDディスプレイに背景3DCGを表示し、その前で被写体を撮影するという最先端技術を駆使したバーチャルプロダクションでの撮影を実施。リアルなロケーションのようにバーチャル背景を活用して撮影することで、日本に居ながらにして19世紀のウィーンの世界を再現した。

さらに、劇中ではベートーヴェンの珠玉の名曲を惜しみなく使用。リアルな映像×映画館の音響で聴くベートーヴェンの楽曲で、まったく新しい映画体験を生み出す本作をぜひ劇場でご覧ください!

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