世界中で観客賞を受賞!第95回アカデミー賞インド代表国際長編映画賞トライベッカ映画祭2021観客賞 第2位、第66回バリャドリード国際映画祭 ゴールデンスパイク賞、第44回ミルバレー映画祭 観客賞、インディ ミーム映画祭2022 観客賞、ロンドン インド映画祭2022 観客賞
「人生」という
物語が、いま始まる

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サマイ、9歳、チャイ売り。 恋に落ちたのは“映画”だった――。珠玉のインド映画の数々が彩る、実話から生まれた感動作!
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世界中の映画祭で観客賞を受賞!

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第95回アカデミー賞インド代表国際長編映画賞
トライベッカ映画祭2021 Spotlight部門オープニング作品 観客賞第2位 受賞 第66回バリャドリード国際映画祭 ゴールデンスパイク賞 受賞 第44回ミルバレー映画祭 観客賞 ワールドシネマ部門 受賞
インディミーム映画祭2022 観客賞 受賞 ロンドン インド映画祭2022 観客賞 受賞 アクチュアル芸術祭2022 観客賞 受賞 ミルウォーキー映画祭2022 ルミナリー審査員賞 スペシャルメンション  受賞
第17回釜山国際子供・青少年映画祭 ハートオン作品賞  受賞 第11回北京国際映画祭 天壇賞 最優秀作品賞  最優秀監督賞 ノミネート 第23回ブエノスアイレス国際インデペンデント映画祭 最優秀作品賞 ノミネート
DFW南アジア映画祭2022 最優秀作品賞  最優秀監督賞 最優秀男優賞 ノミネート 第13回メルボルン インド映画祭 最優秀監督賞 ノミネート 第68回シドニー映画祭 正式出品
台北金馬映画祭2022 正式出品 第33回パーム・スプリング国際映画祭 正式出品 第30回フィラデルフィア国際映画祭 正式出品 第48回シアトル国際映画祭 正式出品
Introduction

イントロダクション

彩るのは珠玉のインド映画の数々。夢をつかんだ少年、驚くべき実話から生まれた感動作!

チャイ売りの少年が映画と出会い、やがて世界で活躍する映画監督になる――。監督自身の驚くべき物語を映画化し、本年度アカデミー賞®国際長編映画賞インド代表に選出!世界中の映画祭で5つの観客賞を受賞し、さらにバリャドリード国際映画祭では最高賞にあたるゴールデンスパイク賞をインド映画として初めて受賞するなど、世界中の映画祭から喝采を浴びた話題作。大きな夢を抱く主人公には3,000人の中から選ばれた新たな才能、バヴィン・ラバリ。そして“映画”への溢れんばかりの愛情を込めて本作を監督したのは、主人公のモデルでもあるパン・ナリン。観客が一体となった映画館、スパイスたっぷりの手料理、陽気な音楽とダンス…どこか懐かしいインドの魅力が満載で贈る、幸せで希望溢れる物語が誕生した。

これは、監督自身の物語。敬愛する巨匠監督たちへのオマージュをちりばめた、映画へのラブレター。

監督・脚本はインドのグジャラート州出身者として初の米アカデミー会員に選ばれ、世界中の映画祭で輝かしい功績を持つパン・ナリン。BBCやディスカバリーチャンネルのドキュメンタリーを手掛けた経験を活かし、本作では自身の故郷であるグジャラート州でのロケを敢行。大自然の音や光の撮影方法にこだわり、映画は映画館でしか観られなかった時代のゆったりとした時間の流れや、幼い頃の飽くなき探求心を、見事な美しい映像で表現した。オーディションを勝ち抜いた主演のバヴィン・ラバリは、本作が演技初挑戦とは思えないような豊かな表情で、観客の心を虜にする。父親役のディペン・ラヴァルやファザル役のバヴェーシュ・シュリマリ、そしてサマイの仲間たちを演じた愛嬌溢れる子役たちも全員グジャラート州出身であることにこだわり、監督の幼少期の思い出が詰まった故郷の、独特な雰囲気や風情を見事に再現した。

監督が敬愛するリュミエール兄弟、エドワード・マイブリッジ、スタンリー・キューブリックなど、ちりばめられた数々の巨匠監督たちに捧げるオマージュを見つけるのも本作の楽しみ方のひとつ。世界で一番の映画ファンだと語る監督が、世界中の映画ファンへ贈る映画へのラブレター。今もなおインドに存在する階級制度や貧困というテーマを背景に、大きな夢を抱き未来を照らす光を追い続ける少年の姿に希望をもらえる、宝箱のような感動作!

Story

ストーリー

チャイ売りの少年が恋に落ちたのは“映画”だった―。

9歳のサマイはインドの田舎町で、学校に通いながら父のチャイ店を手伝っている。厳格な父は映画を低劣なものだと思っているが、ある日特別に家族で街に映画を観に行くことに。人で溢れ返ったギャラクシー座で、席に着くと、目に飛び込んだのは後方からスクリーンへと伸びる一筋の光…そこにはサマイが初めて見る世界が広がっていた。映画にすっかり魅了されたサマイは、再びギャラクシー座に忍び込むが、チケット代が払えずにつまみ出されてしまう。それを見た映写技師のファザルがある提案をする。料理上手なサマイの母が作る弁当と引換えに、映写室から映画をみせてくれるというのだ。サマイは映写窓から観る色とりどりの映画の数々に圧倒され、いつしか「映画を作りたい」という夢を抱きはじめるが――

Staff

スタッフ

監督・脚本・プロデューサー

インド共和国・グジャラート州出身。ヴァドーダラーのザ・マハラジャ・サヤジラオ大学で美術を学び、アーメダーバードにあるナショナル・インスティテュート・オブ・デザインでデザインを学んだ。初の長編映画『性の曼荼羅』(01)がアメリカン・フィルム・インスティテュートのAFI Festと、サンタ・バーバラ国際映画祭で審査員賞を受賞、メルボルン国際映画祭で“最も人気の長編映画”に選ばれるなど、30を超える賞を受賞し、一躍国際的な映画監督となった。BBC、ディスカバリー、カナル・プラスなどのTV局でドキュメンタリー映画も制作しており、“Faith Connections”(13・原題)はトロント国際映画祭の公式出品作品として選ばれ、ロサンゼルス インド映画祭で観客賞を受賞した。2022年にグジャラート州出身の映画監督として初めて映画芸術科学アカデミーに加入。他の代表作に『花の谷 -時空のエロス-』(05)、『怒れる女神たち』(15)などがある。

プロデューサー

2018年にJugaad Motion Picturesを立ち上げ、長編映画、TVシリーズ、ミュージック・ビデオ、TVコマーシャルの製作に関わる。初長編映画となる“Teen Aur Aadha”(18・原題)はサンタクルーズ国際映画祭ほか、18以上の映画祭で賞を受賞、本作が長編映画製作の3作目になる。Jugaad Motion Picturesが手掛けたミュージック・ビデオであるPrateek Kuhad の“cold/mess”は米ローリング・ストーン誌が選ぶベスト・ミュージック・ビデオに選出された。ほかリーバイス、フォルクスワーゲン、バカルディ、Netflixなどの企業コマーシャルも手掛けている。

Cast

キャスト

Bhavin Rabari

グジャラート州・ヴァサイ村に住むラバリ族出身。撮影当時9歳。村の学校に通いながら、祖父のお茶売りを手伝っている。本作の撮影前まで実際に映画館で映画を見たことが無かった。同じクラスのリヤという女の子に恋をしているが、まだ一度も会話を交わしたことはない。

Richa Meena

ムンバイ生まれ、ラジャスタン州のジャイプルで育ち、演劇をやりながら演技への情熱に目覚めた。ドイツ人写真家のジョージ・クリアン氏の目に留まり、その後ナショナルジオグラフィック制作のドキュメンタリードラマ“Secrets of Taj Mahal”(11・原題)で主役を務める。この作品はエミー賞にノミネートされた。アメリカの長編映画“Red Gold”(14・原題)、“Running Shaadi”(17・原題)、“Teen Muhurat”(18・原題)、フランスの短編映画“Ghumantu - The Wanderer”(20・原題) などインド以外の国の作品にも出演している。映画“Kasaai”(19・原題)でムーンライト映画祭最優秀俳優賞を受賞した。「アフガンの少女」で有名なアメリカの報道写真家スティーブ・マッカリーのミューズを務めた経験もある。

Bhavesh Shrimali

グジャラート語の映画とテレビシリーズに何度か出演しているが、本作が初めての大きな役となる。20年間歌手として活動しており、舞台役者としても知られている。多彩な才能を持ち、ものまねパフォーマーとしても有名である。

Dipen Raval

グジャラート語の舞台、映画、テレビで活躍するアーティスト。75本を超えるグジャラート語の舞台と映画に出演した経歴を持つ。2014年にはチトラレーカー・ドラマ・コンペティションで最優秀助演男優賞を受賞した。

Review

レビュー

*順不同・敬称略

インドの片田舎に生きる貧しい少年を描きながら、フイルムへの愛を高々と歌い上げるという大胆不敵な作品。同じアジアの監督としてはエールを贈らないわけにはいかない。

山田洋次(映画監督)

この映画を愛さずにはいられない!
少年たちのキラキラした瞳と行動力に、
初めて映画と出会った頃を思い出した。
映画ってやっぱりいいなぁー

前田 哲(映画監督)

すべてのシーンのすべての細部が、光に彩られ、さまざまな輝きを放っている。
なんていとしい映画だろう。映画を愛するサマイくんを、愛さずにはいられない。

角田光代(作家)

懐かしさ、優しさ、あたたかさ、そしてスクリーンから溢れ出す映画愛。
変わっていく時代と向き合い、自分の道を切り開いていく、少年の眼差しと、その光たちが美しかった。タイトルの意味を知ったとき感情が揺さぶられた。

藤井道人(映画監督)

サマイが教えてくれたフィルムの行方に涙した。とても美しかったから。

大九明子(映画監督)

わたしたちがウッカリ落としてアッサリ忘れてしまったアレコレを、9歳の少年がドンドン拾い集めてピカピカに磨き上げる。
映写室からのびる光の中に舞うホコリだって、彼にとっては宝モノ。この世に既に存在しているモノを、いま一度、慈しむ大切さに、気付かせてもらいました。

呉美保(映画監督)

ひたすらに手を動かし、映画という〝夢〟の仕掛けを捉えんとする少年の澄んだ眼差しと、彼を取り巻く世界の美しさに心揺さぶられる。まるでフィルム映画史の幕開けから終焉を辿るかのような物語。
強烈な映画愛が滲むラストのモノローグは格別だ。

こがけん(芸人)

熱中出来る何かに出会った時に人生の扉が開く。ラストシーンに誰もが自分の〝あの時〟を想い出し胸がキュンとするだろう!映画に乾杯!

小堺一機

ノスタルジックな感涙ものかと思ったら、映画とはなんぞや?と自分に問いかけた少年が因数分解するようにその真髄に迫る映画だった。鑑賞後に山ほど映画が観たくなるし、チャイがどうしても飲みたくなってスーパーに走った。

村山章(映画ライター)

流水りんこ(漫画家)

これは現代版“ニュー・シネマ・パラダイス”だ。

UNDER THE RADAR

映画を創るということ、そして映画を狂おしいまでに愛する気持ちを美しく伝えてくれる。

FILMTHREAT

深く感動的で、希望に溢れている。

LA ESTATUILLA

なんとも美しい脚本と演出。みずみずしく、どこか懐かしく、すべての人に愛される作品。

FILM UFORIA

極めて美しい映画へのラブレター。

MASHABLE

この映画を通して、私たちは前に進むこと、夢を抱きながら生きること、そして夢のために生きることを学んだ。

FOTOGRAMAS

REEL NEWS DAILY

HOLLYWOOD CHICAGO

INDIEWIRE

BBC TALKING MOVIES

CINEFILOZ

FILM-BOOK

FOR-REEL

FIRST POST

UNSEEN FILMS

THE RIDGEFIELD PRESS

HIGH ON FILMS

THE DARIEN TIMES

SOY DE CINE

SLASH FILM

FILM CRED

The SPOOL

DRINK IN THE MOVIES

THE SUNBREAK

NDR Radio

SUEDDEUTSCHE ZEITUNG

DIE WELT

DVD & STREAM

DVD&配信

2023.7.5(水)DVD発売&デジタル配信開始

DVD

DVD

品番:DZ-0890

価格:¥5,280(税込)

分数: 本編約112分
画面サイズ: 16:9LB シネマスコープサイズ
ディスク層式: 片面・1層
音声: (オリジナル)グジャラート語 ドルビーデジタル5.1chサラウンド
字幕: 日本語

※同日レンタル開始

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感謝を込めて

パン・ナリン

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ジェーン・カンピオン

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ヴェラ・ヒティロヴァ

クエンティン・タランティーノ

黒澤明

リナ・ウェルトミューラー

キャスリン・ビグロー

アレハンドロ・ホドロフスキー

監督・脚本:パン・ナリン 出演:バヴィン・ラバリ 2021年/インド・フランス/グジャラート語/112分/スコープ/カラー/5.1ch/英題:Last Film Show/日本語字幕:福永詩乃/応援:インド大使館 配給:松竹 ALL RIGHTS RESERVED ©2022. CHHELLO SHOW LLP