この度、公開初日となる8月27日(金)に、公開初日舞台挨拶を実施いたしました。
まずは主演の藤原竜也さんから「初日を迎えられて、とても嬉しく思います。本日は来場いただきありがとうございます。今日はよろしくお願いします。」と一言挨拶があり、イベントがスタート。
始めに、公開初日を祝し、作品タイトルにちなんだ「巨大鳩落とし」を実施。撮影中に培われたキャストたちのチームワークを駆使して「鳩を撃退」ということですが、豊川さんからは「毎晩呑んでただけだけどね(笑)」と意外な事実が明かされると、他のキャスト達も頷くように大きな笑い声が。
そして5段に積み重なった台の頂点に鳩が載った、「巨大鳩落とし」が現れると、風間さんから「『鳩の撃退法』ってこういうことではないんですよ!」とこれから鑑賞する観客に向けて、まさかのアナウンスが入り、場内は一層笑いに包まれました。
まず藤原さんから鳩落としに挑戦。鳩落としを前にハンマーを構える姿に豊川さんからは「似合ってるんじゃない?」とコメントが。藤原さんは風間さんの方を狙うかのように大きく振りかぶると、勢いよく台は撃ち抜かれ、成功!やはり台は風間さんの方へ。
「久々にやると楽しいですね!(風間演じる)幸地秀吉という役に絡めようと狙いましたが、その後のトークが繋がらなかったです(笑)」と笑顔で語りました。
土屋さんも風間さんの方を向いて見事成功。風間さんからは「もう風間の撃退法にしていきましょ!」とパワーワードが飛び出しました。
風間さん、豊川さんも成功させると、最後は再び藤原さんに出番が回り、難なく成功!無事、鳩の撃退を成し遂げました。
その後サプライズゲストとして主題歌・劇伴音楽を担当したKIRINJIの堀込高樹さんが登場!
「結構ダウナーな曲が全体に流れていますが、怖い感じや不気味だったりという書分けが難しかったです。またバーのシーンで流れている音楽がよいものが作れたかなと。」音楽における見どころを語りました。
続いて、津田の担当編集者・鳥飼なほみを演じた土屋さんは「本を読んでいる男性の姿が好きなので、個人的には眼福でした」とまさかの感想が飛び出すと、「普段の作品とは違い、伏線で構成された”謎のミルフィーユ”が何層もあるので、何度も観て、謎を解いてほしい」と独特な表現で見どころを語りました。
読書好きのバーのマスター・幸地秀吉を演じた風間さんは「物語という言葉を根幹からひっくり返すような“経験したことないようなことが味わえる”作品になっています。たくさん観て、楽しんでほしいです。」と土屋さん同様に何度も楽しめる作品であると想いを語りました。
本通り裏の男・倉田健次郎を演じた豊川さんは「藤原竜也くんを軸にオールスターキャストが演技合戦を繰り広げている感じがとてもあると思います。またこの映画のもう1つの主人公が(ロケ地である)冬の富山であります。今日はどうぞ涼んで帰っていってください。」と豪華キャストによる素晴らしい演技を見どころとして挙げ、猛暑の中来場した観客への気遣いも見せました。
最後に藤原さんから「豊川さんが仰っていた通り、豪華なキャストで、一瞬で観客の皆さんを小説の世界というか映画の世界に引き込むようなお洒落な作品を監督に撮ってもらったと思います。1度見ても2度見ても楽しめると思いますし、この場を借りて富山の方々にも感謝を伝えたいです。1人でも多くの方に観ていただけたら嬉しいです。今日はありがとうございました。」と締めくくりました。
さらにサプライズ演出として、場内からは鳩のモチーフが場内を舞い、盛り上がりの熱、冷めやらぬまま、イベントは幕を閉じました。