この度、映画『遺書、公開。』の完成を記念して1月13日(月)に“2年D組全員集合!”完成披露試写会を開催いたしました。イベントでは2年D組の担任、そして生徒全員が再集結!
主演の吉野北人、共演の宮世琉弥、志田彩良、松井奏(IMP.)、髙石あかり、堀未央奈、忍成修吾、上村海成、川島鈴遥、荒井啓志、松本大輝、星乃夢奈、榊原有那、藤堂日向、菊地姫奈、大峰ユリホ、阿佐辰美、兼光ほのか、日髙麻鈴、大東立樹、金野美穂、鈴川紗由、浅野竣哉、青島心、楽駆が参加した。
この日は映画出演キャスト、すなわち2年D組のクラス全員がステージにラインナップ。全員が序列の数字が書かれた丸型パネルで顔を隠して登場という本編さながらのダークな雰囲気でのイベント幕開けとなりました。
まずは序列10位、担任の先生役の忍成さんが「この作品は色々な見方の出来る作品で、喜劇のように見えるし、まだこの世を知らない思春期の子たちの悲劇のようにも見えます」と作品をアピールし、共演した生徒たちについて「今の若い子たちはしっかりしています!」と担任として太鼓判。そして忍成さんは担任の先生らしく出席簿を手に、生徒たちの点呼を開始。
堀さんは「序列1位の姫山はどこからどう見ても序列1位の女の子!最後まで楽しんでご覧ください!」とアピールし、松井さんは「僕自身お芝居経験がなくて初めての映画出演で緊張しましたが、今日も堂々と頑張りたいです!」と笑顔。
髙石さんは「キャストの皆さんとお芝居のリレーのバトンを繋いでいる感覚のある撮影期間でした」と回想し、上村さんは「2時間楽しんでください!」、川島さんは「私達の本気の演技を皆さんに観てもらいたいです!」、荒井さんは「学級委員長として真面目なインテリ役。現場を引き締めるようなそんな力にもなっていたと思います」、松本さんは「同年代の役者が沢山いて、緊張感を持って撮影しました」、星乃さんは「同年代との撮影は久々で毎日刺激的でした」、榊原さんは「同世代のみんなとお芝居できたことが幸せでした」と笑顔を見せました。藤堂さんは「おバカキャラなので、僕のシーンでは皆さんに笑っていただきたいです」、菊地さんは「同世代はもちろんの事、大人世代にも最後まで楽しんでもらえるはずです」、大峰さんは「みんな個性豊かな芝居が毎日のように炸裂していて、刺激的な日々でした」、阿佐さんは「2時間物凄いスピードで物語が進むのでお見逃し無いように!」、兼光さんは「私自身、殻を破って挑みました。皆さんに楽しんで観ていただきたいです」と意気込みを口にしました。
英勉監督のファンだったという宮世さんは「小学生の頃に英監督の『ハンサム★スーツ』を何百回も観ていたので、まさかご一緒出来るとは思わず凄く嬉しかったです!」と念願叶った様子で、日髙さんは「全員が全力投球の芝居を見せてくれて、私も全力投球できました」、大東さんは「皆さんの手厚いサポートで日々成長して臨むことが出来ました」と述べました。
吉野さんは「明けましておめでとうございます!」とちょっと遅い新春の挨拶をかまして「今日皆さんに初めて作品を観ていただくという事で…ネタバレになるので多くは語りません!」とニヤリ。志田さんは「ちょっと変わった役柄ですが、学校にこういう子がいたなと温かい目で見てください」、金野さんは「個性的なキャラクターが26人いるので、皆さんも映画を最低でも26回観てください!」とナイスなアピール。
鈴川さんは「そり過ぎた眉毛を活かして、ちょっと困った女の子を演じました」、浅野さんは「序列的には低いですが、劇中で一番カッコいい役!僕を見てメロメロになって帰ってください」、青島さんは「英監督とは2度目なので成長した姿で暴れる事が出来て良かったです」、楽駆さんは「僕は序列最下位ではありますが、今日は楽しんでください」と挨拶した。
主演の吉野さんは座長として撮影を振り返り「本読みの段階からみんなの本気度が伝わってきたので主演としてのプレッシャーはありましたが、みんなと高め合いながら撮影が出来ました。僕が主演ではありますが、みんなそれぞれが主演と言えるくらいの見せ場があるので、そこが注目ポイントです」とキャスト陣との絆を強調。主演として差し入れは欠かさなかったそうで「ほぼ毎日くらいコーヒーを…。一応主演の立場なので」と冗談めかしながら振り返りました。
また宮世さんとの初共演に吉野さんが「色々な作品で拝見していたので今回初共演と言う事で凄く嬉しかった。(宮世さんの方が)歳は下だけれど芝居や佇まいで学べる部分があって、刺激的な毎日でした」と言うと、宮世さんは「お芝居経験少ないと言いながら、全然そんな感じはなかったです。主演として大きな背中を見せてくれたし、いい感じのドッシリ感で支えられているなと思っていました」とお互いにリスペクト。
そんな宮世さんが「控室がみんな同じだったので、みんなでお菓子を食べながら会話したりとかしていた」と和気あいあいの撮影オフ時の様子を回想すると、髙石さんは「志田さんが段ボール何箱分かの駄菓子を差し入れしてくれた」と舞台裏を紹介。これに志田さんが「駄菓子屋さんを開きたくて…開きました!あかりちゃんがいつもその前で嬉しそうにしていた」と明かすと、髙石さんは「私、この撮影期間中にメッチャ太りました!それくらいケータリングが充実していました」とまさかのカミングアウトで笑いを誘っていました。
遺書を読むシーンに触れて松井さんは「遺書を読むシーンは僕が最初で、監督から『ウルウルさせてほしい』と言われました。でも僕はお芝居経験がないので、先生(忍成)に相談させてもらいました」。忍成さんからは「水分を取った方が良い」と言われて実践した松井さんだったが「緊張のあまり水をガブ飲みしてしまい、遺書を読むシーンはトイレに行きたくて仕方がなかった!」とまさかのオチで場内を爆笑させていました。
イベント後半では、吉野さん、宮世さん、志田さん、松井さん、髙石さん、堀さんが序列をつけ合うゲーム『秘密、公開。“マイク”ロシアンルーレット!』を実施。それぞれが6本のスタンドマイクの前に立ち「学生時代で1番恥ずかしかったこと」を同時に発表し、スイッチがONになっているマイクの前で答えた1名が脱落するという内容。
結果は「英語のテスト、3点でした」と発した吉野さんのマイクがON状態。罰として吉野さんは舞台挨拶のステージから消えて、寒々しい小部屋へと強制連行されてしまい、“主演なのに降壇”というまさかの事態にキャスト陣から「逆に持っている!?」などと言われながら、小部屋のモニターで寂しそうにステージの様子を眺める吉野さんの姿が背景のスクリーンに映し出されました。
そんな中、大東さんから「北人君は年も上でカッコいいけれど、凄い甘えん坊でした。電車のシーンでは隣にいて肩にもたれかかってきて。もうカワイイ!となりました」との意外な情報が。これに小部屋の吉野さんは「(大東が)可愛すぎて…甘えちゃいました!」と笑顔を浮かべながら認めていました。
最後は吉野さんもステージに戻って全員でフォトセッション。主演の吉野さんは「1月31日に公開されるという事で自分たちも非常にワクワクしています。予告編ではホラー感が強く出た作品ですが、クスっと笑える部分だとか色々なメッセージ性が込められた作品です。色々な感じ方で皆さんに楽しんでいただけるような作品で最後までハラハラドキドキの展開が続きます。楽しんで鑑賞していただければ幸いです」と呼び掛け、これから作品を楽しみに待つ客席へ向けメッセージ。会場全体が拍手喝采に包まれる中、完成披露舞台挨拶は幕を閉じました。