この度、無事に公開を迎えることができ、多くのお客様にご覧いただいている感謝の気持ちを込めると同時に、撮影から宣伝期間の間で少なからず霊との交わりがあったであろうキャストに様々な方法でお清めを行い、更なるヒットを目指す“満員御霊お清め舞台挨拶”を実施いたしました。
巨大な盛り塩の出迎えを受け、登場した亀梨さん、奈緒さん、瀬戸さん。
映画の大ヒットを受け、亀梨さんが「4軒目の事故物件に関して色々な意見をもらって、“まさかああなるとは”、“あそこめちゃくちゃ面白いね”、“あそこめちゃくちゃ怖いね”という人もいました。ホラー好きの方も、ホラー苦手な方も、初めてホラーを観にいく人も、いろいろな角度があって、感想がある映画って面白いですよね。」と、奈緒さんが「地元の高校生の時の友達から、奈緒がクロちゃんのメイクを直しててウケた、とか、映画でご一緒している共演者の方も見に行ってくれて、家族・友達・お仕事で一緒にしている方皆さんに観ていただけて、広がっているなと思いました!」と、瀬戸さんが「いろいろな意見を頂きますね。亀梨さんの表情に鳥肌が立った。奈緒ちゃんが怖かった。瀬戸康史、線香フーフー面白かったってね。(笑)僕、怖い要員じゃないんですかね?怖がっているシーン一応ありますよ。色々やったんですけどね。(笑)」とそれぞれ映画の大ヒットと反響への気持ちを述べました。
とあるシーンで「たすけて」と不可解な声が聞こえることでもSNS上で話題の本作。そのシーンに関しては「聞こえなかった」というキャストの面々。「映画の中で言ってるんじゃなくて、会場にいる説あると思うんですよね。」という奈緒さんに、「その節あるよね!僕の友達で朝一で観に行った友達は鈴の音がずっと聞こえたって言ってて、うわーって思いましたね。」という亀梨さん。
“聞こえちゃう席がある”という説まで飛び出し、会場からもざわめきが起こりました。
そのシーンに関して、亀梨さんは「怪談話を僕がちょうどしているシーンなんですが、あの日にタニシさんもいらっしゃってくださったんですけど、ホラー界の方も何人かいらっしゃっていたんですよね。そういう意味でもあのシーンは寄ってくる要素はあるな、と思います。今思い出したんですが、僕があの撮影場所に忘れ物したんですけど、出てこないんですよね。」と撮影を振り返ると、「人コワですね。」という瀬戸さん。「人コワ…?人による怖さ、なるほど勉強になりました。#人コワ でSNSで皆さんも呟いてください!(笑)」と亀梨さんも乗っかりました。
そんな「たすけて」の声にちなみ、今だから語れる「撮影中に“たすけて”と思ったエピソードを披露するコーナーに。
「不動産屋さんのシーンで雨に突如降られた日には助けてって思いましたねえ。」と話す亀梨さんに、奈緒さんからは「お化けと戦うシーンは普通に苦しかったですねえ。言っていいのかな、あれ実は薄い昆布茶なんですよ!昆布茶なんで悪い気はしないんですよね。(笑)」と、公開後ならではの秘話も飛び出しました。
瀬戸さんが「線香フーフーはめちゃくちゃがんばったんですよ!監督がなかなかカットをかけてくれなくて。」と話すと会場からは笑い声が。
そしてここで日蓮宗寺院導師をお迎えし、お祓いを行っていただくことに。
「先ほどもしていただいたんですが、いいご縁を結べるようにというのがお祓い後のお話にもありまして、この作品との出会いも、いいご縁にしていただけるようにしっかりと清めたいと思います。」という奈緒さんに、亀梨さんと瀬戸さんも普段とは違った雰囲気に緊張している様子。
無事にお祓いが終わると、亀梨さんは「実話を元に作られるということで、どのように撮影に向き合えるのかなあと、覚悟を持って作品に向かわさせていただきましたし、実際にこうして公開してたくさんの人に楽しんでいただけるということで、エンターテインメントとしてしっかりと向き合えてよかったなと思います。」と、奈緒さんは「映画の中でタニシさんのエピソードでシャンプーがないということをお化けが教えてくれる、というのがありますが、見えないものって怖いことばかりではなくて、こうやって皆さんとのご縁をつないでいただけましたし、皆さんが“面白かった”っていう気持ちで帰っていただけたらいいなと思いました。今は晴れやかな気持ちなので、どんどんいろいろな方達に観ていただけるように、これからも広めていきたいと思います。」と、瀬戸さんが「今すごい暑いです!(笑)何かが出ているんでしょうね。なんかすっきりしましたね。」とコメント。
すると亀梨さんが「悪縁は取り除いていただいて、いい形でこれだけたくさんの方達にエンターテインメントとして楽しんでいただけるのは嬉しいことですよね。」と改めて喜びの声を届けました。
そんな“いわくつき”の映画になってしまった本作のさらなる大ヒットとこの会場にいる皆様の開運を祈念し、盛り塩と樽酒による“お清め鏡開き”を行うことに。
亀梨さんの掛け声で鏡開きを行い、そのお酒を味わい、数々のお清めを受けた亀梨さんは「だから今日はタニシさんが来ないんだなと思いました。来たら、(お清めの効果で)お仕事なくなっちゃいますもんね(笑)」と一言し、会場を盛り上げました。
最後に、亀梨さんが「中田監督もよくおっしゃる新感覚の“恐ポップ”である本作ですが、まだまだ暑い日も続くと思いますので、この映画を観て涼んでいただければなと思います!」と挨拶をし、大盛況のままイベントは幕を閉じました。