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10/2(金) 松原タニシさん 4DX体験レポート

昨日より全国でスタートした4DX・MX4D版上映を、本作の原作者である松原タニシが鑑賞!
前後左右や上下に動くモーションシートや水しぶき、霧、風、光、香りをはじめとしたエフェクトの数々が、映画の様々なシーンと連動する4DX・MX4D版上映。リアルな恐怖体験もいくつも経験してきた松原タニシの感想とは?

■観る前の気持ち
お化け屋敷とか苦手で、分かってて驚かされるのが苦手なので、そういう意味で恐いというか、びっくりさせられたら怖いなという気持ちでした。

■4DX、MX4Dが公開されると聞いてどう思いましたか?
ただでさえ二回三回と観てくださるお客さんが多い作品ですごく嬉しく思います。僕も何回も観させてもらって、観るたびに発見があって、細かい部分にも趣向が張り巡らされていて、何回でも楽しめる作品ですが、さらに4DX、MX4Dが導入されるという事で、どのシーンでどういう仕掛けがあるんだろうとか、感情がさらに休まる暇がない、どうなってしまうんだろうという気持ちです。どうなっていくんだろう『事故物件 恐い間取り』は。自分が体験したものや書いたものをどんどん皆さんにいろんな楽しみ方を作っていただいて、面白いことになってるなという感じです。

■実際に体験してみてどうでしたか?
恐いを通り越して面白かったですね!特にクライマックスシーンは壮大なアトラクションというか、凄いお得な遊園地というか、ジェットコースターは5分くらいで終わるのに、それが2時間通して映像もあって体験できるという色んな意味の絶叫系遊園地ですよね。水、匂いなど色んな仕掛けが面白かったです。

■一番印象に残ったシーン、注目してほしいシーン
映像とリンクというよりは心情とリンク、登場人物の気持ちとリンクしている部分があったりして、それが面白いなと思います。自分がつらい時・切羽詰まった時、心がキューっとなる瞬間を物理的に感覚で味合わせてくれるというのは新しいなと思いました。僕が実際に事故物件で使われてない駐輪場の裏の廊下を探索した時に、足をペタペタペタと何かに触られた体験があったのですが、あの時を思い出させる「何かに触られる」という恐怖はどのシーンか言えないが、うぉーっとなりました。

■今後4DX、MX4Dをご覧になる方へ一言
住んでる事故物件に座椅子があるのですが、布団でなく座椅子で寝てしまうことがよくあり、朝起きたら色んな所が痛くなっていたりします。もしかしたらこの4DX、MX4Dで体験したような感覚が寝ている間にも起きているんではないか。もしそうだとするのなら「事故物件座椅子体験」を皆さんも体験できる!笑
色んな仕掛けがありますが、正直この映画に関してはどこまでが人為的な仕掛けで、どこからが「実はプログラムではそんな仕掛けしてないよ」という可能性もあるのではないのかなと。だからあなたが今感じているのは4DX、MX4Dによる感触なのか、もしかしたらそれ以外の感触の可能性もあるんじゃないかなと、、。その辺も疑いながら体験してみてるとより恐いと思います。

■20億円を超える大ヒット!多くの方にご来場いただいていますが、今のお気持ちは?
現実感がないというか、色々な関係者が良かったねとなっていることが嬉しいですし、作り上げた監督・スタッフ製作陣・宣伝の方々、そして役者陣・演出陣、すごく大事に大切に作品をみんなで扱って盛り上げようとしてくれた感じがありました。観に来て下さる方もこんなに恐い題材にも関わらず、面白さを進んで見つけてくださり、この作品に対する皆さまの深い愛情に感謝しています。

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