映画『キネマの神様』
各界から絶賛の声続々!
※50音順
秋本治
漫画家
感動しました。
当時の映画黄金期を思い出しました。
亀有の実家の隣りが映画館で、実家の庭から、映画の音楽が聴こえてました。
映画館は毎週満席で、立見が当たり前でした。封切り日は長蛇の列で、実家は人の波でした。
晩年は名画座となり、『キネマの神様』に出ている映画館の様になり、遠くから映画ファンが来てましたね。
『キネマの神様』は楽しさと悲しさが同居して、映画の歴史を感じ、懐かしくなりました。
犬童一心
映画監督
感動した。21世紀、夢を見失い、うろうろと迷う今。
敗戦後、貧しかったはずの撮影所、その夢を信じて輝く青春のなんと豊かなことか。
行く先を迷いながらも、人と人が語り合い、見つめ合い共に歩くことの幸せがスクリーンから溢れ出す。今、何に価値を与えるべきか? 山田洋次89歳89本目の真っ直ぐなメッセージ。
魚乃目三太
漫画家
ギャンブル好きで破天荒
だけど本当はシャイで繊細な面もある
主人公のゴウ
キネマの神様は 最後に最高のエンディングを用意してくれた…
それは僕の見たかったエンディング…
人は本当に作りたいものをを作るとき
夢中になって…
周りなんて見えなくて…
それは 年を取っても 取ってなくても関係なくて…
見終わった後、楽しくて 切なくて 心がギュッとなる
そんな映画でした…
大竹しのぶ
女優
人生において、いつが幸せだったのだろうか。
迷ったり、後悔したり。いつの間にそんなことも考えず必死に生きてゆく。
それでいい。神様は最後に必ず小さな愛をくださるのだから。
これから続く映画100年の為に、山田監督が本当に優しい作品を作ってくださいました。
GAKU-MC
ラッパー
キネマの神様。
父にも青春があって、母にも物語がある。そんな当たり前のことを時々忘れるのは忙しすぎる日常のせいだろうか。
好きなことにとにかく正直な主人公を見て、久しぶりにとうさんのことを思い出した。
この映画、一緒に見たかったなあ。
笠井信輔
フリーアナウンサー
日本映画黄金期を体験した山田監督の本音が詰まった面白すぎる
“実話”であるとともに、これまであまり語られることのなかった奥様へのラブレター。
今は亡き志村けんさんへの優しさにも涙した。
北川悠仁(ゆず)
ミュージシャン
表層的な刺激や過剰なフックではなく、
心の真ん中に暖かく切なく届きました。
不器用ながらもひたむきにぶつかり合いながら、
人間味あふれるものづくりに向き合う。
そんな情熱のある時代に憧れます。
表現をすることが、どこか息苦しくなっている近頃。
それでも、時代が変わっても変わらぬ"ものづくりの灯火"を、
この映画から受け取った気がします。
撮影中にコロナ禍となり、2度の公開延期などいくつもの苦難を乗り越えて、
ようやくたどり着いた作品だと思います。
キャストやスタッフの皆様、そしてなにより、
山田洋次監督の映画への愛に脱帽です。
倉本美津留
放送作家
映画『キネマの神様』に映画の神様がタイトル通りに正に舞い降りてきていた。数々の試練を与えられ、それを乗り越えた先にある、乗り越えなければ決して遭遇できない眩しすぎる奇跡。その感動を共有できる稀有な作品が、松竹映画100周年という機会に奇跡的に誕生した。奇跡は本当に起こるのだ!!!!ということを証明してくれた最先端の出来事だと感じています。
それにつけても俳優ジュリー最高!!!!!!
小堺一機
山田監督の、映画と松竹へのラブレター!
それに寄り添った方々に感謝!
映画館に行きたくなる映画でした!映画館には神様は居る!
コシノヒロコ
ファッションデザイナー
志村けんの代役を務めた沢田研二が、素晴らしいキャラクターを作り上げていた。映画を愛して止まない一人の男の、過去と現在を行き来するファンタジー。原作の発想が面白い。素朴で人間味あふれ、ノスタルジック。泣けた。
坂本龍一
音楽家
これこそ真に山田洋次監督にしか撮れない「写真」だ。
映画作りの現場を愛する者にはたまらない場面ばかり。
桜井和寿(Mr.Children)
ミュージシャン
久しぶりに、嗚咽を堪えて泣きながら映画を観た。
人を、家族を、日常を、優しく愛でるような、あたたかな視線を映画から感じ取りながら、
「自分の日常も、誰かが優しい視点で見届けてくれているのかも」という安心感と、また、そうあって欲しいと切実に願うような気持ちで、胸がパンパンになって溢れ出た。
そうだ。思い出した。
昔、嗚咽しながら観た映画。
『ニュー・シネマ・パラダイス』
僕が今も一番好きな映画。
あの映画も、映画とそれに関わる人達を描いた映画。
ストーリーとか、音楽とか、感動の要因は沢山あるんだと思うけれど、きっと僕は映画を愛する人達が、
映画を撮ったその映画に、やられてしまったのだと思う。
山田洋次監督とそこに関わる方々の映画への愛に、情熱に、嗚咽するほど感情が動かされるのだと思う。
周防正行
映画監督
その昔、撮影所は夢の工場だった。山田監督が描く撮影所で働く人たちの姿にワクワクしながら、かつてフィルムに宿った「映画の神様」は、これからも迷わずに降りてきてくれるに違いないと思った。
鈴木もぐら(空気階段)
お笑い芸人
劇中、園子さんが淑子ちゃんに「郷ちゃんといる後悔、 郷ちゃんと離れる後悔、どちらの後悔を取るかよ」と言っていましたが、僕個人的には郷ちゃんは淑子ちゃんといても園子さんといても幸せだったのではないかと思います。そして、淑子ちゃんといたことが大正解のような気がします。
後悔と幸せは紙一重という事を描かれてもいるのかなあと勝手に感じました。
とても面白かったです!
鈴木敏夫
スタジオジブリ・プロデューサー
昭和22、23、24年、この三世代で800万人いた。
いわゆるベビーブーマー。その一番のアイドルがジュリーだった。
ジュリーこと沢田研二とぼくは同い年。上京したのも同じ頃。
だから、年を取っても、ぼくは彼から目を離せない。
瀬々敬久
映画監督
日本映画の青春期を描きながら、コロナ禍の現代に生きる意味を問う、現実に挑む映画の姿。それでいて「笑う」ことの大切さ、その初期衝動を未だに持ち続けている気概。今を生きている映画だと思いました。
立川志らく
落語家
沢田研二と志村けんの二人を同時に描いた奇跡の映画。
映画の神様に愛された山田洋次監督による映画愛に溢れた映画ファンの夢を具現化した傑作!
俵万智
歌人
過去と現在だけではなく、若い世代のお孫さんが、
おじいちゃんとの関わりの中で活躍するところに、
未来への希望を深く感じ、心に染みました。
中野量太
映画監督
昔から、映画の現場には神様がいると言われている。
でも、その姿を実際に目にした人に会ったことがない。
苦難を乗り越え、映画愛に満ち溢れた『キネマの神様』を観た時、
僕は一瞬、スクリーンの中に、映画の神様を見た気がした。
名越康文
精神科医
作り出すことの魔法にかかった者は
逃げ出すか、命懸けになるしかない
でも逃げ出した奴の中に
一番純粋なものがあるんじゃないか
藤巻亮太
ミュージシャン
「キネマ」は遡ること1891年、アメリカの発明家トーマスエジソンが発明した、1人でのぞき込んで映像を楽しむキネストコープが語源とされている。
目の前の世界が録画され何度も再生して観れるなんて当時の驚きは如何程だったであろうか。
やがて記録用としてだけではなく映像を繋げて物語をつくろうと映画は誕生した。
そこにはありとあらゆる自由と可能性がある。何を撮ってどんな物語を紡いだっていい。全ては観る側に委ねられている。
「キネマの神様」を観てその自由と可能性に魅せられ、情熱を注ぎ込んだ人たちの生き様に胸が打たれた。
映画でしか伝える事のできない何かがあり、人の心を揺さぶる魔法のような力がそこにはあるのだ。
Micro(Def Tech)
アーティスト
気づいたら温かい涙が溢れ続けていて、
ここまで自分の家族とクロスオーバーした映画は見たことがありませんでした。
懐かしさと新しさが溶け合っていて、
決して懐古主義ではなく、今も力強く生きること、
夢や希望を持って生き抜くことの大切さをこの映画から改めて教わりました!
三浦知良
プロサッカー選手
泣いちゃうよね、これは。
映画界で、今なお走り続ける山田洋次監督。
職業は違いますけど、
やり続ける、創り続ける精神に憧れます。
水川かたまり(空気階段)
お笑い芸人
ゴウの映画に対する愛情で家族との絆が再生していくのが美しかったです。
ゴウには人に愛される才能があるんだなと思いました。
柳家花緑
落語家
コロナ禍のいま、不足してる心のエネルギーをキネマの神様が満たしてくれました。
「愛のある、悔いの無い人生を送りたい。」観終わってそう思いました。
そして、自分の人生、つまり自分自身のドラマとも、もっと向き合おう!
そんな強い力もいただけた。令和の名作誕生!山田洋次監督おめでとう御座います。
YOU
タレント
なんて!!なんて面白かったんだろ!! 映画館なのだ!! ロマンなのだ!!
実はちょっとだけ期待してないとこあって。。。土下座!! 最高した!!
そして ありがとうございます!!
渡辺えり
女優
映画はこの世の孤独な魂、弱い立場の人々に生きる勇気を与える、永遠の一輪の花ですね。
映画館に行けば、そんな映画を愛してやまないスタッフキャストにいつでも会える。スターの瞳に映り込んでいる助監督のカチンコにも永遠が宿っている。この映画を観ていて何度も泣けるのは、映画をこよなく愛する登場人物たちがいとおしくてたまらないからだ。
ゴウさんと監督のピュアな映画愛に乾杯。
映画.com
副編集長 大塚史貴
21世紀の日本映画界にとって、大切な、大切な作品。
躍動する“活動屋”たちの姿に
志村けんさんも、きっと天国から目を細めて微笑んでおられるはず。
映画ナタリー
奥富敏晴
野田洋次郎さん演じる映写技師テラシンが言います。
「カットとカットの間に神が宿るんだ。映画の神様が」と。
僕はこの映画で3回、映画の神様の存在を感じました。この数字が多いのか少ないのかわかりませんが、すべて1960年代の食堂のシーンです。
山田洋次監督が自身の青春時代を投影した過去パートには、確実に映画の神がいました。観た人がそれぞれの神様を語り合えたら、楽しいですよね。
シネマトゥデイ
映画愛にあふれる山田洋次監督の最高傑作。
どこか懐かしく、それでいて新しい。
日本映画のすべてがここにあって輝きを放っている映画の宝箱のような作品である。
ぴあ編集部
中谷祐介
映画をつくる人、その周囲の人、映画を上映してくれる人、そして私たち映画を観ている人……
“キネマの神様”はそのすべてを見ているのではないか?
そんな想いがよぎる映画だと思います。
“映画館”でぜひ!
MOVIE WALKER PRESS編集部
情熱渦巻く映画の黄金期を、次世代を牽引する俳優たちの熱演で追体験できる、若い世代にこそ観てほしい一本。
倦怠感が漂ういまの時代に、本作が描く"夢中になる""人を想う"ことの尊さがじんわりと心に残る。
リアルサウンド映画部
菅田将暉、永野芽郁ら今を輝く俳優たちによる、眩ささえ感じる撮影所でのかけ合いに、沢田研二の故・志村けんさんの遺志を継ぐかのような好演ーー。
コロナ禍の中、明るい光を放つ本作を観ると、“キネマの神様”はいると思ってよさそうだ。
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当時の映画黄金期を思い出しました。
亀有の実家の隣りが映画館で、実家の庭から、映画の音楽が聴こえてました。
映画館は毎週満席で、立見が当たり前でした。封切り日は長蛇の列で、実家は人の波でした。
晩年は名画座となり、『キネマの神様』に出ている映画館の様になり、遠くから映画ファンが来てましたね。
『キネマの神様』は楽しさと悲しさが同居して、映画の歴史を感じ、懐かしくなりました。