電話してね 03-6820-6910 フィルマークス3月公開映画期待度ランキング第3位
暗闇にいる友達の友達を探せ CP実施中! 徹底解析ページ 鑑賞後にお読みください

INTRODUCTION

イントロダクション
30年間で10の家族が惨殺された未解決事件―
恐怖の映画史が覆った

2024年の夏、1本の映画が全世界の注目を集めた。新人FBI捜査官が、30年間未解決の連続殺人事件に挑む──。その未知なる恐怖と衝撃が話題となり、2024年の独立系映画の全米興収NO.1、過去10年における独立系ホラーの全米最高興収、北米配給NEON史上最高興収を樹立。「2024年ベストホラー第一位」(VARIETY)に選出されるなど絶賛評が続出した話題作がついに日本解禁。

主演はスクリーム・クイーンとして不動の地位を築いた『イット・フォローズ』のマイカ・モンロー。そして製作を兼任したニコラス・ケイジが、40年以上のキャリアで初めてシリアルキラー役に挑戦。異様な風貌と常軌を逸した怪演も大きな反響を呼んだ。監督は、長編4作目となるオズグッド・パーキンス。革新的なオリジナリティーに満ちあふれた本作で、恐怖映画の新たな巨匠として躍り出た。

STORY

ストーリー

1990年代半ば、オレゴン州。FBI支局に勤める新人捜査官のリー・ハーカーは並外れた直感力を買われ、重大な未解決事件の担当に抜擢される。ごく平凡な家族の父親が妻子を殺害したのち、自ら命を絶つ。そのような不可解な殺人事件が過去30年間に10回も発生していた。いずれの現場にも侵入者の痕跡はなく、“ロングレッグス”という署名付きの暗号文が残されていたのみ。“ロングレッグス”とは一体何者なのか。真相に迫ろうとするハーカーは暗号文を解読し、事件にある法則を見出すが、その正体も行方も依然としてつかめない。だがやがてハーカーの過去とロングレッグスの意外な接点が浮上し、事件はさらなる恐ろしい事態へと転じていくのだった...。

Maika Monroe
リー・ハーカー

1993年生まれ。アメリカ カリフォルニア州出身。ザック・エフロン、デニス・クエイドと共演した『チェイス・ザ・ドリーム』(2012・未/ラミン・バーラニ監督)で長編映画デビュー。2014年、デヴィッド・ロバート・ミッチェル監督『イット・フォローズ』で大ブレイクし、2015年バラエティ誌の“注目すべき俳優10人”に選ばれハリウッドの新星としての地位を確立する。主な出演作品に、『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』(2016/ローランド・エメリッヒ監督)、ティモシー・シャラメ共演『HOT SUMMER NIGHTS/ホット・サマー・ナイツ』(2017/イライジャ・バイナム監督)、イザベル・ユペール、クロエ・グレース・モレッツ共演の『グレタGRETA』(2018/ニール・ジョーダン監督)、ゲイリー・オールドマンと共演の「TAU/タウ」(2018・Netflix/フェデリコ・ダレッサンドロ監督)、ジェイミー・アレン・ホワイト共演『アフターエブリシング』(2018 /ハンナ・マークス、ジョーイ・パワー監督)、『ハニー・ボーイ』(2019/アルマ・ハレル監督)、『神は銃弾』(2023/ニック・カサヴェテス監督)など。待機作に『イット・フォローズ』の待望の続編『They Follow』(デヴィッド・ロバート・ミッチェル監督)など。

CAST

キャスト
Nicolas Cage/ Producer
ロングレッグス/プロデューサー

1964年生まれ。アメリカ カリフォルニア州出身。フランシス・フォード・コッポラを叔父に持つ。『初体験/リッジモント・ハイ』(1982/エイミー・ヘッカリング監督)で映画デビュー。主な出演作品に『ワイルド・アット・ハート』(1990/デヴィッド・リンチ監督)、アカデミー賞®、ゴールデングローブ賞、全米批評家協会賞などを受賞した『リービング・ラスベガス』(1995/マイク・フィギス監督)、『ザ・ロック』(1996/マイケル・ベイ監督)、『あなたに降る夢』(1994/アンドリュー・バーグマン監督)、『コン・エアー』(1997/サイモン・ウェスト監督)、『フェイス/オフ』(1997/ジョン・ウー監督)、『シティ・オブ・エンジェル』(1998/ブラッド・シルバーリング監督)、2度目のアカデミー賞®にノミネートされた『アダプテーション』(2002/スパイク・ジョーンズ監督)、『ロード・オブ・ウォー』(2005/アンドリュー・ニコル監督)、『キック・アス』(2010/マシュー・ヴォーン監督)、『PIG/ピッグ』(2020/マイケル・サルノスキ監督)、『マッシブ・タレント』(2022/トム・ゴーミカン監督)など出演作は100本を超える。プロデューサーとしてもサターンフィルムを立ち上げ活躍している。近作ではアリ・アスター製作A24の『ドリーム・シナリオ』(2023/クリストファー・ボルグリ監督)、『シンパシー・フォー・ザ・デビル』(ユヴァル・アドラー監督)が2月公開予定。

Blair Underwood
カーター捜査官

1964年生まれ。アメリカ ワシントン州出身。1985年『クラッシュ・グルーブ』(未/マイケル・シュルツ監督)で映画デビュー。俳優、監督、プロデューサーとしてテレビ、舞台で活躍している。2020年に舞台「A Soldier's Play」のリバイバル版に主演、トニー賞演劇主演男優賞にノミネートされた。2009年『The Bridge to Nowhere』(未)で長編監督デビュー。2012年に「欲望という名の電車」でスタンリー役を演じ、ブロードウェイデビューを果たす。主な出演作品に、『ディープ・インパクト』(1998/ミミ・レダー監督)『SET IT OFF』(1996/F・ゲイリー・グレイ監督)、「L.A.LAW/7人の弁護士」シリーズ(1987~94・TV)、「セルフメイドウーマン ~マダム・C.J.ウォーカーの場合~」(2020・TV)など。

Alicia Witt
ルース・ハーカー

1975年生まれ。アメリカ マサチューセッツ州出身。7歳の時にデヴィッド・リンチ監督『砂の惑星』(1984)で映画デビュー。俳優、シンガーソングライターとしても活躍する。主な出演作品に「ツイン・ピークス」(1990・TV)、『陽のあたる教室』(1995/スティーヴン・へレク監督)、『フォー・ルームス』(1995/アリソン・アンダース監督)、『ルール』(1998/ジェイミー・ブランクス監督)、『88ミニッツ』(2007/ジョン・アヴネット監督)、『バニラ・スカイ』(2001/キャメロン・クロウ監督)、『トゥー・ウィークス・ノーティス』(2002/マーク・ローレンス監督)、『ラスト・ホリデー』(2006/ウェイン・ワン監督)」など。

Kiernan Shipka
キャリー・アン・カメラ

1999 年生まれ。アメリカ イリノイ州出身。大ヒットシリーズ『MAD MENマッドメン』に出演。『思い出のマーニー』(2014/米林宏昌監督)英語版のマーニーの声優を務める。オズグッド・パーキンス監督作では『フェブラリィ~消えた少女の行方~』(2015)に出演。そのほかの出演作に『フェーズ6』(2009/アレックス・パストロール監督)、『シークレット・チルドレン 禁じられた力』(2015/アンドリュー・ドロス・パレルモ監督)、『ツイスターズ』(2024/リー・アイザック・チョン監督)、『レッド・ワン』(2024/ジェイク・カスダン監督)など。

Filmmaker

監督プロフィール
Osgood Perkins/Writer, Director

1974年生まれ。アメリカ ニューヨーク州出身。エマ・ロバーツ主演、A24製作『フェブラリィ~消えた少女の行方~』(2015)で監督デビュー。『呪われし家に咲く一輪の花』(2016)では、ルーシー・ボーイントンとルース・ウィルソンを主演に迎えた。『グレーテル&ヘンゼル』(2020)から4年ぶりの本作は監督第4作目となる。俳優としても活躍しており『キューティ・ブロンド』(2001/ロバート・ルケティック監督)では、リース・ウィザースプーン、ルーク・ウィルソンと共演。『セクレタリー』(2002/スティーヴン・シャインバーグ監督)、クリス・パイン主演の大ヒットSF映画『スター・トレック』(2009/J・J・エイブラムス/監督)、『NOPE/ノープ』(2022/ジョーダン・ピール監督)に出演している。

DAILY DEAD
DREAD CENTRAL
SLASH FILM

REVIEWS

レビュー
この10年でいちばん怖い映画 FLICKERING MYTH
地獄の底から直送された、連続殺人鬼スリラー INVERSE
映画そのものから邪悪な何かが発せられている IGN
『羊たちの沈黙』以来、最高の連続殺人鬼映画 AWARDS RADAR

どう言えばいいのだろうこの物凄い緊張感を。
何か恐ろしいものが出てくるというのではなく、こちらの常識が終始ひっくり返りそうになるのだ。

黒沢清 (映画監督)

研ぎ澄まされたビジュアルとサウンド、荒唐無稽な厨二病じみた狂気!
本作が孕んだ狂気は、日本の観客の多くを迷宮の闇へと誘うだろう。
『羊たちの沈黙』×『シャイニング』×『セブン』×『ゾディアック』...
明らかに影響を感じる映画はたくさんあるが、
この妙に映画偏差値の高そうなホラーを印象のままに受け止めてはいけない。
陰鬱とした空気に宿る闇の正体は厨二病のそれに似ている...
その意味では『ゲットアウト』なども入ってくるかもしれない。
T.Rex の“Get It On”が本作で初めての方は一生この印象に囚われるかもしれない。
難解に捉える必要は無い...厨二病から始まる逃れようのない自我の嵐、
人の心と身体に宿る正体不明の闇そのものが化け物であり、恐怖なのだ。

清水崇 (映画監督)

子どもの頃通っていたレンタルビデオ屋に「こわい棚」があった。サイコスリラー、オカルト、心霊。
全部まとめて異様な障気を放つそのコーナーを恐れつつ惹かれていた。あの一角まるごとが一本の映画になったような映画が『ロングレッグス』だった。
濃縮された悪意であり恐怖を描くジャンル横断型映画。好きです。

近藤亮太 (映画監督)

おぞまし過ぎるロングレッグス(あしながおじさん)の不快な魅力に憑りつかれました

背筋 (作家)

これほど謎に満ちていて、不気味で陰惨で救いがないのに、なぜかお洒落で軽快で美しくて、
それが最高に気持ち悪い。

尾崎世界観 (クリープハイプ)

異様な静寂。引き攣った記憶。不吉な兆候。連鎖。
『ロングレッグス』は、観る者を深淵へと引きずり込む。
そしてその呪詛は、不思議と詩的な美しさがある。それが怖い。

大森時生 (テレビ東京 プロデューサー)

好きな映画は開始5秒で胸を掴まれる。
ホラー映画は開始5秒でもう怖い。
まさにそれ。
開始5秒で怖くて好きな映画だと思った。
BGMは昔ながらのホラーな音をあえて使っている感じ。
カット割や色も懐かしい感じなんだけど新しくもある。
芝居している後ろで流れているテレビも不気味。
最後まで引っ張られるストーリーも最高でした。

品川ヒロシ (映画監督)

良質ホラー三原則とは!!90年代アメリカ!!FBI捜査官!!殺人鬼!!
これはUSホラー黄金期のDNAを引き継いだ新時代のホラー作家による正拳突きのようなA級ホラー映画だ。
そして生き生きとした不穏さを垂れ流しながらスクリーン内を支配するニコラス・ケイジを見れるのは「ロングレッグス」だけ!!もういい!?

おミュータンツ 宮戸フィルム (お笑い芸人)

僕は、特に映画に詳しいとか造詣が深い訳ではありません。
ただそんな僕でも、この映画のヤバさだけはわかりました。
不気味すぎて、観た後「なんでこの仕事を引き受けたんだろう」と若干後悔しました。

ミルクボーイ 駒場 (お笑い芸人)

え!?あれニコラス・ケイジだったの...!?って気付かないくらい殺人鬼にドハマりした"怪演"ニコラス・ケイジが凄まじい!
"怪演"て言葉じゃ足りないほどキモ恐ろしい...!
FBIが謎を追う本格スリラー!

シネマンガ おざき映画館 (お笑い芸人)

こんな足長おじさん(ロングレッグス)は恐ろし過ぎる!!

広角レンズの映像はとにかく不穏でスタイリッシュ、耳に貼り付く音響が恐怖を掻き立てる!
ヒトコワか否か断定させぬまま終盤にもつれ込むストーリーの上手さ、答え合わせの鮮やかさには舌を巻いてしまった!!
飛び交う前情報を頭から排除し、真っさらな状態で臨むべき快作!

2025年コガデミー助演男優賞はニコラス・ケイジに決定!!

こがけん (お笑い芸人)

*敬称略、順不同