第97回アカデミー賞インド代表国際長編映画賞 第3回紅海国際映画祭正式出品 第48回トロント国際映画祭正式出品 第26回上海国際映画祭正式出品
すべては、すべては、
ありえないありえない
“かん違い”から“かん違い”から
はじまった―。はじまった―。
大絶賛コメントが続々到着!
初日満足度ランキング第3位
米レビューサイトRotten Tomatoes 批評家100% 観客95%(2024/7/29時点)
前代未聞な物語を、誰もが笑顔になるユーモアで描く完璧な作品!- The Film Stage
歓喜あふれる傑作! - Indiewire
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INTRODUCTION

イントロダクション

すべては、あり得ない
“かん違い”から始まったー。
運命のいたずらを幸せに変える
感動の物語!

同じベールで顔が隠れた2人の花嫁が、花婿の家へ向かう満員列車の中で取り違えられた!? 奇想天外に始まるのは、育ちも性格も全く異なる2人の女性の想定外の人生。トロント国際映画祭でスタンディングオベーションを巻き起こし、Rotten Tomatoesでは批評家100%、観客95%という驚異の高評価をキープ、世界中の映画ファンを魅了している話題作がついに日本公開となる。
山と大地がどこまでも広がる壮大な自然、家族愛に溢れる結婚式、色鮮やかなサリーや繊細な装飾が優美なジュエリー、スパイス香る屋台メシなど、物語を彩るインドの魅力にも心が躍る!
予期せぬ旅を通して、全く新しい価値観と可能性を手にした2人の女性。やがて彼女たちは「幸せって何?」と自らに問いかけ、周りをも笑顔にしながら、初めて自分の手で人生を切り開いていく。逆境を幸せに変える2人に笑い泣く、感動の物語!

インドの国民的大スター
アーミル・カーン プロデュース!

プロデューサーは、スーパーヒット作『きっと、うまくいく』などの主演で圧倒的な人気を誇るアーミル・カーン。2013年には米「タイム」誌の「世界で最も影響力のある100人」に選ばれた、インドが誇るカリスマだ。自身が審査員を務めるコンテストで本作の原案となる脚本を発掘し、キラン・ラオに監督を託した。キランは監督デビュー作『ムンバイ・ダイアリーズ』でいきなりトロント国際映画祭プレミア上映の栄誉を受け、ムンバイ映画祭の理事を務めるなどインド映画界を担う逸材。これまで共に数々のヒット作を生み出してきた2人がタッグを組み、新たな傑作が誕生した。

慣習に従い決められた道を歩んできたが、自らの足で未来へと踏み出そうとするプールを演じたのは、子役から活躍しインドでインフルエンサーとしても大人気のニターンシー・ゴーエル。向上心に燃えて広い世界を目指そうとする一方で、弱い立場の人々や傷ついた人を温かく励ますジャヤには新鋭プラティバー・ランター。そして2人の間で運命のいたずらに翻弄される純粋で愛情深いディーパクを演じたのは、アーミル・カーンに才能を見いだされたスパルシュ・シュリーワースタウ。オーディションによって大抜擢された期待のライジングスターたちの競演も見所のひとつとなっている。

STORY

ストーリー

インド、大安の吉日。
同じ赤いベールで顔が隠れた2人の花嫁が、
たまたま同じ満員列車に乗り合わせて―!?

2001年、とあるインドの村。プールとジャヤ、結婚式を終えた2人の花嫁は同じ満員列車に乗って花婿の家に向かっていた。だが、たまたま同じ赤いベールで顔が隠れていたことから、プールの夫のディーパクがかん違いしてジャヤを連れ帰ってしまう。置き去りにされたプールは内気で従順、何事もディーパクに頼りきりで彼の家の住所も電話番号もわからない。そんな彼女をみて、屋台の女主人が手を差し伸べる。一方、聡明で強情なジャヤはディーパクの家族に、なぜか夫と自分の名前を偽って告げる。果たして、2人の予想外の人生のゆくえは──

Staff Profile

スタッフプロフィール

監督・プロデューサー:キラン・ラオ

1973年ハイデラバード生まれ、コルカタで育つ。父方の祖父は王族出身で、外交官を経て出版社を経営していた。伝統あるカソリック系の女子校ロレート・ハウスで学び、19歳のときに家族でムンバイに移住。同地のソフィア女子大学を卒業。その後デリーのジャミア・ミリア・イスラミア大学で修士号を得ている。
アカデミー外国語映画賞(当時)にノミネートされた2001年の大作映画『ラガーン』のアシスタントディレクター、同年ベネチア国際映画祭金獅子賞を受賞したミーラー・ナーイル監督『モンスーン・ウェディング』のセカンドアシスタントディレクターを務め、映画業界でのキャリアをスタート。プロデューサーとして、『こちらピープリー村』(10)、『デリー・ゲリー』(11)、『ダンガル きっと、つよくなる』(16)、『シークレット・スーパースター』(17)など数々のヒット作を製作。2010年の『ムンバイ・ダイアリーズ』で監督デビュー。アーミル・カーンが主演を務める同作は、トロント国際映画祭でプレミア上映され、高い評価を受けた。
私生活では、『ラガーン』の撮影現場で出会ったアーミル・カーンと2005年に結婚。2021年に夫婦関係を解消したが、アーミルは本作の製作を務める他、共同設立した水の安全と持続可能で採算性のある農業を目指すNGO「パーニー(水)・ファウンデーション」でも共に活動を続けている。

プロデューサー:アーミル・カーン

1965年生まれ。ムンバイ出身。俳優一家の出身で、子役でキャリアをスタート。アカデミー賞外国語映画賞(当時)にノミネートされた2001年の大ヒット映画『ラガーン』では村人たちのリーダー役で主演。日本では2009年の大ヒット作『きっと、うまくいく』で広く知られるように。“インドの国宝”や、“ミスター・パーフェクト”の異名を持ち、役柄に応じて体形を自在に変える役作りや、歌と踊りだけでなく、社会的・文化的なテーマをボリウッド映画にもたらしたことでも知られている。自身が設立したアーミル・カーン・プロダクションズでプロデューサーも務めており、主演作『ラガーン』、監督・主演の『地上の星たち』(07)、主演作『ダンガル きっと、つよくなる』(16)、『シークレット・スーパースター』(17)、そして本作を製作している。その他の主な出演作に『チェイス!』(13)、『PK ピーケイ』(14)。福祉、教育などの社会問題にも関心が深く、2013年には米「タイム」誌の「世界で最も影響力のある100人」に選ばれた。

プロデューサー:ジョーティー・デーシュパーンデー

ムンバイ大学経営学修士号取得後、映画会社エロス・インターナショナルを経て、2012年から大手財閥リライアンス・インダストリーズのメディア&コンテンツビジネス部門の責任者を務める。傘下の製作会社ジオ・スタジオでは、2023年に年間100以上の映画、TV、ウェブ作品を手掛けている。2021年からは、パラマウント・グローバルとインドのTV18が立ち上げた合弁会社ヴァイアコム18のCEOにも就任。四大メディア企業初の女性CEOとなる。二つの企業を経営する傍ら、プロデューサーとして数々の作品を送り出している。

撮影監督:ヴィーカス・ノゥラカー

タスマニア大学で東洋哲学と環境経済学を学ぶ。90年代にMTVでプロデューサーを務めたあと、ニューヨーク映画アカデミーのワークショップに参加。広告、ミュージックビデオ、ドキュメンタリーから長編映画の撮影監督として、さまざまなフィールドで活躍している。主な作品に、プリヤンカー・チョープラが出演した『ザ・ホワイトタイガー』(21) 、インドの神話を題材にしたアクション・アドベンチャー大作『ブラフマーストラ』(22)などがある。

音楽:ラーム・サンパト

1977年生まれ、ムンバイ出身の作曲家、音楽プロデューサー、ミュージシャン。アーミル・カーン製作の『Delhi Belly』(11・原題)の音楽が高く評価され、一躍有名になる。『Talaash』(12・原題)、『Raees』(原題・17)など多くのヒット作の映画音楽を手掛けている。妻はインド映画音楽界を代表する女性シンガーのひとり、ソーナー・モハパトラ。女性の社会的地位向上を目指す活動家としても有名な彼女が、劇中でプールが花婿の家に向かうシーンで流れる曲「Beda Paar」を歌っている。

Cast Profile

キャストプロフィール

「花嫁はどこへ?」にまつわるインドの豆知識

結婚事情

家同士で決める結婚は、現代のインドでも一般的。結婚は本人だけの結びつきではなく、コミュニティ内でこの先ずっと生きていくためのものと考えられているので、ほとんどの人が親の決めた相手と結婚する。恋愛関係にあってもカーストや宗教が違う場合、家庭環境に大きな差がある場合は結婚が非常に難しい。

結婚の日取り

インドでは、ヒンドゥー教徒家庭の場合、主な行事の日取りは何事でも、パンディト(僧侶、あるいは占星術師)による占星術の結果で決まる。大きな行事の時、特に結婚式は、必ずと言っていいほどパンディトの所に行って相談し、結婚式や付随する各行事の日時を決めるのが一般的。

持参財

ヒンディー語では「ダウリー」または「ダヘーズ」と言い、花嫁側からのものは「持参財」、夫側からのものは「婚資」と訳される。持参財は嫁の実家から婿側に対する贈り物という概念の品物等と、嫁に行く娘自身の個人財産となるよう親が持たせる現金や金目の物という2種類がある。持参財としては貴金属の装飾品(腕輪、指輪など)が一般的で、これらは万が一の時に現金化でき、妻名義の貯金と同じような役割を果たす。

ベールをすっぽり被るのはなぜ?

「パルダー(元の意味は幕・カーテンで、内と外を隔離する事を意味する)」という習慣に従って、家から外へ出るとき、家に来客があるとき、さらに目上の人と接する時に敬意を払う意味を込めて視線を合わせないため目深に被ることが多い。

ヘナタトゥー

インドでは結婚式や祝いの席で欠かせない伝統装飾ヘナタトゥー(メーヘンディー)。幸運を呼ぶ、祝福のおまじないの意味を持ち、新郎から深く愛され、嫁ぎ先でも大事にされるようにとの願いが込められている。

噛みタバコ

劇中でマノハル警部補がずっと口に入れているのは噛みタバコの一種、「パーン」。キンマの葉に石灰などを塗り、ビンロウの実や香辛料、果物、砂糖などを中に入れて巻いたもので、ガムのように噛んで香気を味わう。

額の赤い印

「ティカ」または「ビンディ」と呼ばれ、ヒンドゥー教徒の宗派をあらわす文様。ティカは男性も女性も付ける宗教的な印で、悪霊から守護する役目も果たしているほか、女性が結婚や既婚を示す際につける。近年はいろいろなデザインや素材で作られるビンディが増え、ファッションの一部として楽しむ女性も多い。

マンジュおばさんの屋台メシ

パコラ

ヒヨコ豆の粉とスパイスを水で溶いた衣で、主に野菜や肉、魚、チーズを揚げたもの。インド風天ぷらともいわれ、スナックとしてインド全域で食べられている。劇中に登場するのは食パンの天ぷらで、間に砂糖やスパイスの効いたじゃがいもが挟んである事もある。

サモサ

じゃがいもやグリンピースなどの具を様々なスパイスで味付けし、小麦粉で出来た生地で包み揚げた揚げパイのようなもの。こちらもスナックとして親しまれ、駅の屋台ではチャイと並んで必ず売っている軽食の一つ。

カラカンド

牛乳を煮詰めて固めたソフトなミルク菓子。インドではお祝いのときに必ず「ミターイ」と呼ばれる甘いお菓子を食べるが、カラカンドも代表的なお菓子のひとつ。砂糖やスパイスを加えたり、ドライフルーツをトッピングしたりレシピは様々。

Comment

コメント

うつくしいインドの自然、日々の食事、ユーモラスな展開に魅せられながら、これは遠いどこかの話ではなくて、私たち自身の物語でもあるのだと、すとんと納得した。代替のきかない私たち個人個人の。

角田光代 (作家)

二人の“花嫁”のハッピーエンドが今も続いていると信じたい。女性達の過酷な境遇に怒りが込み上げるが、おじさん署長の追跡シーンは笑ったし、売店のおばちゃんが最後に自身に許す小さな幸福には痺れた。人間、幸福でありたいですね。

大九明子 (映画監督)

旅に出て、自分を変えてみたい人、
最初の一歩が踏みだせない人、必見!

勇気を出したヒロインたちが教えてくれる。
人生の舵を握るのは、他の誰でもない、
“自分スペシャリスト”の自分自身だけなのだ。

たかのてるこ (『ガンジス河でバタフライ』著者・旅人・エッセイスト)

可愛らしく純真な花嫁&美しく聡明な花嫁。取り違えからはじまるドタバタの中でそれぞれに成長していく姿がまぶしい。インドのシスターフッド、激アツだ!!!

山内マリコ (小説家)

インドの美しい風景の中で繰り広げられる、女性が自分を取り戻すお話。ちゃんとした女性像って誰が決めたんだろう。女性は学びたいことを学ぶより結婚が大事? 日本に住む私たちにとっても無関係ではないと思います。
インド映画界を担う女性監督、キラン・ラオ氏の新作は、全世界の女性の魂に響く物語でした。

犬山紙子 (イラストエッセイスト)

個性を奪う花嫁衣装に所有物のような扱い。
インドで女性の置かれている立場を風刺しながらも、突然の置き去りによって花嫁たちの人生が開けていく様が爽やか。
自分の心の赴くままに学び、稼ぎ、私たち強く生きていこうな、と胸が熱くなった。

宇垣美里 (フリーアナウンサー・俳優)

トンデモナイ事が 映画の世界では時々起きる
広軌道で知られるインドの鉄道
その車内で”事故“が発生
スクリーン上でも観客席でも次第に暗澹たる気分に・・・・
出口が見えない
ところが、突然 波瀾万丈の展開が!
そして インドの明るい未来さえ見えてくるのだから驚きだ
スクリーンに起きる奇跡を楽しんで下さい

久米宏 (フリーアナウンサー)

ふたりの花嫁が嫁ぎ先へ「行けない」理由は、日本においても他人事ではない。家父長制は女性たちを教育から遠ざけ、力を奪い続けている。その現実を可視化し、女性たちに目覚めを促し、男性たちに何をすべきかを指し示す。そうした仕事を本作は、インドの光と色と音楽で彩りながら痛快にやってのけた。

瀧波ユカリ (漫画家)

この映画でさがしているのは、花嫁だけじゃない。彼女たちの尊厳だ。ヴェールの下に隠された野心を、奇想天外な物語が解放する。わきまえないことを決めた女性たちの、やさしい革命に胸を打たれた。

小川紗良 (文筆家・映像作家・俳優)

『パッドマン』よりハッピーで、『マダム・イン・ニューヨーク』よりもエンパワーリング!!
嘘みたいなアクシデントから連鎖していく、可能性に溢れた女性たちの連帯と未来に幸あれ。

ISO (ライター)

ベールによって、姿形だけでなく胸の内にある思いまでをも覆い隠して嫁ぐ2人の花嫁。小さな冒険を通じ、自身の中にある可能性に気付き、自らの意志で一歩を踏み出す姿は、全ての女の子の背中を後押ししてくれるはず!

平田 泉 (国際NGOプラン・インターナショナル)

*敬称略・順不同

ニターンシー・ゴーエル Nitanshi Goel

ニターンシー・ゴーエル

2007年、首都ニューデリーに隣接するノイダに生まれ育つ。52都市で開催された北インドのミス・ジュニアのオーディションで6,000人の中から選ばれ、2012年『僕はドナー』(日本では映画祭上映のみ)の子役でデビュー。『M.S.ドーニー~語られざる物語~』(16/日本では映画祭上映&配信のみ)にも出演後、テレビで人気子役として活躍。また、インフルエンサー、モデルとしても活躍し、テレビCMにも多数出演している。インスタグラムのフォロワー数は1,119万人にのぼる。(24/7/24時点)本作が初主演となり、映画俳優として今後の活躍が大いに期待されている。

プラティバー・ランター Pratibha Ranta

プラティバー・ランター

2000年12月17日、ヒマーチャル・プラデーシュ州シムラに生まれる。シムラで教育を受けた、ムンバイに出て大学で映画製作を学ぶ。2020年テレビ俳優としてデビュー、続けてテレビドラマ2作に出演。本作が映画デビューとなり、映画評論家からは「難しい役を見事に演じた」と賞賛された。Netflixで配信中のサンジャイ・リーラー・バンサーリー監督作のドラマシリーズ『ヒーラマンディ:ダイヤの微笑み』(24・原題)でも、主要キャストの娘シャマ役で出演している。

スパルシュ・シュリーワースタウ Sparsh Shrivastava

スパルシュ・シュリーワースタウ

1999年7月4日、ウッタル・プラデーシュ州アグラに生まれる。ダンサーとしてテレビのコンテスト番組に出演し、2010年にリアリティTV番組の「Chak Dhoom Dhoom」で優勝。その後、「Fear Files」(原題)シリーズなどのドラマに出演して人気を得る。映画出演は、短編映画『Natkhat(わんぱく)』(20・原題)を皮切りに、『Collar Bomb』(21・原題)では準主役を演じた。そして本作では主役の1人と、順調にキャリアを重ねている今後の活躍が期待される若手俳優のひとり。本作への出演は、プロデューサーのアーミル・カーンから直接スカウトされ決まった。

ラヴィ・キシャン Ravi Kishan

ラヴィ・キシャン

1969年7月17日ボンベイ(現ムンバイ)生まれ。親の出身地、ウッタル・プラデーシュ(UP)州ジョゥンプルで7年間過ごす。ムンバイのカレッジを卒業後、1992年にミトゥン・チャクラボルティー主演作『Pitambar(黄色の衣)』(原題)でヒンディー語映画デビュー。以後、シャー・ルク・カーン、シュリーデーヴィーと共演した『Army』(96・原題)などに出演。2000年代には人気を集めたUP州の地方言語ボージプリー語の映画の主演に起用され、たちまちトップスターとなる。2010年代以降は、リアリティTV番組「Sales Ka Bazigar」の審査員の一人としても有名になり、下院議員の総選挙にも出馬するなど、活躍の場を広げる。テルグ語など南インド映画界にも進出、確実な演技ができる中堅スターとして重用されている。Netflixで配信中のドラマ「リーガルな人々」(24)では主演を務めている。

チャヤ・カダム Chhaya Kadam

チャヤ・カダム

10月23日、ムンバイ生まれ。テキスタイル・デザインを学んだカレッジ時代は、カバディの選手として活躍。また、高校、カレッジを通じて演劇活動にも取り組む。複数の短編映画出演後、2010年にマラーティー語長編映画でデビュー。以後、マラーティー語映画を中心に、ヒンディー語映画やマラヤーラム語映画にも出演を重ねている。本年のカンヌ国際映画祭でグランプリを獲得した『ALL WE IMAGINE AS LIGHT』(24・原題)にも出演。2016年のマラーティー語映画最大のヒット作『Sairat(野性)』(原題)では、複数の映画賞の助演女優賞にノミネートされたほか、『Nude』(18・原題)では助演女優賞を獲得するなど、演技力のある俳優として知られている。