この度解禁されたのは、本作の主要キャラクター5人それぞれの想いが映し出されたキャラクターポスター。

あやかしの頂点に立つ一族の次期当主・鬼龍院玲夜(永瀬 廉)は、柚子だけに向ける、慈しむような柔らかな表情が切り取られている。「やっと見つけた、俺の花嫁──」一族の行末を背負い、一人孤独を抱えてきた玲夜が、ようやく柚子という唯一無二の“花嫁”という存在を見出し、運命が動き出した瞬間を象徴するセリフが刻まれている。

対する、東雲柚子(吉川 愛)のポスターにも、「やっと出会えた、私の愛しい人──」と、玲夜との出会いが運命であることを実感する柚子の声が添えられている。玲夜と出会い、その不器用ながらも優しく誠実な姿に惹かれていく柚子が、“鬼の花嫁”にふさわしい人間になろうと静かに覚悟を決めたような、真っすぐな眼差しが印象的。

一方、そんな2人の幸せを阻もうとするのが、狐のあやかし・妖狐の一族である狐月瑶太(伊藤健太郎)。「俺は、花梨の願いを叶えたい その為なら、鬼を敵に回してもかまわない」と、自身の花嫁の花梨への盲目的な深い愛情が露わになっている。あやかし界でも強大な力を持つ妖狐の一族であり、鬼の一族の強さも分かっているはずの瑶太の、それほどまでに“譲れない想い”にも注目。

その瑶太の花嫁、柚子の妹・東雲花梨(片岡 凜)。人間にとって名誉とされるあやかしの花嫁に選ばれたことで、幼い頃から両親に過剰に可愛がられ、姉の柚子を見下してきた。「お姉ちゃんが鬼の花嫁なんて許さない」というセリフが象徴するように、自分の幸せな生活を姉に奪われたという激しい感情が、物語を予期せぬ方向へと狂わせていく…。

そして、妖狐の一族のトップとして圧倒的なオーラを放つ狐雪撫子(尾野真千子)。均衡を重んじ、鬼龍院家の次期当主である玲夜とも対等に接する高貴な存在だ。「花嫁とは、それほどに尊いものか」という意味深な問いかけは、逃れられない運命に翻弄される玲夜や柚子、そして瑶太と花梨を、冷徹に、あるいは慈悲深く見つめているかのようにも取れる。
彼らの想いが衝突する時、玲夜と柚子の<運命>が激しく揺れ動いていく──
映画『鬼の花嫁』は3/27(金)公開❁