今回解禁となったのは、主人公・山縣泰介(阿部寛)がSNSの炎上で逃亡を余儀なくされ、行き場のない怒りをぶつけるシーンと、謎の大学生・サクラ(芦田愛菜)が泰介を追う車中で見せた不穏な場面。本作で初共演となった二人の貴重な2ショットを惜しみなく公開する。
<山縣泰介(阿部寛)シーン>
SNSの炎上がきっかけで逃亡犯となってしまった泰介は、人気のない釣り具店の駐車場に車を止めていた。状況の整理がつかず、癇癪を起こし、声を荒らげる泰介。なぜか助手席に置いてあったネギを持ち、思い切りハンドルに叩きつける。怒りに任せて殴るように何度も叩くと、次第にネギはボロボロになっていく。車体は激しく揺れ、「くそっ!」という声と共に徐々に息も上がっていく。
このシーンについて阿部は、「台本に書いてあって、『何だろうこのネギ?』って不思議に思ってたんですよ!でも現場に行って、『このネギに八つ当たりするのか、大の大人が滑稽だな』と理解して(笑)」と語り、ネギがすぐバラバラになるため、何度かTAKEを重ねたことを明かした。メイキング映像では、車の外から阿部を見守っていたスタッフの笑い声が入り、阿部が真剣に役に向き合ったからこそ生まれたシーンに、制作陣も大満足の様子だ。このシーンを見た芦田も、「ネギがグチャグチャになるぐらいの怒りや訳が分からないという感情を表現されていて、逆に見入ってしまいました。」とした上で、「警察が来た後に映るネギ(単体)がちょっと笑いを誘うんだなと、それがなんかいいなと思いました。よく考えたら可笑しいよなと思って(笑)」とポイントを解説。芦田もイチオシの本編シーンは、是非劇場でご覧あれ。
<サクラ(芦田愛菜)&初羽馬(藤原大祐)シーン>
初羽馬が運転する車の車内。山縣泰介を追うサクラは、大学生インフルエンサーの初羽馬に協力をお願いしていた。初羽馬は「許せないね、犯人。」と声をかける。サクラも強い信念を持った表情で「はい。」と返事をすると、初羽馬はサクラに協力する意思を固める。そんな中、目の前に道路を横断するおばあさんが現れ、車は急停止。その勢いで、サクラのカバンから持ち物が飛び出したのだったが、そこにはタオルに包まれた包丁が……。初羽馬の視線を感じ、急いで包丁をカバンに戻すサクラは、さっきの様子とは打って変わって、「護身用です。」と冷たく言い放つ。サクラはなぜカバンに包丁を忍ばせているのか!?サクラはなぜ泰介を追っているのか……?
必死の逃亡劇の果てに明らかになるのは、#ネタバレ厳禁な衝撃の真実。その“真実”はあなたの目で確認してほしい🔥
明日は我が身のノンストップ炎上エンターテインメント、映画『俺ではない炎上』の今後の続報にも乞うご期待🔥