逃亡犯・山縣泰介の総逃走距離は、約50km!
主演の阿部寛が、走って走って走りまくる!服も心も剝がされて……
ある日突然殺人犯にしたてられた主人公・山縣泰介を演じたのは、阿部寛。阿部は、自身が演じたキャラクターについて、「エリートとして生きてきた男は、自分の正義と過ちに気づかず、すべて正しいと思ってきた。それが、ある事件をきっかけに全部覆されて、自分と向き合わざるを得ない状況に陥った男が必死になって逃げる姿」だと語る。今回解禁となったのは、昼・夕方・夜3つのシーンの山縣の逃走する姿を捉え3枚の新規場面写真。
阿部はインタビューで、「本編では、泰介が必死で逃げるんです。その中にサスペンスの要素もあるけれど、コミカルさも含まれていて、いろんな人物の弱さから何か出てくるわけですよ。だからこそ、人間味が出ていて面白いなと思っています。」と語っている。走り続ける山縣は、時間が経過するにつれて体力と共に精神的にも追い込まれていき、発言から弱音が増えていく。それもそのはずで、泰介の総逃走距離は約50kmにも及ぶ。日本中から追われる中で神経をすり減らしながら走った泰介は、無事に自身の無実を証明できるのか…?
今までの作品にはないほどの走りぶりを見せる阿部だが、走りながらも山縣泰介自身と自身を取り巻く様々な人間模様の間で揺れ、葛藤する内面を絶妙に表現している。阿部が体を張って向き合ったシーンの数々は、是非劇場で確認してほしい。