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“孔明”向井理からの温かい手紙に、上白石が涙…! 「心の底から軍師だと思っている。人生の宝物」 “音楽”をテーマに熱く語り合う、公開記念舞台挨拶レポート

この度、映画の公開を記念して、劇中で繰り広げられるバトルフェスシーンを沸かせたEIKOこと月見英子役の上白石萌歌、shin役の詩羽、ミア西表役の菅原小春の3人の歌姫が再集結した公開記念舞台挨拶を開催!
ファンから募集した質問をもとに、ライブシーンでそれぞれが披露する曲のお気に入りのフレーズや、3人でコラボするとしたらやってみたい楽曲、歌と演技を両立させるための役作りなど、劇中でアーティスト役を演じる彼女たちならではの“音楽”をテーマにしたトークが飛び交うイベントに。また、孔明役・向井理からの手紙もサプライズで読み上げられ、温かい言葉に上白石は喜びの涙を流した。

舞台挨拶前に上白石、菅原と共に応援上映を一緒に鑑賞したファンたちは、その興奮が冷めやらぬ中、再登場したキャストを盛大な拍手で迎え入れ、会場はさらなる熱気に包まれた。笑顔で応えながら登壇した上白石は「英子です!我々もそこの席で映画を観たのですが、応援上映は初めてで!より一層本作への愛が深まりました!」と明るく挨拶をした。

本作の舞台は、3大音楽レーベルが熾烈な争いをくり広げる音楽バトルフェス【ミュージックバトルアワーズ2025】。多彩なアーティストが集い、音楽ライブのような高揚感を味わえる、史上最大のフェス映画となっている。今回のイベントでは、事前にSNSでファンから募った質問の中から、劇中でアーティストとしてステージに立つ上白石、詩羽、菅原の3人らしく音楽をテーマにした質問にクロストーク形式で答えていくスペシャルトークが繰り広げられた。

1つ目の【それぞれ歌われた曲でお気に入りのフレーズ等があれば教えてください】という質問に、初めに上白石が「私は『Count on me』を歌ったのですが、2番の『いえない程に』という歌詞には、“言えない”と“癒えない”の2つの意味があるんです。楽曲を手掛けてくださった石原さん(Saucy Dog)の英子や作品への愛を感じて、とてもお気に入りのフレーズです」と回答。

詩羽は「『again and again』で“泪(なみだ)”と特別な漢字を使っているところに、この楽曲を作って頂いている崎山節(崎山蒼志)を感じてお気に入りです。コール&レスポンスする部分も楽しくて、大事なポイントだと思っています」と告白した。菅原も「『New Zone』では、“New Zone”という歌詞のときに、乾杯するような動きがあるんです。これ実際に使えるなと思って、家族ともやっています(笑)皆さんも是非」と会場を笑いに包んだ。

2つ目の【EIKO、shin、ミアの3人でコラボするとしたら、どんな楽曲をやりたいですか?】という質問では、上白石が「この3人って異色ですよね。本作がなければお互い交わらないんじゃないかってくらいスタイルが違うと思うんですけど、私こはちゃん(菅原)の静寂の中のダンスがすごく好きなんです。曲が落ち着いた時に舞う感じが好きなので、その裏で私と詩羽が歌うのとかよさそう!」と熱弁し、菅原も「グッドアイデア!同意です!二人も踊って!」と盛り上がりを見せた。そんな菅原は「映画の最後、(上白石&詩羽&幾田りらが)踊ってたじゃん?すごく可愛くって。私そういう系統はやったことがないから、やってみたいです。髪も伸ばしてみて(笑)あの3人みたいな自然な可愛いさを私も出せるようになりたいです(笑)」と意外な回答で会場を盛り上げた。そして詩羽は「小春さんみたいなパワーのある感じで、萌歌ちゃんのパワーがあるパフォーマンスを見てみたいかも!」と理想を語ると、上白石も「じゃあ、踊った方がいいのかな…オールバックで…(笑)」と乗り気になり、普段から音楽を生業としている彼女たちだけにトークは大いに盛り上がった。

最後に、歌と芝居の両方が求められる本作での役作りに関して、【「自分の中に役を重ねる感覚」と「自分から役に対してアプローチしていく」のとではどちらですか?】という質問が出され、詩羽は「演技と歌は近しいのかなと思っています。水曜日のカンパネラではポップスを作るという意味で演じている部分もあるのですが、今回はそのようには装わず、できるだけ音楽に真っすぐに向き合い、普段隠している感情的な部分を隠さないことを意識しました」とこだわりを語った。上白石も「私も、歌を歌うときにその曲の主人公がいて、その人物になりきって歌っているんです。お芝居をするときにもテーマンソングを決めたりしています。なので、歌とお芝居は近いところがあるのかなと思いました」と語り、それぞれの演じ方の違いが垣間見えた瞬間となった。

そして孔明役の向井からサプライズで贈られた手紙には、3人への感謝が綴られていたほか、上白石に向け「この作品では最も多くの時間を共に過ごしました。撮影中は色々話したよね。悩みを相談してくれたり、英子と孔明の見え方を考えてお互い意見を出し合ったり。いつも一生懸命でまっすぐなあなたに、どれだけ勇気づけられたか。役柄を超えて心から支えたいと思える存在でした。英子が上白石さんでなければ、こんなに自由に孔明を演じることができたのかわからない。最高の我が君だったよ!」と温かい言葉が贈られ、上白石は涙を流しながら「愛のこもったお言葉をありがとうございます。向井さんという大先輩に頼りながら英子を演じさせていただきました。心の底から軍師だと思っていますし、宝物のような作品を一緒に駆け巡ることができて、本当に人生の宝物だと思っています。心の震えるようなお言葉をありがとうございました」と込み上げる想いを語った。

そして最後に、代表して上白石から「私が経験した舞台挨拶で一番自由な舞台挨拶でした(笑)本作は、キャストもスタッフも全員、音楽愛をそれぞれ色々な形で持ち合って作った大切な作品です。音楽を皆さんの心に届けられるように一生懸命つくったので、もっともっと届くといいなと思います。本日はありがとうございました!!」と熱いメッセージが送られた。本作のテーマにもなっている “音楽愛”について、3人の個性が伺えた公開記念舞台挨拶は大盛況のうちに幕を閉じた。

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