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人生にとんでもない
サプライズが乗り込んできた
フランス初登場新作No.1!
INTRODUCTION

イントロダクション

終活に向かうマダムの依頼は、人生を過ごしたパリを横断する“寄り道”。
終活に向かうマダムの依頼は、 人生を過ごしたパリを横断する“寄り道”。
だがその道のりは「まさか」の連続で…!?
驚きながら、笑って、泣いて!
意外すぎる感動作!

フランス初登場新作No.1の大ヒット!

国民的歌手×大人気コメディアン

フランスが愛する2大スターが夢の共演

不愛想な上にすぐにカッとなるが、家族への熱い愛にあふれているシャルルを演じるのは、フランスを代表する大人気コメディアンのダニー・ブーン。『フランス特殊部隊 RAID』でセザール賞を受賞、本作のクリスチャン・カリオン監督作『戦場のアリア』ではセザール賞助演男優賞にノミネートされるなど、演技派俳優としても高く評価されている。「微笑むたびに人は若返る」など、思わず書き留めておきたくなる言葉で人を魅了するマドレーヌには、最もキャリアの長いシャンソン歌手のリーヌ・ルノー。エイズアクティビストと尊厳死法制化への活動の長年にわたる功績を称えられ、2022年には仏最高勲章であるレジオン・ドヌール勲章を受賞した。俳優としては、『女はみんな生きている』他でセザール賞助演女優賞に3度ノミネートされ、幅広い分野で活躍する国民的スター。
ブーンとルノーは実生活でも親交が深く、ルノーは「ダニーは私の息子よ」と公言している。本編中のシャルルとマドレーヌと同じく、彼ら2人も貧しい労働者階級出身で、ルノーは「これは私の遺言になる映画よ」と宣言しての本作への出演となった。

数々の賞に輝いた名匠が仕掛ける衝撃の先の感動に、

あなたは立ち上がれない!

監督・脚本は、『戦場のアリア』でセザール賞の作品賞とオリジナル脚本賞、英国アカデミー賞にノミネートされたクリスチャン・カリオン。サプライズとユーモアが詰まった物語に、女性の権利を守るという今日的な問題も織り込んだ。
マドレーヌの波乱に満ちた生涯を伴奏する壮麗な音楽は、フランソワ・オゾン監督作品を数多く手がけ、『危険なプロット』と『婚約者の友人』でセザール賞にノミネートされたフィリップ・ロンビ。撮影監督は、『カフェ・ド・フロール』などパリを舞台にした作品を担当し、世界中の人々の憧れの街の魅力を知り尽くしたピエール・コッテロー。

パリの街には秘密がいっぱい―。

旅するように美しいパリを巡る、珠玉の映像体験

エッフェル塔、シャンゼリゼ通り、ノートルダム寺院、凱旋門、パルマンティエ大通り、洒落たビストロ――もう一人の主人公であるパリのエレガントな美しさに浸れる映像も見逃せない。人生の悲しみも喜びもパリで見つけたマドレーヌ。今、この地を離れ終活へ向かう彼女は、街角に停まる度、パリへのさよならの代わりに秘密をひとつずつ明かしていく。そして、パリがうんざりする仕事場だったシャルルにとっては、マドレーヌとの時間が新しいパリを再発見する予想外の時間になる。
いつの間にかシャルルの仕事はタクシードライバーから、パリの街角に潜むマダムの数奇な運命を解き明かす旅に変わっていた。そして、この思いがけない出会いが、2人の人生をドラマティックに変える大きな転機になろうとしていた。果たして、そのクライマックスに待つものとは――
驚きながら、笑って、泣いて!オープニングからラストまで、「まさか」がぎっしり詰まった意外すぎる感動作!

STORY

ストーリー

パリのタクシー運転手のシャルルは、人生最大の危機を迎えていた。金なし、休みなし、免停寸前、このままでは最愛の家族にも会わせる顔がない。そんな彼のもとに偶然、あるマダムをパリの反対側まで送るという依頼が舞い込む。92歳のマダムの名はマドレーヌ。終活に向かう彼女はシャルルにお願いをする、「ねぇ、寄り道してくれない?」。人生を過ごしたパリの街には秘密がいっぱい。寄り道をする度、並外れたマドレーヌの過去が明かされていく。そして単純だったはずのドライブは、いつしか2人の人生を大きく動かす驚愕の旅へと変貌していく!

CAST

キャスト

Line Renaud

1928年7月2日生まれ。フランス北部ニエップ出身。幼少期をアルマンティエールで過ごし、幼い頃から祖母のカフェで歌っていた。1945年にパリで初めてのオーディションに合格し、翌年にパリへ移住。ムーラン・ルージュやカジノ・ド・パリなどで出演を重ね、一大スターとなる。1955年から1970年代の終わりまでアメリカで歌手としてキャリアを積んだ後にフランスに戻り、舞台女優としての活動をスタート。その後多くのテレビシリーズや映画に出演し、『パリ、18区、夜。』(94)、“Belle maman”(原題・99)、『女はみんな生きている』(01)でセザール賞助演女優賞に3度ノミネートされた。歌手活動を離れて約30年後の2010年にはロックスターのジョニー・アリディ、仏の歌姫ミレーヌ・ファルメールとデュエットしたアルバム“Rue Washington”をリリース。そして82歳にして、オランピア劇場で初めてのコンサートを開催した。
歌手と女優業で成功する傍ら、1980年代半ばにエイズ撲滅のアイコン的な存在になる。1985年に友人で当時パリ市長だったシラク氏を説得して“エイズと闘う芸術家協会”を設立し会長を務め、12年間で2000万フランを集める偉業を成し遂げた。さらに尊厳死権利協会の会員としても積極的に活動し、力強いメッセージを発信している。エイズアクティビストと、尊厳死法制化活動への長年にわたる功績を称え、2022年にフランスの最高勲章にあたるレジオン・ドヌール勲章のグランクロワを受章した。

Dany Boon

1966年6月26日生まれ。フランス北部アルマンティエール出身。幼いころから舞台へ立つことを夢見て、造形美術を学ぶ。パリに活動の拠点を移した後、フランスの有名TV司会者・コメディアンであるパトリック・セバスチャンにコメディアンとしての才能を買われ、テレビ番組に出演。1994年には“Le Grand blanc de Lambaréné”(原題)で映画デビュー。『フランス特殊部隊 RAID』(16)でその年に最も動員数が多かった映画に与えられたセザール賞を受賞。クリスチャン・カリオン監督の『戦場のアリア』(05)では同賞の助演男優賞にノミネートされた。その他の主な出演作品に、パトリス・ルコント監督の『ぼくの大切なともだち』(06)、ジャン=ピエール・ジュネ監督の『ミックマック』(09)などがある。映画監督、脚本、舞台などマルチに活躍するコメディアンで、国民的な人気を誇る。

STAFF

スタッフ

監督・脚本・プロデューサー

Christian Carion

1963年1月4日生まれ。フランス北部・カンブレー出身。13歳から映画製作への情熱を持ちながら、家族の希望でフランス農務省付属の工学部に入学。しかし、その後映画への情熱が抑えられず、映画を撮り始めた。2001年に初の長編映画“The Girl from Paris”(原題)の監督を務め、240万人以上のフランス人映画ファンを魅了するヒット作となった。その後、監督・脚本を務めた『戦場のアリア』(05)が、第63回ゴールデン・グローブ賞最優秀外国語映画賞、第78回アカデミー賞®国際長編映画賞(旧外国語映画賞)、第39回セザール賞の作品賞とオリジナル脚本賞、第59回英国アカデミー賞外国語映画賞ほかにノミネートされ、その年の映画賞を席巻した。その他の代表作に『フェアウェル さらば、哀しみのスパイ』(09)、『戦場のブラックボード』(15)などがある。2017年に監督した『凍える追跡』は2021年にジェームズ・マカヴォイ主演で、自身で英語版リメイクを手掛けた。

撮影監督

Pierre Cottereau

1974年生まれ、フランス北部のルーアン出身。1994年にルイ・リュミエール国立学校を卒業。カンヌ国際映画祭で批評家週間グランプリを受賞したエレオノール・フォーシェ監督の『クレールの刺繍』(04)と、アルノー・ヴィアール監督の『メトロで恋して』(04)で長編映画の撮影監督としてのキャリアをスタート。撮影監督を務めたジャン=マルク・ヴァレ監督の『カフェ・ド・フロール』(11)はカナダのジニー賞で撮影賞を含む13の部門でノミネートされた。その他の代表作に『ゴーギャン タヒチ、楽園への旅』(17)、『私は確信する』(18)、『ブラックボックス:音声分析捜査』(21)などがある。好奇心が強く、あらゆる撮影手法を取り入れ、30本以上の映画制作に携わってきた。常に小規模な作品と大規模な作品、新人監督と有名監督と交互に組み、創造的で複雑、そして野心的な映画体験を探求し続けている。

音楽

Philippe Rombi

1968年4月3日生まれ。フランス南西部に位置するピレネー=アトランティック出身。マルセイユ地方音楽院でピアノと指揮を学ぶ。『スター・ウォーズ』シリーズなどを手掛けた映画音楽の巨匠ジョン・ウィリアムズの音楽と出会い、映画音楽の作曲を専門にすることを決意。パリ国立高等音楽院を卒業後、フランソワ・オゾンと出会い『まぼろし』(00)、『スイミング・プール』(03)、『2重螺旋の恋人』(17)など多くの作品を手掛る。『危険なプロット』(12)と『婚約者の友人』(16)ではセザール賞最優秀オリジナル音楽賞にノミネートされた。クリスチャン・カリオン監督の“The Girl from Paris”(原題)と『戦場のアリア』の音楽も手掛けている。

PARIS MAP

マドレーヌと巡る、美しいフランスの都・パリの街

テキスト協力:星加久実
COMMENT

コメント

憧れの街パリをタクシーがガンガン走る
ブンブン回るルノーのディーゼルエンジン
パリの名所が これでもかと次から次へ
仏映画らしく 出てくる俳優は全員がトレビアン!!
なんとも幸せな映画です。

久米宏(フリーアナウンサー)

パリの街並み。ジャズ。ビストロ。渋滞。
二人の世界(人生)が車内に広がる。アップで捉えられた二人の表情の機微。必見!
パリに行きたい!

光石研(俳優)

パリに暮らして20年余り経ちますが、今まで観たフランス映画の中で、間違いなく一番心に響いた映画です。
どう死ぬためにどう生きていくか、、。改めて考えさせられました。

雨宮塔子(フリーアナウンサー・エッセイスト)

94歳のリーヌ・ルノーが92歳のマドレーヌを演じている。
91歳の私にとってこの映画はどの場面も我が事のように面白く切実です。

谷川俊太郎(詩人)

人生はクソッタレなんだけど、こういう奇跡の日もあるからやめられないんだ。特にパリっていう、魔法の街では。

猫沢エミ(ミュージシャン、文筆家)

こんなに長く余韻の残る映画を見たのは初めてです。誰しもが抱える、人生の光と影。
言葉では決して言い尽くせない、味わい深い作品でした。
いまだ、じんわりとした余韻に浸っています。

小川糸(作家)

パリの中年運転手の男と乗客の92歳のお婆ちゃん、二人の人生が交差して、美しい街の中を走ってゆく。
人の暮らしには凄いことが起こるもの・・・。
高齢の私も、しっかり生きよう!

林家木久扇(落語家)

パリの景色を見ながらタクシー運転手とのおしゃべりを楽しむ。
波瀾万丈の人生を振り返ると 「すべてが一瞬だった.」
いろいろな感情がわき上がる。
マドレーヌは明るく強い女性ですね。

Vive les femmes!

Dora Tauzin ドラ・トーザン(エッセイスト, 国際ジャーナリスト)

タクシーの車窓に映る、パリの街並みの美しさ!
だが、そこに暮らす人々には思いもよらぬ人生の厳しさが。
ドラマティックに生きた老婦人の乗客がもたらした、
希望のプレゼント!

石川三千花(イラストレーター)

石川三千花(イラストレーター)

*敬称略
DVD & STREAM

DVD&配信

2023.10.25 DVD&デジタル配信開始

DVD

DVD

品番:DZ-0891

価格:¥5,280(税込)

画面サイズ: シネマスコープサイズ
層: 片面・一層
音声: (オリジナル)フランス語 ドルビーデジタル5.1chサラウンド
(吹替)日本語 ドルビーデジタル2.0ch
※声の出演:リーヌ・ルノー(沢田敏子)、ダニー・ブーン(堀内賢雄)
字幕: 日本語字幕

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