山田孝之

追う

山田杏奈

恋する

横浜流星

映画『正体』公式サイト|11.29(Fri) 全国公開

凶悪犯か、無実の青年か?

吉岡里帆

信じる

森本慎太郎(SixTONES)

疑う

イントロダクション

日本各地を潜伏し逃走を続ける、5つの顔を持つ指名手配犯

彼と出会い、信じる、疑う、恋する、追う4人-- 彼は凶悪犯か、無実の青年か?

『余命10年』(2022年公開)が興行収入30億円を超える社会現象を巻き起こし、最新作『青春18×2 君へと続く道』が日本のみならず現在アジア各国で大ヒットを記録中の藤井道人監督が手掛ける、極上の逃亡サスペンスエンタテイメントが誕生!
原作は、染井為人による傑作小説「正体」。
主演は、2025年NHK大河ドラマの主役にも抜擢され国民的俳優の地位を確かなものにしている横浜流星。5つの顔を持つ指名手配犯・鏑木という、ミステリアスなこれまでにない役柄に挑む。
主演の横浜流星を囲むメインキャストには、藤井組への参加は初めてとなる、吉岡里帆、森本慎太郎、山田杏奈、さらに山田孝之と、
本作への出演を熱望した“主演級”の豪華キャストが集結。

ストーリー

殺人事件の容疑者として逮捕された鏑木(横浜流星)が脱走した。潜伏し逃走を続ける鏑木と日本各地で出会った沙耶香(吉岡里帆)、和也(森本慎太郎)、舞(山田杏奈)そして彼を追う刑事・又貫(山田孝之)。又貫は沙耶香らを取り調べるが、それぞれ出会った鏑木はまったく別人のような姿だった。間一髪の逃走を繰り返す488日間。彼の正体とは?鏑木の計画とはーー。

原作

『正体』(光文社文庫)染井為人
『正体』(光文社文庫)染井為人
1983年千葉県生まれ。芸能マネージャー、舞台演劇・ミュージカルプロデューサーを経て、2017年『悪い夏』で横溝正史ミステリ大賞優秀賞を受賞してデビュー。
『正体』のほかの代表作に『正義の申し子』『震える天秤』『海神』『鎮魂』『滅茶苦茶』『黒い糸』『芸能界』など。
原作サイト

コメント

原作:染井為人
まずは拙作の映画化につき、多くの皆様からご尽力を賜りましたこと、心より感謝を申し上げます。
出合い頭で作家になった男の小さな妄想が、こうして大きなプロジェクトに変貌するのですから、わからないものです。
作中の言葉を借りれば「人生とは不可解なもの」なのでしょう。
さて、監督の藤井道人さんと主演の俳優さんとは、クランクイン前から連絡を取り合いました。
その際に御二方の『正体』に対するリスペクト、そして並々ならぬ覚悟を感じ、これは必ずやいい映画になるであろうと確信いたしました。
はたしてどんな『正体』がスクリーンに描かれるのか、期待に胸を膨らませ公開を待ちたいと思います。
監督:藤井道人
18年前に映画を作り始めてから、沢山の素敵な出会いがありました。
その中でも俳優・横浜流星との出会いは、僕にとってとても大きなものでした。
お互い売れずに苦汁を飲んでいた時期を経て、お互いを鼓舞し合って、沢山の時間を過ごして今の関係があります。
「流星主演で映画を作ろう!」
そんなことを合言葉に、我武者羅に駆け抜けてきました。
いまから4年前、その記念すべき1本目の作品として企画を立ち上げたのが映画「正体」です。
原作の染井先生は同世代ということもあり、会ったその日に意気投合しました。
染井先生が僕らのために多くの時間を割いてくださり、作品の話をたくさんできたこと、本当に感謝しております。
原作を提案してくれたプロデューサー、敬愛するキャスト、スタッフの4年間の想いが1本の映画になりました。
人と人との繋がりが希薄になっている今だからこそ、沢山の方に観ていただきたいです。 どうぞ、公開まで楽しみにしていてください。
横浜流星(鏑木慶一)
『正体』は監督と共に目標を決め、 非常に思い入れのある作品です。
人生は一筋縄ではかない。
人が人を欺き、陥れ、間違いが起き、 理不尽で、"正義"が通用しないことが多々ある。
状況は違えど、誰もが感じた事があると思います。
それでも彼は信念を持って生きます。
彼の生き様に何かを感じてもらえたら嬉しいですし、何故脱獄したのか、真意は何なのか、
劇場で彼の正体を目撃して頂きたいです。
吉岡里帆(安藤沙耶香)
偶然出会い、好きになって、大事に想って、ずっと一緒にいられたらなと思えた人が連続殺人鬼かもしれないと知ってしまったら...人生で絶対に起こって欲しくない悪夢みたいな状況。自分だったらどう思って、その人の言葉をどのくらい信じる事が出来るんだろう...お話を頂いてから撮影が終わるまでずっとそのことを考えていました。
藤井道人監督の丁寧な導きや、柔らかな感性と思考回路に背中を押されて私自身も踏ん張りながら目を逸らさず本と向き合うことが出来ました。スタッフの皆様もあの過酷な現場をプロフェッショナルな技術と精神力で走られていてとてもカッコ良い精鋭部隊だなと思いました。私自身も皆様に早く作品を見て頂きたいです!
森本慎太郎(野々村和也)
初めての藤井組への参加でとても緊張していましたが、皆さんの作品に対する向き合い方や監督への信頼度など、何もかもがとても刺激的に感じられ、ずっと勉強していたいと思える現場でした。そして、楽しく充実した時間を過ごせました。藤井監督にアドバイスしてもらいながら試行錯誤して撮影していき、表現の幅が広がった気がしますし、自分が知らなかった新しい自分を監督が見せてくれたと思っています。
藤井組に参加して得た経験が今後の役者人生にたくさん影響していくだろうなと思います。
山田杏奈(酒井 舞)
人間らしく、素直な感情の機微を描くなかで舞が鏑木と出会いどのように変わっていくか、また鏑木になにかしらの影響を与えられたのか。 日々目の前で起こることの一つ一つを新鮮に受け止めながらすごく楽しく演じさせていただきました。
藤井組にはいつか参加したいという思いがずっとあったのでお話をいただいた時すごく嬉しかったです。 藤井さんから舞は視聴する側にとても近い。 鏑木の事件をテレビの中の話として変わらない日常を過ごしていた「普通の子」としての素直な思いであったり、それが一転他人事ではなく当事者になったときの戸惑いや様々な感情を表現してもらえたらという旨のことをお話しいただいてました。 感情に寄り添って話を聞いてくださって芝居と役にじっくりと時間をかけて真摯に向き合わせていただけたとても贅沢な撮影期間でした。
山田孝之(又貫征吾)
信じる事の大切さ。信じる事の危うさ。疑う事の大切さ。疑う事の恐ろしさ。信じる事とは、疑う事とはなんなのかを己に問いかけてほしい。常に。