裏の顔を持つ銀行員達が織りなす人間模様！「ヴェニスの商人」のシェイクスピアもビックリな逆転劇！どれも最後まで目が離せなくて、おもしろすぎる！お金貸してでもみんなに観てほしい映画だよ！！

素晴らしかったです。
ストーリーの面白さはもちろんのこと
魅力的な人物が 次々と現れ
あっという間の122分でした。
鑑賞後は 得も言われぬ 清々しさに つつまれました。

もう一度 銀行で働いてみたくなりました。

悪には悪で取り立てる－
人間みな失格！と言わんばかりに真っ当な人が出てこない、でもその人間臭さに救われた。
この戦いに血は一滴も流れないが一人も無傷じゃ終わらない。

面白い。池井戸先生の魅力がふんだんに詰まった2時間でした。
ミステリーのようで、コメディのようで。濃密なストーリーがあっという間に走っていきました。それぞれの登場人物が抱えている闇が、人間らしさが素敵でした。今度はご一緒したい…！

人間の本性が炙り出され、実感こもるストーリーに引き込まれました。
登場人物の豊かな個性に魅力を感じ、見事に演じきられた出演者の皆さんに心からエールを送ります。
本木克英監督、池井戸潤さんありがとう！！

私は銀行では働けません！
自分がどんな行動をとってしまうのか、わからなくて怖過ぎます！
自分が試される映画でした！

生臭くなりがちなお金を巡る話が、まるで歌舞伎をみているように痛快で爽やか。

冒頭から押し出される「金は返せばいいというものではない」というテーマに「返せばいいじゃん！」と安易に疑問を抱いてしまった自分が恥ずかしい…！
これは善悪の話ではなく、生き方について我々に問いかけてくる倒叙ものマネーサスペンス。

痛快エンタメの根底に潜むのは、貧困社会を生き延びるための狂的本能。
誰もが金の亡者になりかねないこの時代、業突く張りたちを笑えるのか。
本作の受け取り方で、各々の心の残高――切迫の明細が残酷に判明する。

お金は、人に凄いエネルギーを与えてくれるが…不浄な物という側面も持っている。それを非常に面白く人間臭く描かれた傑作ドラマだった。
池井戸先生のベストセラーをヒットメーカーの本木監督が料理して、手練（てだ）れの俳優さん達で作り上げたまさに、隙のないマスターピース。
冒頭の｢生きていくのは大変だ。｣というセリフと、百万円の帯封が印象的な映画でした。

映画史上、これほどまでに『帯封』が活躍する映画があっただろうか

メガバンクという沼で起きた事件を
テンポよくコミカルに描いている。
登場人物全員が主役のような
濃厚で面白い作品だ。

見る視点が変われば善悪も変わる。
それが生きることのおもしろさでもあり、怖さでもある。
登場人物がどんな選択をするのか、みなさまの視点でご堪能ください。
偉そうになっちゃった！
とにかく目が離せません！
みてください！！

「紛失した100万円」が「ある陰謀」に辿り着く銀行ピタゴラスイッチ
パズルのように複雑な原作を改変し、“倍返し”の爽快度を高めたエンターテインメント
全く新しい「シャイロックの子供たち」が仕上がっています

あなたはどっちなのかと突きつけられた気がしました。
どちら側かでなければいけないのかと自問させられつつ、私達は完全ではなくて、
どこか愚かで愛おしい生き物なのだということも思い出させてくれた作品でした。

お金より価値があるものってなんだろう？
永遠の問いかけに対する、ひとつの答えを導き出してくれました。
もしかしたらこの映画、人生そのものなんじゃないでしょうか。

予想外のトドメの一撃に、
きっとあなたもやられてしまう。

こんがらがってます！！
人の欲や、それぞれの過去や、色々なものが！！！
それらがラストに向けて、解けてゆく爽快感がたまりません。

あとはもう、俳優さんたちのお芝居合戦が楽しくて楽しくて。
もっと観ていたかったです。
最高！
本当に全員が最高！

…それにしてもお金ってこわいなぁ。
気をつけます。

ドキドキしながらちょっと笑ってとっても怖い銀行マンストーリー

個性豊かなキャストの皆さんの力強い演技に圧倒されました。
クスッと笑えるシーンとじわじわと来る緊張感に目が離せません！

たった一回の悪事でほころびが出始めた序盤から、お金をうまく絡めた騙し合いまでストーリーが秀逸でした。俳優さんの演技の安定感も抜群で、最後も気持ちのいい終わり方でとてもスッキリ爽快に終わる作品です。