映画『シチリア・サマー』公式サイト|5月15日(水)DVD発売&デジタル配信中!

1982年、イタリア。運命の出会いと突然の終わり。
世界に衝撃を与えた実話ラブストーリー

ナストロ・ダルジェント賞 新人監督賞受賞、ナストロ・ダルジェント賞 最優秀新人賞受賞、アートハウス賞 最優秀男優賞受賞 ナストロ・ダルジェント賞 新人監督賞受賞、ナストロ・ダルジェント賞 最優秀新人賞受賞、アートハウス賞 最優秀男優賞受賞
忘れない、忘れたくない。
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Filmarksの初日満足度ランキング第1位
2024.5.15(水) DVD発売&デジタル配信中!
5月15日(水)DVD発売&デジタル配信中!
© 2023 IBLAFILM srl 監督:ジュゼッペ・フィオレッロ 主演:ガブリエーレ・ピッツーロ、サムエーレ・セグレート 2022年/イタリア語/134分/スコープ/カラー/5.1ch/原題:Stranizza d'Amuri/日本語字幕:高橋彩/後援:イタリア大使館
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イントロダクション

Introduction

1982年、2人の美しい少年が死んだ―。 1982年、2人の美しい少年が死んだ―。 心震える物語が世界を動かした、 最高純度の実話ラブストーリー!

イントロダクション

イタリアで爆発的大ヒット!
『君の名前で僕を呼んで』のルカ・グァダニーノ監督が大絶賛

 1982年、初夏の日差しが降りそそぐイタリア・シチリア島。運命的に出会った16歳と17歳の少年たちの眩しすぎる恋は、ある日突然終わりを迎える…。揺れる初夏の光、溢れだす想い、一瞬たりとも忘れない、そして忘れたくない初恋の記憶。あの日あの時の初恋の喜びと痛みを、観る者の胸に鮮やかに蘇らせる、最高純度の実話ラブストーリー。
 イタリアで公開されるや、アカデミー賞®︎4部門にノミネートされた『君の名前で僕を呼んで』のルカ・グァダニーノ監督が大絶賛し、名匠ナンニ・モレッティ監督も映画館へ駆けつけたという話題作。本国で劇場公開されると瞬く間に高評価の口コミが広がり上映館数が拡大、1ヵ月で国内興収は100万ユーロを突破するという爆発的大ヒットを記録した。
 何よりも驚くのは、この物語が実際に起きたある事件に基づいていること。愛し合う2人の若者の命が奪われたその事件は当時のイタリアを震撼させ、今日までイタリア最大規模の団体として活動を続けるLGBTIに関する非営利団体“ARCIGAY(アルチゲイ)”が設立されるきっかけとなった。この事件で有罪判決を受けたものは未だにいない。2人の若者の純粋な恋がイタリアを、そして世界を変え、今もなお、愛を信じる人々に勇気を贈り続けている。その真実の物語が、40年の時を経て遂に映画化された。

数百人から選び抜かれた人気急上昇中の新人スター主演
本国最古の映画賞で新人監督賞&俳優賞をW受賞

 陽気で無邪気なニーノを演じるのは、ガブリエーレ・ピッツーロ。5歳で舞台デビューを果たし、本作が初の映画出演作となる。内気だが秘めた情熱を持つジャンニには、8歳からヒップホップとモダンダンスを始め、ダンサーとしても高い人気を誇るサムエーレ・セグレート。共に何百人もの若者たちが参加したオーディションの中から、彗星のごとく現れた新人スター。その瑞々しい演技で本作で2人揃ってナストロ・ダルジェント賞最優秀新人賞を受賞し、ヨーロッパで人気急上昇中。SNSのフォロワー数も爆発的に急増している。世代を超えて数多くの人々の心を虜にしている2人は、日本でも大注目を集めるだろう。
 監督は、ジュゼッペ・トルナトーレ監督の『シチリア!シチリア!』などに出演し、イタリアで俳優として活躍しているジュゼッペ・フィオレッロ。イタリアの新聞に特集された事件の記事を読み、2人の純粋かつ詩的な愛に感銘を受け、「いつか自分の手で世界に伝える」と決意したという。初の長編映画監督作となる本作で、ナストロ・ダルジェント賞の新人監督賞に輝いた。
 撮影は実際に初夏のシチリア島で行われた。世界の美しさを思い出させてくれる青い空と海、バイクで走り抜ける新緑のトンネル、神秘的な泉、歴史が刻み込まれた街並みがスクリーンを染めていく。80年代のカラフルなファッションも、巡り巡って今は新しい。そして挿入歌として、没後もイタリアで愛され続けているシンガーソングライター、フランコ・バッティアートの有名曲が2人の物語を彩る。

ストーリー

Story

ストーリー

1982年、初夏の日差しが降りそそぐイタリア・シチリア島。バイク同士でぶつかり、気絶して息もできなくなった17歳のジャンニに駆け寄ったのは、16歳のニーノ。
育ちも性格もまるで異なる2人は一瞬で惹かれあい、友情は瞬く間に激しい恋へと変化していく。2人で打ち上げた花火、飛び込んだ冷たい泉、秘密の約束。だが、そんなかけがえのない時間は、ある日突然終わることに──

Staff & Cast

スタッフ&キャスト

監督・脚本:ジュゼッペ・フィオレッロ

監督・脚本:

Giuseppe Fiorello

1969年3月12日、シチリア生まれ。90年代から劇映画、テレビ映画の多くの作品で活躍している。主な出演作に、マルコ・リージ監督『モニカ・ベルッチ ジュリア』(98)、ジュゼッペ・トルナトーレ監督『シチリア!シチリア!』(09)、ロベルタ・トッレ監督『キスを叶えて』(10)等。2012年に、エマヌエーレ・クリアレーゼ監督『海と大陸』でイタリア・ゴールデングローブ賞助演男優賞を受賞、ナストロ・ダルジェント賞最優秀助演男優賞にノミネートされた。俳優・脚本家・監督・プロデューサーなどマルチに活躍している。本作が初の長編映画監督作。

挿入歌:

Franco Battiato

1945年3月23日、シチリア生まれ。没2021年5月18日。シンガーソングライター、作曲家、映画監督。“イル・マエストロ(巨匠)”のニックネームでも知られる。
2人が車で疾走するシーンで流れる「Cuccurucucù」、そして映画の原題にもなっている、エンドロールに流れる「Stranizza d'amuri」の2曲が使用されている。「「Stranizza d'amuri」は戦争中の叶わぬ恋を歌った歌で、ジャンニとニーノの物語に完璧な曲だと思った。」と監督はコメントしている。

ニーノ Nino

Gabriele Pizzurro

2004年生まれ、イタリア・ローマ出身。5歳でトリノ劇場の舞台でデビューし、その後イタリアで数々の舞台に立ちながら演技力と歌唱力を磨く。2018年からテレビと映画の世界に興味を持ち、フランチェスコ・モンタナーリ監督のマスタークラスに参加、すぐにその世界に夢中になる。本作が初の映画出演作にして、ナストロ・ダルジェント賞最優秀新人賞と、アートハウス賞最優秀男優賞を受賞。ファッション誌の表紙を飾り、ジュゼッペ・フィオレッロ監督、サムエーレ・セグレートと共にヴァレンティノのファッションショーに招待されるなど、本作をきっかけに一躍脚光を浴びている。

ジャンニ Gianni

Samuele Segreto

2004年生まれ、イタリア・パレルモ出身。8歳からヒップホップとモダンダンスを始め、2016年にテレビダンサーとしてデビュー。同年、ピエルフランチェスコ・ディリベルト監督『愛のために戦地へ』で俳優デビュー。「Il mio corpo vi seppellirà」(原題/ジョヴァンニ・ラ・パローラ監督・18)への出演を経て、本作が長編映画3本目の出演作。ガブリエーレ・ピッツーロと共にナストロ・ダルジェント賞最優秀新人賞と、アートハウス賞最優秀男優賞を受賞。2022年にイタリアのタレントショーにヒップホップダンサーとして出演し、ダンサーとしても人気急上昇中。

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コメント

シチリアの海の青も照りつける太陽も、フランコ・バッティアートの挿入歌も、そしてふたりの青年の恋も、すべてがため息が出るほどに美しい。
それが一気に瓦解するラストの展開に、すべての人が自分らしく生きられる世界であってほしいと祈らずにはいられなかった。

石川慶 (映画監督)

一瞬も目の離せない素晴らしい映画だった。純粋な愛の姿が美しかったり、無邪気で可愛いかったりするんだけど、その背景に深い哀しみのようなものが、どうしようもなく覆っている。でもだからこそ、その愛の美しさに心奪われてしまう。万人に刺さる映画だと思う。

中村航 (「100回泣くこと」小説家)

終わりに近づくにつれ、今まで観た映画の中で最も「この美しい景色と恋がいつまでも続いてくれたらいいのに」と感じた。人が持つ、愚かさ、残虐さ、冷酷さに茫然とする。二人の強い気持ちと死は本作を観る者の忘れられない記憶になる。

佐野徹夜 (小説家)

ジャンニとニーノ
そして景色が美しすぎて現実味がないのに実話だという衝撃が見終わった今も残っています。

おかずクラブ オカリナ (芸人)

高く舞い上がり、弾けて輝いて消えた。
見上げた夜空に、かれらはもういない。
ただ、硝煙のにおいだけを遺して――
この世界は、他者の恋路に構いすぎだ。
怒りと涙でかき乱されながら、悼んだ。

SYO (物書き)

イタリアが歓喜に沸いた1982年の夏、自然に抱かれたシチリアの田舎町の緩やかな時の中で、友情から芽生えた無邪気な愛が熱く、頑なに乾いた土壌に奇妙な花を咲かせる。甘い郷愁を帯びた空色のもとで少年たちの純真さが哀しく、生き生きと大輪の輝きを放つ。

岡本太郎 (ライター・翻訳家)

大好きな人を見つめる潤んだまなざし、
くちびるに触れたくなる欲望と恐れ、
触れた肌から伝わる、泣きたくなるほどの熱い体温。
会えた時の嬉しさがあふれるその表情の、かけがえのない美しさ。

一緒にいたい、ただそれだけの愛の純粋がここにはある。
美しすぎる純愛は、結果人の命を奪ってしまった。

全ての人が、愛情を表現することを、ためらわず出来る世の中になりますように。

シトウレイ (ストリートスタイルフォトグラファー/ジャーナリスト)

40年も前の事件なのに、今なお、そこかしこで起きている。子ども達の未来を奪う偏見と差別は、大人が変わらなければ止まらないことを伝える傑作。悲劇はもうたくさんよ。

よしひろまさみち (映画ライター)

シチリアの広大で美しい大自然が二人を優しく包んでくれたように彼らにとって永遠に忘れられない記憶の断片を丁寧に切り取りました。
一夏の眩しすぎる二人は誰にも忘れられない花火の閃光となって胸に焼き付くはずです。

石井勇一 (OTUA/アートディレクター)

エンドロールが終わっても受け入れられず、涙が止まらなかった。息が止まるほどまばゆい二人の少年の愛が目に焼き付いて、頭から離れない。しばらくは立ち直れそうにない。それでも悲劇が起こらないと変われない社会に終止符を打つために、多くの人に触れてほしい真実がある。

DIZ (映画アクティビスト)

*順不同・敬称略
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価格:¥5,280(税込)

画面サイズ: シネマスコープサイズ
層: 片面・二層
音声: (オリジナル)イタリア語 ドルビーデジタル5.1chサラウンド
字幕: 日本語字幕

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