ストロベリームーン 10/17 FRI 余命半年の恋

会いたいーでも、もう会えない

當真あみ 齋藤 潤 / 杉野遥亮 中条あやみ

池端杏慈 黒崎煌代 吉澤要人 
伊藤健太郎 泉澤祐希 池津祥子 橋本じゅん

田中麗奈 ユースケ・サンタマリア

原作:芥川なお「ストロベリームーン」(すばる舎)

脚本:岡田惠和 監督:酒井麻衣

主題歌:ORANGE RANGE「トワノヒカリ」 (Sony Music Labels Inc.)

Trailer

Introduction

余命半年と宣告された日、
生まれて初めてあなたに恋をした。

2023年に刊行され、「令和イチ泣ける」と大きな反響を巻き起こした芥川なお氏のベストセラー小説「ストロベリームーン」がついに実写映画化された。『余命10年』(22)や『いま、会いにゆきます』(04)などの脚本を手がけてきた“ヒューマンドラマのレジェンド”岡田惠和と、『美しい彼〜eternal〜』(21)などで新進気鋭の若手実力派監督として注目を集める酒井麻衣がタッグを組み、新しいコラボレーションを生み出した。
余命半年を宣告されながら、前向きに生きる主人公・桜井萌を演じるのは、NHK大河ドラマ「どうする家康」(23)、「ちはやふる-めぐり-」(25/NTV)でGP帯連続ドラマ初主演を飾るなど話題作への出演が続いている當真あみ。そんな萌が恋する佐藤日向に、映画『カラオケ行こ!』(24)で第48回日本アカデミー賞新人俳優賞をはじめ数々の賞に輝いた齋藤潤。そして杉野遥亮、中条あやみ、田中麗奈、ユースケ・サンタマリアなど人気と実力を兼ね備えた豪華役者陣が勢揃いした。数々のヒットソングを手がけてきたORANGE RANGEによる主題歌「トワノヒカリ」も、琴線に触れる一曲に仕上がり、物語の最後を清々しく、切なく鮮やかに彩っている。
限られた時間の中、全力で恋をする萌と日向に胸が締め付けられるラブストーリーでありながら、自分らしく人生を駆け抜けた萌を見守る両親と友人たちの葛藤と優しさが胸に迫る、全世代の涙を誘うヒューマンドラマへと昇華した感動作。
儚い月の光のように、観る者の心を照らす珠玉の名作が誕生した。

Story

子どもの頃から病のせいで家の中だけで過ごしてきた桜井萌。
15歳になったある日、余命半年と医師から宣告される。家族が悲しみに暮れるなか、高校に通うことを決意した萌は、同じクラスの佐藤日向に突然の告白。少しずつ距離を縮めていく二人が迎えたのは、好きな人と一緒に見ると永遠に結ばれるという満月「ストロベリームーン」が見られる日であり、萌の誕生日である6月4日。そしてその日を境に、萌は日向の元から姿を消した。
彼女の本当の想いは13年という時を経て日向の元へと届くのだった。

Cast

Original

原作:

芥川なお 「ストロベリームーン」(すばる舎)

芥川なお
兼業作家。大分県中津市出身。「ストロベリームーン」がデビュー作。芥川姓は本名。

Theme song

主題歌:「トワノヒカリ」(Sony Music Labels Inc.)

作詞・作曲・編曲 ORANGE RANGE / シライシ紗トリ

ORANGE RANGE

2001年結成。2003年シングル「キリキリマイ」でメジャーデビュー。
2004年に発表した8thシングル「花」は、映画『いま、会いにゆきます』(04/土井裕泰監督)の主題歌として大ヒット。切なくも温かいメロディが映画と共鳴しオリコンシングルチャートに52週登場を続けロングヒット。同年に発表したアルバム「musiQ」では累計263万枚以上を売り上げる快挙となった。第19回日本ゴールドディスク大賞にてアーティストオブイヤーを獲得。2025年には、ソニーミュージック移籍第1弾シングルとしてTVアニメ『戦隊大失格』2ndシーズンのオープニングテーマとして書き下ろされた新曲「マジで世界変えちゃう5秒前」を5月21日にリリース。
ジャンルにとらわれない自由で高い音楽性と卓越したポピュラリティが評価され数多くの名曲を送り出し続け、結成24年目を迎え、世代を超えて多くのファンから支持されている。

Staff

酒井麻衣 / 監督

2017年『はらはらなのか。』で商業映画デビュー。
「映像作家100人2020」に選出される。
近年の主な作品に劇場版『美しい彼〜eternal〜』(23)、映画『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』(23)、『恋を知らない僕たちは』(24)、『チャチャ』(24)やドラマ「美しい彼」(21,22/CX)、「明日、私は誰かのカノジョ」(24/MBS・TBS)などがある。
また、なにわ男子「初心LOVE(うぶらぶ)」、優里「レオ」、Nissy「I Need You」などのMVを監督する。

岡田惠和 / 脚本

1959年2月11日生まれ。東京都出身の脚本家。連続テレビ小説「ちゅらさん」(01/NHK)、「おひさま」(11/NHK)、「ひよっこ」(17/NHK)、連続ドラマ「最後から二番目の恋」(12~25/CX)シリーズなど、数多くの話題映画、ドラマの脚本を手掛けている。映画脚本では、『いま、会いにゆきます』(04/土井裕泰監督)、『おっぱいバレー』(09/羽住英一郎監督)、『8年越しの花嫁 奇跡の実話』(17/瀬々敬久監督)、『余命10年』(22/藤井道人監督)がある。

富貴晴美 / 音楽

作曲家・ピアニスト。大阪府出身。国立音楽大学作曲専攻首席卒業。同大学院修了。同大学音楽研究科作曲専攻准教授。2013年『わが母の記』(12/原田眞人監督)で第36回日本アカデミー賞優秀音楽賞を最年少で受賞。その後第39回『日本のいちばん長い日』(15/原田眞人監督)、第41回『関ケ原』(17/原田眞人監督)で3度目の同賞を受賞。主な作品として、NHK連続テレビ小説「マッサン」(14,15)、大河ドラマ「西郷どん」(18/NHK)、NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」(22–23)、アニメ「ピアノの森」(18/NHK)、映画『そして、バトンは渡された』(22/本木克英監督)、『総理の夫』(23/河合勇人監督)、『鹿の王 ユナと約束の旅』(23/滝田洋二郎監督)、『かがみの孤城』(23/湯浅弘章監督)、『九十歳。何がめでたい』(24/野田秀樹監督)、『アイミタガイ』(23/草野翔吾監督)、劇団四季オリジナルミュージカル「バケモノの子」(青木豪演出)、「ゴースト&レディ」(スコット・シュワルツ演出)などがある。

市橋織江 / 撮影

写真家として広告や雑誌、アーティスト写真、グラフィック、エディトリアルなど、多分野での撮影を手掛ける。さらには大塚製薬「カロリーメイト」、KIRIN「生茶」など多数のTVCMでシネマトグラファーを務め、映画『ホノカアボーイ』(09/真田敦監督)、『恋は雨上がりのように』(18/永井聡監督)などの作品や、テレビドラマ「オリバーな犬、(Gosh‼)このヤロウ」(21/NHK)、「YOUMING SRORIES」の第3週「春よ、来い」(24/NHK)などがある。酒井麻衣監督とは『チャチャ』(24)で撮影監督としてタッグを組んでいる。

崎本拓哉 / 照明

照明技師として、テレビCMを中心に数多くの作品に携わる。市橋織江が撮影を手がけた、大塚製薬「カロリーメイト」、富士フィルム「アスタリフト」、映画『恋は雨上がりのように』(18/永井聡監督)、ドラマ「YUMING STORIES」第3週「春よ、来い」(24/NHK)にも参加。

白取 貢 / 録音

伊丹組、北野組の録音助手を経て2000年の三池崇史監督DEAD OR ALIVEで技師デビュー。その後、さまざまな作品に携わり2016年李相日監督作品『怒り』では日本アカデミー賞・優秀録音賞。近年では、『そして、バトンは渡された』(21/前田哲監督)、『すばらしき世界』(20/西川美和監督)、『四月になれば彼女は』(24/山田智和監督)、『国宝』(25/李相日監督)ほか幅広いジャンルの映画音響を手がけている。

安宅紀史 / 美術

美術監督として、1999年『月光の囁き』(塩田明彦監督)でデビュー以降、『横道世之介』(13/沖田修一監督)、『ノルウェイの森』(10/トラン・アン・ユン監督)、『旅のおわり世界のはじまり』(19/黒沢清監督)など多数の話題作に参加。美術においては、「作品のテーマに寄り添いながらも監督イメージ以上を目指す」スタンスを貫く。また、2023年公開の『春画先生』(塩田明彦監督)、2024年公開の『Cloud クラウド』(黒沢清監督)や『HAPPYEND』(空音央監督)など最新作を含め、幅広いジャンルで活躍している。

和田剛 / 編集

1975年生まれ三重県出身。立命館大学卒業。主な作品にドラマ「SHUT UP」(23/TX)、『サンクチュアリ-聖域-』(23/Netflix)、「PORTAL-X」(24/WOWOW)、映画『雷寛』(04/上野境介監督)、『電人ザボーガー』(11/井口昇監督)、『貞子VS伽倻子』(16/白石晃士監督)、『ザ・ファブル』(19/江口カン監督)、『ゆとりですがなにかインターナショナル』(23/水田伸生監督)、『ゴールデンカムイ』(24/久保茂昭監督)、『HiGH&LOW』シリーズ、『知らないカノジョ』(25/三木孝浩監督)など。酒井麻衣監督作品ではドラマ「荒ぶる季節の乙女どもよ。」(20)がある。