“ストロベリームーンの日”スペシャル映像が解禁!
今回解禁される特別映像は、「ストロベリームーンって知ってる?」と萌のまっすぐな問いかけから始まる。
<好きな人と見ると永遠に結ばれる、恋を叶えてくれる月>という言い伝えにどこか照れたような笑みを浮かべながら、見上げるふたりの視線の先には、淡い赤みを帯びた美しい月。水面にもその光がやさしく映り込む。
そして笑い合いながら寄り添うふたり。言葉にしなくても伝わる想いが、月明かりの下でそっと交差する。
「あなたは、誰と見ますか――」
“ストロベリームーン”という特別な月に想いを重ねる、瑞々しくも切ない青春の一幕が、印象的に描かれる映像となっている。
〜〜〜ストロベリームーンとは〜〜〜
6月の満月のことで、毎年月の満ち欠けによって日程が変わる。アメリカの先住民が、野イチゴの収穫時期でもある6月の満月を「ストロベリームーン」と付けたとされている。さらに好きな人と一緒に見ると恋愛運が上がり、結ばれる“恋が叶う月”といったロマンチックなジンクスがあると言われている※1。
※1諸説あり。
6月の満月の日となる今年6月11日=ストロベリームーンの日に、新たな追加キャストが解禁。
今回新たに出演が明かされたのは、ユースケ・サンタマリア、田中麗奈、そして池端杏慈、黒崎煌代、吉澤要人、伊藤健太郎、泉澤祐希、池津祥子、橋本じゅんの実力派・注目株揃いの9名。
加えて、ユースケ・サンタマリア・田中麗奈・池端杏慈からは本作へのコメントも到着。
當真あみ演じる主人公・桜井萌の父で、娘の願いなら何でも叶えてやりたいと奮闘する桜井康介役には、映画『交渉人 真下正義』(05)で日本アカデミー賞優秀主演男優賞を受賞し、『アキラとあきら』(22)や大河ドラマ『光る君へ』(24/NHK)など多彩なフィールドで活躍するユースケ・サンタマリア。繊細さとユーモアを併せ持つ演技で、家族の絆と悲しみを丁寧に描き出す。
また、萌をそっと優しく支える母・桜井美代子役には、映画『がんばっていきまっしょい』(98/磯村一路監督)で主演デビューし、日本アカデミー賞新人俳優賞ほか数々の賞に輝いた田中麗奈(たなか・れな)。以降も『はつ恋』『幼な子われらに生まれ』などで実力を証明し、近年も『福田村事件』(23)や朝ドラ『ブギウギ』(24/NHK)などで存在感を放ち続ける田中の、深い愛情で娘を包み込む母親の姿に注目が集まる。岡田惠和の脚本とユースケ&田中演じる夫婦が織りなす、ユーモア溢れる温かな家族像は本作の大きな見どころの1つ。
本作のオファーを受けた経緯について、ユースケは「(脚本の)岡田さんが今までにあまり見たことのない脚本を書いてくれて、一線を画した面白い話になっている。だから出たいと思った」と話し、田中も「(脚本を読んで)ボロ泣きだった。何度読んでも泣けてしまう」と大好きな岡田作品に出演できる喜びを語り、その内容を大絶賛。口を揃えて岡田惠和の描く脚本の素晴らしさを称える。
さらに、萌と親友となる高遠麗(たかとう・うらら)の高校時代を演じるのは、ファッション誌「ニコラ」の専属モデルとしても活躍し、ポカリスエットやゼクシィなどのCMで注目を集めた池端杏慈(いけはた・あんじ)。映画『矢野くんの普通の日々』(24)で映画デビューを果たし、本作では透明感あふれる存在感で、萌のかけがえのない友情を体現する。
そして、日向と行動をともにする“フーヤン”こと親友・福山凛太郎には、連続テレビ小説『ブギウギ』(23/NHK)で俳優デビュー後、映画『さよなら ほやマン』(23)で映画デビュー、初主演作『見はらし世代』(25)がカンヌ国際映画祭・監督週間に出品されるなど世界からも注目される若手俳優・黒崎煌代(くろさき・こうだい)。明るくお調子者ながらも仲間想いな同級生役を等身大で演じる。
クラスの人気者でリーダー的存在の“カワケン”こと川村健二には、ダンスボーカルユニット「原因は自分にある。」のリーダーとして活動する一方、主演映画『BLUE FIGHT 〜蒼き若者たちのブレイキングダウン〜』(25)やドラマ『バレエ男子!』(25/MBS)など俳優としても注目度上昇中の吉澤要人(よしざわ・かなめ)。フレッシュな魅力で、青春のまぶしさを体現する。
13年後のカワケン役には、『今日から俺は!!劇場版』(20)や『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』(23)など話題作に出演し続け、近年では『少年と犬』(25)、『#真相をお話しします』(25)でも存在感を発揮する伊藤健太郎(いとう・けんたろう)。学生時代から続く友情や、時を経た絆の重みを自然体で表現し、物語の後半に深みを加える。
13年後のフーヤン役には、映画『ゴールデンカムイ』(24)や『マスカレード・ホテル』(19)、さらには大河ドラマ『青天を衝け』(21/NHK)や朝ドラ『ひよっこ』(17/NHK)などで確かな実績を積み重ねてきた泉澤祐希(いずみさわ・ゆうき)。不変の友情と、人生の奥行きを丁寧に演じる。
また、麗の母で唐揚げ屋を営む高遠晴美役を演じるのは、NHK連続テレビ小説「あんぱん」や『愛されなくても別に』(25)などに出演し、多彩な役柄で作品に深みを加える実力派女優・池津祥子(いけづ・しょうこ)。麗と幼馴染の日向にも気を配る懐の深さを持った母親像を温かく演じている。
日向(齋藤潤)の父であり、妻を早くに亡くし男手ひとつで育てる佐藤修(おさむ)を演じるのは、舞台・映像作品で圧倒的な存在感を放つ名バイプレイヤー・橋本じゅん(はしもと・じゅん)。『シン・ゴジラ』(16)や『キングダム』(19)、さらには劇団☆新感線の看板俳優としても知られる。骨太で情熱的な芝居で、父と息子の不器用な愛情を描く。
【コメント】
<桜井康介役:ユースケ・サンタマリア>
「ストロベリームーン」なんてかわいいタイトルなのでしょうか?自分がこのタイトルに見合っているかどうかは、どうでも良くて…(笑)
ただただ愛情いっぱいの家族の一員になれるよう、昨年の一番暑い時期を毎日考えながら過ごしていました。
田中麗奈さんの強さに助けてもらいました。あみちゃん、潤くんをはじめみんなとっても素敵です。
皆さんの心からいつまでも消えない作品になれば…
最後に監督!!・・・好きです!!(笑)
<桜井美代子役:田中麗奈>
お話し頂いたときは大変嬉しかったです。
「ストロベリームーン」という題名から、すでに素敵な作品になる予感がしました。
余命半年という主人公に対して、ただ可哀想ということではなく、
彼女の「それならやりたい事をやろう!」と真っ直ぐピュアに前に向かって生きる姿に胸を掴まれました。
彼女を支える両親、友達の存在もしっかり描かれていて、作品の一部になれるということがとても幸せなことだと思い ます。
実際に主演の當真あみちゃんは主人公の萌と重なり可愛いらしく、
どこかほんわかしつつもしっかりと自分を持っているような、魅力的な女の子でした。
側にいるだけで私を母親にしてくれて、とても感謝しています。
主人公は高校生ですが、私と同世代の方も共感頂ける作品だと思います。
親子で映画館デートもお勧めです。
ストロベリームーンが沢山の方々に届きますように。
<高遠麗役:池端杏慈>
この作品に携われたこと、本当に嬉しく思います。
今でも撮影のことをよく思い出すのですが、それくらい濃い時間を過ごせた撮影期間でした。
麗として生きた時間は本当に幸せで、キャスト、スタッフのみなさんにたくさん助けていただいたからこそ駆け抜けることができました。
同年代の方達とお芝居をする機会をいただけて、とても楽しかったです。それと同時に刺激を受け、自分ももっと頑張ろうという気持ちにさせてくれた撮影の日々でした。
人をまっすぐに愛する気持ちが溢れる作品になっていると思います。
ぜひ1人でも多くの方に観ていただきたいです!
物語の核となる高校生たち、そして彼らの“13年後”を生きる大人たち。それぞれの世代を代表するキャストたちが織りなす、涙と希望の物語に、ぜひご注目ください。