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倍賞千恵子演じる・すみれと 木村拓哉演じる・浩二が乗車早々ギクシャク!?“たった1日の旅”が始まる本編シーン解禁!

この度、倍賞演じる主人公・高野すみれ木村演じるタクシー運転手・宇佐美浩二が、山田監督作品の聖地と言える<東京・柴又>から、タクシーで出発し“たった1日の旅”が始まる本編シーンが解禁となった。

解禁された本編シーンでは、タクシーが出発した直後の、ぶっきらぼうな態度の浩二と少しおせっかいなすみれのやり取りが描かれているナビを操作しながらそっけない態度を見せる浩二にすみれは「あなた客商売なんだから、もうちょっと愛想よくしたらどうなの?」とチクリ。すると浩二は「どうもすみません。葉山まではかなり時間がかかるので、お休みになって頂いても。良かったら横になって」と無愛想に答え、最初はギクシャクしてしまう2人。運転がスタートするとすみれは「そりゃあねえ、辛いわよ、年を取るって。もう一人暮しは無理だと思ってね。葉山にいいところが見つかったからそこのお世話になろうかと思ったの」と旅の理由を話し、「だから東京の見納めに、あちこち寄ってみたいところがあるのよ」と、墨田川にかかる言問橋に寄り道したいと告げる。そうして、タクシー運転手とただの乗客として“たった1日の旅”が始まっていくが、すみれがこれまで歩んできた人生の話をしていく中でだんだんと2人は打ち解けていく。

本作はすみれと浩二がタクシーの中で会話するシーンを中心に物語が展開していく。すみれが過去に辿ってきた人生の苦楽を話していくのだが、木村は浩二の心境について「浩二はすみれさんの話に『どうなったんですか?』って振っちゃう。だから自分が聞いたことによって、彼女が話したくなかったことを言わせてしまっている責任をすごく感じました。でも、すみれさんの体内に留まっていた膿みたいなものを精算する瞬間にも思えて、タクシーを運転するドライバーのはずが懺悔を聞いている牧師のような感じでもありました。」と明かし、倍賞も「聞いて受け止めてくれる人がいたから、すみれさんはちゃんといろんなことを話せたんです。あんな風に浩二さんが受け止めてくれなかったら、話せなかったと思います。どんどん話しちゃえ!っていう感じでした」と、すみれの気持ちを代弁。すみれと浩二がお互いのことを知っていくうちに信頼が芽生え、2人の人生においてかけがえのない時間を過ごす旅の最後に待ち受ける奇跡とは?ぜひ劇場で堪能してほしい。

長きに渡り日本映画界を支え、常に人と人とのつながりや人生の機微を描き続けてきた山田洋次監督が贈る、松竹創業130周年作品『TOKYOタクシー』。奇跡と希望の物語がこの秋、観る人の心にあたたかな光を灯します。日本最高峰の監督・キャストによって紡がれる珠玉の一本に、是非ご期待ください。『TOKYOタクシー』は11月21日(金)より全国公開。

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