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山田洋次 × 倍賞千恵子 × 木村拓哉 人生を乗せ、タクシーが走り出す ― 明日を明るく照らす、奇跡と希望の物語
毎日休みなく働いているタクシー運転手の宇佐美浩二(木村拓哉)。
娘の入学金や車検代、家の更新料など次々とのしかかる現実に、頭を悩ませていた。
そんなある日、浩二のもとに85歳のマダム・高野すみれ(倍賞千恵子)を東京・柴又から神奈川・葉山にある高齢者施設まで送るという依頼が舞い込む。
最初は互いに無愛想だった二人だが、次第に心を許し始めたすみれは『東京の見納めに、いくつか寄ってみたいところがあるの』と浩二に寄り道を依頼する。
東京のさまざまな場所を巡りながら、すみれは自らの壮絶な過去を語り始める。
たった1日の旅が、やがて二人の心を、そして人生を大きく動かしていくことになる――
娘の入学金や車検代、家の更新料など次々とのしかかる現実に、頭を悩ませていた。
そんなある日、浩二のもとに85歳のマダム・高野すみれ(倍賞千恵子)を東京・柴又から神奈川・葉山にある高齢者施設まで送るという依頼が舞い込む。
最初は互いに無愛想だった二人だが、次第に心を許し始めたすみれは『東京の見納めに、いくつか寄ってみたいところがあるの』と浩二に寄り道を依頼する。
東京のさまざまな場所を巡りながら、すみれは自らの壮絶な過去を語り始める。
たった1日の旅が、やがて二人の心を、そして人生を大きく動かしていくことになる――
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著名人コメント
(※五十音順)
倍賞千恵子さん演じる高野すみれ85歳、うちの母と同い年。いろいろ考えさせられました。引き込まれました。
宇佐美浩二のクールな熱さ。新しい木村拓哉さんを感じて、良かった。
山田洋次監督の愛の詰まった映画でした。
宇佐美浩二のクールな熱さ。新しい木村拓哉さんを感じて、良かった。
山田洋次監督の愛の詰まった映画でした。
秋山具義
アートディレクター
アートディレクター
倍賞千恵子の語りが持つ魔法と、木村拓哉の繊細でリアルな反応。この2人が車内で話している様子だけでも永遠に観ていられる。
人が出会い、互いを知り合い、変わりゆく街の中で一生残る何かを生み出す。
そんな奇跡のような瞬間を本作は映し出す。
人が出会い、互いを知り合い、変わりゆく街の中で一生残る何かを生み出す。
そんな奇跡のような瞬間を本作は映し出す。
アナイス(ANAIS)
映画コラムニスト
映画コラムニスト
タクシーという閉ざされた空間は不思議なほど人の心を解きほぐしますよね。偶然乗り合わせた二人が、東京の名所を走りながら互いの過去や想いを語り合う。心に響く会話がたくさんありました。
石川佳純
元プロ卓球選手
元プロ卓球選手
倍賞千恵子さんの声に包まれ、木村拓哉さんと東京を駆ける贅沢。戦後を生き抜いた85歳のすみれの人生は、優しく、ときにビターで、力強い。その姿には、日本人が歩んできた戦後の記憶が宿ります。人間を描き続けてきた山田監督の人生讃歌に、改めてその偉大さと温もりを感じました。
石川慶
映画監督(『ある男』)
映画監督(『ある男』)
涙と共に優しい感情が身体を包んだ。
女性の幸せを願い、自由を願い、すべての人への可能性を願い、製作陣が生み出した日本映画は何処までも平和を願っていた。山田洋次監督とこのキャストだから出来たこと、素敵。
女性の幸せを願い、自由を願い、すべての人への可能性を願い、製作陣が生み出した日本映画は何処までも平和を願っていた。山田洋次監督とこのキャストだから出来たこと、素敵。
伊藤さとり
映画評論家・女性記者映画賞発起人
映画評論家・女性記者映画賞発起人
山田洋次と倍賞千恵子、二人が出会ったことの幸福をずっと受け取ってきた。今もまだ、それを受け取れることの奇跡。木村拓哉の顔、その年輪に同じ時代を生きてきたよなあ、と思う。「TOKYOタクシー」は三人の長い年月の結晶だ。
犬童一心
映画監督(『ジョゼと虎と魚たち』)
映画監督(『ジョゼと虎と魚たち』)
タクシーという一期一会の空間の中で出会った運転手とお客さん。
それぞれの人生を乗せて紡がれる、かけがえのない1日。
映画というタクシーで、送迎していただいた気持ちになりました。
その窓から見える景色に、思いを馳せながら。
それぞれの人生を乗せて紡がれる、かけがえのない1日。
映画というタクシーで、送迎していただいた気持ちになりました。
その窓から見える景色に、思いを馳せながら。
江口拓也
声優
声優
幸せの基点に触れる時間で、いろんな人との交差点があって作られていく人生の道のりは、百点満点でなくとも尊く愛しいものだと思わせてくれました。
大塚愛
アーティスト
アーティスト
普段タクシーではあまり運転手さんと話さないけれど、こんな出会いがあるなら悪くない。人生は一期一会。映画を観て、もう会えないおばあちゃんの声がふと聞きたくなりました。
GAKU-MC
ラッパー
ラッパー
感動!
木村拓哉史上初の「なんでもない男」が、倍賞千恵子史上最高の「謎の貴婦人」と会話しながら続けるタクシー旅
山田洋次監督史上かつてなく衝撃的で暖かく、悲しいけれど幸せな結末を誰が予想したでしょう
“珠玉の名作”とは、こういう作品のことを言うのです"
木村拓哉史上初の「なんでもない男」が、倍賞千恵子史上最高の「謎の貴婦人」と会話しながら続けるタクシー旅
山田洋次監督史上かつてなく衝撃的で暖かく、悲しいけれど幸せな結末を誰が予想したでしょう
“珠玉の名作”とは、こういう作品のことを言うのです"
笠井信輔
フリーアナウンサー
フリーアナウンサー
ただの日本版リメイクではない、まさに"侘び寂び"を感じる作品でした。山田洋次監督の映画からしか得られない栄養素が確実にある、ということを再認識できる一本ですね。人生は選択の連続。いつも何気なく乗っていたタクシーですが、これからは自然と車内に残ったドラマの残り香を探してしまいそうです。
梶裕貴
声優
声優
目まぐるしく変わりゆくなかで、忘れたくないもの。いつも見ている東京の街が、どこか愛おしく思えた。
川村元気
映画監督(『8番出口』)
映画監督(『8番出口』)
人が生きると言うのは誰しも素敵な物語が生まれる。
生きると言う事はその物語を作る事なのかもしれない。
だから平凡な人生でも波乱の人生でもただ生きる事に意味があると改めて山田洋次監督が教えてくれた。
生きると言う事はその物語を作る事なのかもしれない。
だから平凡な人生でも波乱の人生でもただ生きる事に意味があると改めて山田洋次監督が教えてくれた。
カンニング竹山
芸人
芸人
パリも良いけど東京だって捨てたもんじゃないって気づかせてくれる、僕にとってはリアルなファンタジーでした。
そりゃそうです。昭和の昔から東京の街をずっと映し出して来た山田監督ですもんね。
そしてペーソス、ペーソスなんですよ、ペーソス!ハイよーい!とカメラの横で監督が叫んでる様子を想像して嬉しくなりました。
そりゃそうです。昭和の昔から東京の街をずっと映し出して来た山田監督ですもんね。
そしてペーソス、ペーソスなんですよ、ペーソス!ハイよーい!とカメラの横で監督が叫んでる様子を想像して嬉しくなりました。
宮藤官九郎
脚本家・監督・俳優
脚本家・監督・俳優
戦渦を生き延びたマダムと、コロナ禍を耐えたタクシー運転手。
二人の出会いは、80年にわたるこの国の歩みをたどる旅となる。
笑えない時代に、分断した世代に、何を遺し何を受け継ぐのか。
優しい奇蹟の奥に、映画という文化芸術の覚悟を見た気がした。
二人の出会いは、80年にわたるこの国の歩みをたどる旅となる。
笑えない時代に、分断した世代に、何を遺し何を受け継ぐのか。
優しい奇蹟の奥に、映画という文化芸術の覚悟を見た気がした。
SYO
物書き
物書き
観終わったあと、ちょっと夜の街を
タクシーで走ってみたくなった。
タクシーで走ってみたくなった。
鈴木敏夫
スタジオジブリ
スタジオジブリ
もしもあなたが幸福になりたかったら
誰かを幸福にすること。
そんな美しい物語です。
誰かを幸福にすること。
そんな美しい物語です。
武田鉄矢
歌手・俳優
歌手・俳優
一枚一枚、日記帳のページをめくっていくような優しい時間が流れる。この中には「そんなアホな!」と「あるある、あってほしくないけど、それあるよな」というような、映画ならではのファンタジーな空間と、リアリティが共存した。妻と二人、グイグイ集中して楽しみました。
つんく♂
音楽家、総合エンターテインメントプロデューサー
音楽家、総合エンターテインメントプロデューサー
まるで自分もタクシーに同乗しているような錯覚を覚え、自分の人生と重ね合わせながら、愛する人に「愛しているよ」と伝えたくなる
冨永愛
女優・モデル
女優・モデル
すみれさんの波瀾万丈の人生を聞いてたら、もっと師匠の身の上話を生前じっくり聞いておくべきだったと思いました。
ナイツ 土屋伸之
漫才師
漫才師
人の体験談を聴くことで、自分も少しだけ同じ体験ができ、同苦ができる。
話す時間も、聴く時間も短くなった世の中でとても大事なことを教わった気がします。
人生は出会いが全て、この素晴らしい映画に出会えたことに感謝します。
話す時間も、聴く時間も短くなった世の中でとても大事なことを教わった気がします。
人生は出会いが全て、この素晴らしい映画に出会えたことに感謝します。
ナイツ 塙宣之
漫才師
漫才師
一期一会の極致たるタクシー車内。それでも運転手さんと、お互いの「人生」を語り合うことは、私たちにも稀に起きる。
倍賞さんの、木村さんの笑顔の軽やかさ、夜の横浜元町で腕を組む二人の可愛らしさは極上でした。
中田秀夫
映画監督(『リング』)
映画監督(『リング』)
きっとみんな一つや二つ、後悔しながら生きている。でも、あれがあったから今がある。全ては繋がっているんですね。自分で過去の自分のこと肯定しなきゃ!と勇気づけられました。
南海キャンディーズ 山崎静代
芸人
芸人
それは恋愛ではなく、親子愛とも違う。
数奇な縁で出会った二人の、名付けようのない結びつきに希望を見ました。
人間を愛し、人の生き方を愛する。山田洋次監督の眼差しがどこまでも優しい映画です。
数奇な縁で出会った二人の、名付けようのない結びつきに希望を見ました。
人間を愛し、人の生き方を愛する。山田洋次監督の眼差しがどこまでも優しい映画です。
早川千絵
映画監督(『ルノワール』)
映画監督(『ルノワール』)
東京から横浜へ、移りゆく風景、ロマンスの微風。
愛に彩られたロードムービー。
旅の終着点で、あたたかな涙が待っています。
愛に彩られたロードムービー。
旅の終着点で、あたたかな涙が待っています。
原田マハ
作家
作家
悩みがあって苦しい時もあるけれど、投げやりにならないで誠実に前向きに生きていけば、きっと良いことが起きるよと、この映画がやさしく伝えてくれました。
張本美和
パリオリンピック卓球女子団体・銀メダリスト
パリオリンピック卓球女子団体・銀メダリスト
まさかの涙で角膜が痛くなるというほど泣いてしまい。
とても素晴らしい映画でした。
贅沢な103分の浪漫旅行を体現させてくれる映画でした。
軽快なタッチで心地よく映画館というタクシーに乗せていただき、東京の歴史と様々な人生を思い浮かべながら、いつの間にかスクリーンの中に生きる人達に寄り添い、自分の大切な人たちが重なって涙が止まりませんでした。
山田監督のウィットに満ちた演出と倍賞さんの気品溢れる可愛さと木村さんの朴訥とした優しさが混沌とした時を忘れさせてくれる心地よい幸せな時間をくれました。
松竹130周年に相応しい素敵な作品を有難うございました。
とても素晴らしい映画でした。
贅沢な103分の浪漫旅行を体現させてくれる映画でした。
軽快なタッチで心地よく映画館というタクシーに乗せていただき、東京の歴史と様々な人生を思い浮かべながら、いつの間にかスクリーンの中に生きる人達に寄り添い、自分の大切な人たちが重なって涙が止まりませんでした。
山田監督のウィットに満ちた演出と倍賞さんの気品溢れる可愛さと木村さんの朴訥とした優しさが混沌とした時を忘れさせてくれる心地よい幸せな時間をくれました。
松竹130周年に相応しい素敵な作品を有難うございました。
平川雄一朗
映画監督(『ROOKIES−卒業−』)
映画監督(『ROOKIES−卒業−』)
素敵なロードムービーだ。
葛飾から葉山までのタクシーで語られる昭和の女性物語が、切なく哀しくたくましい。
94歳の山田洋次監督が若々しい語り口で、人と人の触れ合いを描き、あるときは母を、あるときは恋人を思い出せてくれた。たとえ人生が苦難の連続であったとしても、その道には幸せを感じるときが必ずある。
映画を観たあとの珈琲がとても美味しかった。
葛飾から葉山までのタクシーで語られる昭和の女性物語が、切なく哀しくたくましい。
94歳の山田洋次監督が若々しい語り口で、人と人の触れ合いを描き、あるときは母を、あるときは恋人を思い出せてくれた。たとえ人生が苦難の連続であったとしても、その道には幸せを感じるときが必ずある。
映画を観たあとの珈琲がとても美味しかった。
広井王子
演出家
演出家
キャストも豪華ですし、釣りバカファンなのでこの映画に出会えてうれしいです!
人生とは後悔の連続なのかもしれない。
しかしこの映画を見て、その後悔したあとが大切なんだと気付かされました!!
ありがとうございます!!
人生とは後悔の連続なのかもしれない。
しかしこの映画を見て、その後悔したあとが大切なんだと気付かされました!!
ありがとうございます!!
ミキ 亜生
芸人
芸人
ガイド倍賞千恵子さんとドライバー木村拓哉さんの贅沢な東京案内。
人にはそれぞれ物語があって歴史がある。
一期一会を大切にしなければいけないなぁと強く感じました。
そう言えば葛飾柴又のあのお兄ちゃんも一期一会を大切にしてたなぁ。
人にはそれぞれ物語があって歴史がある。
一期一会を大切にしなければいけないなぁと強く感じました。
そう言えば葛飾柴又のあのお兄ちゃんも一期一会を大切にしてたなぁ。
ミキ 昴生
芸人
芸人
人生は限られた時間の中で、いつどこで誰と出会うか分からない。 その出会いが、人生の何かを変えるきっかけになることもある。 そんな瞬間をこれからも大切にしていきたい。—そう思わせてくれる作品でした。
水谷隼
元プロ卓球選手
元プロ卓球選手
心を重ねて共に乗車した時間は、
想像を遥かに超えて、痛くて愛おしい。
ずっといっしょに走りつづけたくなる。
想像を遥かに超えて、痛くて愛おしい。
ずっといっしょに走りつづけたくなる。
森本千絵
アートディレクター
アートディレクター
エンドマークで思わず拍手。
良い映画を観た時の心地よい余韻。
濃密な人生を戦い抜いた主人公が、
偶然出会ったタクシー運転手の優しさに、ふと見せた人恋しさ。
二人が腕を組んだシーンでは、温かいものが胸に広がった。
見終わった後、大切な人と黙って手をつなぎたくなる
優しく激しく切ない大人の恋愛映画。
良い映画を観た時の心地よい余韻。
濃密な人生を戦い抜いた主人公が、
偶然出会ったタクシー運転手の優しさに、ふと見せた人恋しさ。
二人が腕を組んだシーンでは、温かいものが胸に広がった。
見終わった後、大切な人と黙って手をつなぎたくなる
優しく激しく切ない大人の恋愛映画。
安田淳一
映画監督(『侍タイムスリッパー』)
映画監督(『侍タイムスリッパー』)
男の映画を撮っているふりをして、いつも可憐でありながら魅力的で強い女性を誰よりも素敵に描いてくれる監督が 笑 大好きです。
絶対に敵わない、もう届けることができない相手に綴ったラブレターがわたしたちに届けられているようで。また読むように、観るのです。
絶対に敵わない、もう届けることができない相手に綴ったラブレターがわたしたちに届けられているようで。また読むように、観るのです。
YOU
タレント
タレント
すみれさんの「愛想ないわね」から「紳士ね」に変わりゆく一期一会の会話と回想。オリジナル版『パリタクシー』のプロットを活かしつつも、もっと身近に、もっと切なく描き切ったステンドグラスのように美しい物語。
よしひろまさみち
映画ライター
映画ライター
車窓に流れる景色のように、倍賞さんの人生そのものを眺めている気がした。
彼女を撮り続けた山田監督の眼差しに宿る慈愛。
サラリ、と描く別れ際。瞼を閉じてもこの半世紀の姿が焼き付いているのだろう。
ただ見つめること、に徹した木村拓哉さんの眼差しも見事であった。
彼女を撮り続けた山田監督の眼差しに宿る慈愛。
サラリ、と描く別れ際。瞼を閉じてもこの半世紀の姿が焼き付いているのだろう。
ただ見つめること、に徹した木村拓哉さんの眼差しも見事であった。
李相日
映画監督(『国宝』)
映画監督(『国宝』)
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タクシーの中で語られる2人の人生。
美しい景色と温かい時間に心が満たされました。
映画プレゼンター