その答えが、
あなたの人生を左右する。
米レビューサイト絶賛!批評家100% 観客97%(2025.4.30時点)
その答えが、
あなたの人生を左右する。
SXSW国際映画祭2023正式出品 第39回インディペンデント・スピリット賞新人作品賞・新人脚本賞・編集賞ノミネート 第26回タリン・ブラックナイト映画祭新人作品賞受賞
第28回コルカタ国際映画祭最優秀作品賞受賞 第72回マンハイム・ハイデルベルク国際映画祭観客賞受賞 第16回スペイン・ラテンアメリカ映画祭観客賞受賞
移住のためにNYに到着した幸せなカップル。だがなぜか、入国できない―。いったい彼らが何をしたのか?
監督の実体験に基づく、予測不能の深層心理サスペンス!
2025.8.1 Fri ROADSHOW
監督・脚本:アレハンドロ・ロハス、フアン・セバスチャン・バスケス 出演:アルベルト・アンマン、ブルーナ・クッシ 2023年|スペイン|スペイン語、英語、カタルーニャ語|77分|ビスタ|カラー|5.1ch|原題UPON ENTRY|日本語字幕 杉田洋子 配給:松竹

INTRODUCTION

イントロダクション
NYに到着したが、なぜか入国できないカップル
「入国の目的は?」
その答えが、あなたの人生を左右する―
NYに到着したが、なぜか入国できないカップル。「入国の目的は?」その答えが、あなたの人生を左右する―

NYの空港で入国審査を待つ幸せなカップル。移住のビザも取得し、新天地で暮らす準備は万全だったはずが、説明もなく別室に連行され、密室での不可解な尋問が始まる。なぜ二人は止められたのか?審査官は何かを知っているのか?予想外の質問が次々と浴びせられる中、やがてある疑念が二人の間に沸き起こり──

監督デビュー作が世界の映画祭を席巻!
監督の実体験から生まれた
すぐそこにある恐怖に迫る、<予測不能>な深層心理サスペンス!
監督デビュー作が世界の映画祭を席巻!監督の実体験から生まれたすぐそこにある恐怖に迫る、<予測不能>な深層心理サスペンス!

わずか17日間の撮影、たった65万ドルで制作された低予算の監督デビュー作が、スペイン映画として初めてインディペンデント・スピリット賞3部門(新人作品賞、新人脚本賞、編集賞)にノミネート! SXSW映画祭に正式出品され、タリン・ブラックナイト映画祭新人作品賞をはじめ、世界中の映画祭で、最優秀作品賞や観客賞など数々の賞に輝いた。劇場公開後も、スペインの大手配信サービスFilminで爆発的人気を獲得、その年のスペイン映画で最も視聴された作品となった。Rotten Tomatoesでも批評家100%、オーディエンス97%という破格の評価をキープしている。

監督・脚本を手掛け、まさに一夜で無名のクリエイターから、今最も注目される映像作家へと転身を遂げたのは、ベネズエラ出身のアレハンドロ・ロハスとフアン・セバスチャン・バスケス。ロハス監督自身が故郷のベネズエラからスペインに移住した際に、実際に体験したことからインスピレーションを受けて本作を生み出した。第二次トランプ政権下のアメリカで、移民の強制送還や不当な逮捕が日々報道されている昨今。似たような事件が世界各国を揺るがしていて、日本人にとっても決して遠い国の話ではない。これは、“あなた”にいつでも起こりうる話。まさに危機感を持って観るべき、リアリティMAXの話題作!

移住のためのビザも取得し、新天地で暮らす準備は万全だったはずが、突然密室で尋問されるカップル。なぜ、二人は止められたのか? 審査官は何かを知っているのか? なにが真実で、どれが嘘? 答えひとつで、強制送還? 拘束? それとも──全く予測不能な緊迫の77分! あなたにも起こり得るすぐそこの恐怖に迫る、深層心理サスペンス!

STORY

ストーリー

移住のために、バルセロナからNYへと降り立った、ディエゴとエレナ。エレナがグリーンカードの抽選で移民ビザに当選、事実婚のパートナーであるディエゴと共に、憧れの新天地で幸せな暮らしを夢見ていた。ところが入国審査で状況は一転。パスポートを確認した職員になぜか別室へと連れて行かれる。「入国の目的は?」密室ではじまる問答無用の尋問。やがて、ある質問をきっかけにエレナはディエゴに疑念を抱き始める──

DIRECTOR

共同監督・脚本
共同監督・脚本
Alejandro Rojas

1976年ベネズエラ・カラカス生まれ。現在はバルセロナを拠点とて活動中。
映画についてのTVドキュメンタリー「Wise Words, Actor/Director: About Expectations」(原題)や数多くの予告、プロモーション用動画制作(監督・脚本・編集)を行う。映画ジャーナリストとして、カンヌ、ベネチア、トロント、サンダンス、ベルリン映画祭に参加し、ベテランから新人まで様々なアーティストを取材してきた。これまでに、NetflixやHBOラテンアメリカグループをはじめ、イギリス、ベルギー、アルゼンチンなど世界で制作された作品に関わり、キャリアを積んできた。
フアン・セバスチャン・バスケスとは、『Probably Lied』(原題・15)、『パラメディック - 闇の救急救命士-』(20)、「Nibbler」(原題・21)に、共に参加。脚本や編集を務めている。本作が初の長編脚本・監督作品。

共同監督・脚本
Juan Sebastian Vasquez

1981年ベネズエラ・カラカス生まれ。バルセロナのカタルーニャ映画映像学校(ESCAC)で学び、現在もバルセロナを拠点としている。
HBOラテンアメリカグループのコピープロデューサーとしてキャリアをスタート。その後、撮影分野に活動の場を移し、『Terrados』(原題・11・バリャドリード映画祭でピープルズ・チョイス・アワード受賞)『Ahora No Puedo』(原題・11・ガウディ賞最優秀短編作品賞)、『Open 24』(原題・11・同年のマラガ映画祭正式出品)に参加。撮影監督を務めた『Callback』(原題・16)は同年のマラガ映画祭長編作品、脚本、男優賞を受賞。またNetflixオリジナル作品『パラメディック - 闇の救急救命士-』(20)の撮影監督も手掛ける。シッチェス映画祭の審査員の一人でもある。本作では監督、脚本、撮影監督を兼任している。

CAST PROFILE

キャストプロフィール
ディエゴ
Alberto Ammann

1978年アルゼンチン、コルドバ生まれ。生まれてすぐに両親とともに、軍事独裁政権を逃れスペインに渡るがのちに帰国。アルゼンチンとスペインで演技を学ぶ。
2009年の大ヒット映画『プリズン211』の主演の一人に大抜擢。デビュー作でスペイン俳優組合賞、ゴヤ賞で新人男優賞を立て続けに受賞する。その後はダニエル・ブリュール共演の『EVA<エヴァ>』(11)、主演作『インベーダー・ミッション』(12)などで順調にキャリアを積み、Netflixヒットシリーズ「ナルコス」シーズン2&3(16-18)、「ナルコス:メキシコ編」(18-21)にも出演しスペイン語圏以外でも広く知られるように。同作で2度目のスペイン俳優組合賞(国際シリーズ部門男優賞)を受賞している。本作でマラガ映画祭、サン・ジョルディ賞の主演男優賞を始め、数々の賞を受賞。ゴヤ賞、フェロス賞(スペインのゴールデングローブ賞)、フォルケ賞、ガウディ賞(カタルーニャ語圏の映画賞)にもノミネートされた。

エレナ
Bruna Cusi

1986年スペイン、バルセロナ生まれ。
演技とモダンダンスを学び、数々の舞台でキャリアを積む。2018年ベルリン国際映画祭でグランプリを受賞し、アカデミー賞外国語映画賞スペイン代表に選ばれた『悲しみに、こんにちは』の演技で注目され、ゴヤ賞新人女優賞、ガウディ賞助演女優賞を受賞。本作でも、アンジェ・ヨーロッパ・デビュー映画祭で主演女優賞、スペイン国営ラジオ放送が若い才能に送るエル・オホ・クリティコ賞(映画部門)を受賞したほか、ガウディ賞にもノミネートされた。ダニエル・ブリュール、ダコタ・ファニング共演の米TVシリーズ「エイリアニスト NY殺人ファイル」(20)にも出演している。最新作は、2025年ベルリン国際映画祭でワールドプレミア上映されたサム・ライリー主演作『Islands』(原題)。

バスケス審査官
Laura Gómez

ニュージャージーに生まれ、ドミニカ共和国のサント・ドミンゴで育つ。
ニューヨークで演技を学び、Netflixシリーズ「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」(13-19)のブランカ・フロレス役で注目され、2017年の米俳優組合賞最優秀アンサンブル賞(コメディシリーズ部門)を受賞。その他の出演作にはTV映画「Sambá」(原題・17)、『ラ・コシーナ/厨房』(24)など。今まで3本の短編映画を監督し、初の長編映画の準備中。

バレット審査官
Ben Temple

ニューヨーク出身、マドリード在住。
主な出演作に『REC/レック』(07)、『インサイド』(16)、『43年後のアイ・ラヴ・ユー』(19)、『サン・セバスチャンへ、ようこそ』(20)など。TVシリーズ「Cazadores de hombres」(原題・08)で、スペイン俳優組合賞新人男優賞、『I Want to Be a Soldier』(英題・10)で同賞主演男優賞にそれぞれノミネートされている。

REVIEW

レビュー
EL MUNDO
THE PLAYLIST
LE MONDE
人間関係の本質をあぶり出す LUXEMBOURG TIMES
あなたの期待を巧みに翻弄する FILMFACTUAL
痛烈なスリル! Roger Ebert