大ヒット舞台挨拶が大阪ステーションシティシネマで実施され、WEST.のメンバー、重岡大毅、桐山照史、中間淳太、藤井流星、濵田崇裕とメガホンを取った瑠東東一郎監督が登壇、映画館に詰めかけた来場者と喜びを分かち合った。
重岡は、「本日はお忙しいところお越し頂きありがとうございます!ライブビューイングの皆さんもありがとう!僕、ライブビューイング大好きでーす!いろんな話がしたいです!」と元気にコメント。また映画の反響は皆さんのところにも届いているかと聞かれ「ライブのスタッフさんや、番組でご一緒した方、(ハイヒール)モモコさんからも、良かったよ!と言って頂いた。僕はライブビューイングも好きですが、反響も大好きなんです」と笑った。
また、会場となった大阪ステーションシティシネマはこの映画が一番動員数が多い劇場ということを聞いた藤井は「やっぱり大阪やなー、大阪で大ヒットというのはほんま嬉しい」と笑顔をみせた。
大阪での撮影の思い出を聞かれた桐山は、「大阪で朝早く土手で撮影していた時に、遠くからおじさんが走ってきて、いきなり「おはようございます!」と挨拶されたんです。撮影中なのに。みて分かるやろと思ったけど、フレンドリーで大阪ならではやな」と答えると、その時監督は撮影を止めたの?とメンバーが質問。
「監督は撮影を止めない。ずっとカメラ回してる。で、あとから「桐山君、今のおじさん、友達?」って」(全員爆笑)
そこから、監督の撮影方法の話に。昨年末の大阪松竹座の舞台をみた監督が、WEST.の空気感・舞台のあの感じを超えたいと、台本もなく映画最後のおまけシーンの撮影を撮ると言い始め、ボケ的なところを出したいというリスクエストで、アドリブで撮影させられたというWEST.のメンバー。
「ずっとカメラ回しっぱなしで、ダダすべりなところもいっぱいあって」と藤井。監督がカットをかけないから、自分でカットをかけたと中間が告発する場面も。
更に、重岡が演じる元芸人の陽一郎の芸風について聞かれると、「あれは重岡君が勝手に(笑)」と瑠東監督が笑うと、「何ゆうてんねん!あんな格好させて!プロボクシングのライセンス取ったばかりだったから、なんかやってくれっていうから、シュシュシュシュッってパンチいれさせられて」と重岡が猛抗議。
ただそのキャラクターはちょっと自分でも気に入ってるそうで、それを聞いた会場も大爆笑となった。
WEST.との仕事は15年ぶりになるという瑠東監督。デビュー前から WEST.を見てきた監督は、WEST.の変化を聞かれると、「変わったところと、変わらないところがあるんですよね。変わらないところは、ずっとみんな中2なんです。集まると部室みたいなかんじで。変わったのは、決めるときはバチッと決めてくる。オーラが凄くて積み上げてきたものや自信といったものがこの15年の間に培われたんだなと思った」と語った。
また映画にも出演しているトータス松本作詞作曲、ウルフルズがサウンドプロデュースした主題歌「ウェッサイソウル!」にも話が及び、メンバーは一様に主題歌が決まった時は大喜びし、「ホント嬉しかった。大先輩で、カラオケでも歌っていたし」と濵田。中間は、「トータス松本さんからデモテープが届いた時にはみんなで聞いて「めっちゃウルフルズじゃーん」って!」「当たり前だけどね」と笑いあった。
最後に「最高でした。皆さん、この映画を愛してくれてありがとうございます!」と、来場者とライブビューイングの皆さんに感謝を伝えたWEST.。瑠東監督は「WEST.ってホントにいいグループなんです。しんどいときも笑わせてくれるし、勇気をくれたり。僕は、本当WEST.が好きなんですが、今回、ますます好きになりました。みんなの心を前に向かせてくれるグループだと思っています。そんなWEST.のいいところを詰め込んだ映画です。まだ公開が続いているので是非映画館でご覧になってください」と最後のコメントで大ヒット舞台挨拶を締めくくった。