愛と誠

西城秀樹さん主演の「愛と誠」2年前に初めて見て、色々な意味でビックリしました！
まず、映像が斬新！真っ赤な血の描写が怖い！
そして、この誠が悪いヤツ過ぎて、全然共感出来ず！
しかし、秀樹さんのかっこよさに惹かれて何回も見るうちに、ハッと気づいた。この誠の、この悪さは演技なんだ！世間に冷たくされ、こんなに悪いヤツになってしまったんだと見せつけるため、良心を隠してとことん悪いヤツになりきっているんだ！と思ったら、急に誠がかわいそうに思えて、切なくなった。

"当時 人気のあった愛と誠 ヒデキ自らがこの映画をやりたいと梶原一騎氏に
申しで…ただ､公表になった時 愛と誠原作ファンから アイドルのヒデキがやるなんて誠のイメージを壊す、相応しくないなどの猛反発の声が…その声が返ってヒデキの誠になりきってみせるという役者魂が湧き 原作の誠に引けを取らない役者西城秀樹としての
素晴らしい作品 時代を経て多くの人に見てもらいたい作品です。"

私は「続・愛と誠」が好きだ。陽性な西城秀樹からバトンタッチした南条弘二の陰のある誠役に加え、表裏を使い分け心に闇を抱えた高原由紀役の多岐川裕美が凄みを魅せる。けれんみ溢れる山根演出も冴えわたる隠れた名作だ。

"初めて自分の小遣いで、友達と見に行った映画です。
秀樹が好きで、原作も好きだったので(少年向け劇画で兄弟が購読していた物で、幼い令嬢を命懸けで助けた少年。二人の再開からのドラマチックな愛憎劇) 、当時中学のクラスの秀樹ファン皆で観に行きました。凄く混んでて立ち見でした。(入れ換え制じゃなかったので、席を確保して二度見た記憶)
格好いい誠、可愛い愛、命懸けの愛。
青春のキラキラした思い出の映画です。"