幸福の黄色いハンカチ
公開年:1977年/上映時間:108分
著名人のおすすめコメント
- 笠井信輔フリーアナウンサー妻は、出所してきた夫を黄色いハンカチで出迎えるのか?
それがすべて。
しかし、公開時ポスターを見て欲しい。
倍賞さんの上で黄色いハンカチがはためいているではないか❗️
しかも、健さんまで一緒!
これは映画史上最大の“ネタバレ”ポスター。
私は山田洋次監督に聞きました。
「なぜこんな宣伝を許したのですか?」
監督はゆっくりと答えました
「私は結末がわかってるからといって、泣けない映画は撮りません」
これ、選ぶしかないですよね。 - 本広克行映画監督・演出家今まで何度も観てきた映画作品なのに、いつ観ても笑って泣けて元気になります。
自分の映画演出の考え方を変えた作品だったりします。それは、この作品のポスターは黄色いハンカチをたくさん掲げたあの有名なシーンがポスターでネタバレされていて更に主演の高倉健さんよりも観客の方が先に結末を見て感動する編集と音楽入れになっていて、主人公の感情の変化に反射させる方法は、待ってました演出の極みだと思ってます。 - 安藤紘平映画作家・
早稲田大学名誉教授何故私はこんなありきたりともいえる映画に心惹かれるのだろう。 失恋して仕事を辞めドライブ旅行中のダメ男と、同じく失恋で傷心旅行中の女と、何やらいわくありげな中年男の情けないロードムービーである。 あの頃の私の親孝行と言えば、年に2・3回、寅さん好きの母に映画を観せ、帰りにうなぎをご馳走することだった。この日も、この映画なら母の好みだろうとたかを括って観に行った。 何しろ題名からして『幸福の黄色いハンカチ』で、ポスターには満艦飾の黄色いハンカチが見える。結末はすっかりネタバレなのだ。にもかかわらず、なんと最後まで笑い、感動し、気が付けば目も潤んでいた。 母もこの後再び一人で観に行ったようだ。そう、何度観ても面白い。名作とは結末を知るために観るのではないのだろう。だから、こんなネタバレのタイトルでも構わない。 私は、今は亡き母を思い出すたびに、この映画を観て笑う母の笑顔が浮かんでくる。
一般の方のおすすめコメント
- Comment"観ていると、段々思わず微笑む
小さな幸せから、大きな幸せに
そんな気持ちにさせてくれる映画です。"ララ/50代 - Comment"黄色いハンカチがあるとわかっているのにラストシーンを観るといつも泣けるのは
高倉健さん倍賞千恵子さん桃井かおりさん
武田鉄矢さんの演技が上手いからだろう。"みおちゃわん/50代 - Comment高倉健さん扮する島さん一行が夕張に入ってから島さんの家に着くまでの緊迫感で、ラストシーンがより感動的になっていると思いました。移動ルートの一部が高校の修学旅行とかぶっているので個人的に思い入れもある一本です。ボンダ/40代
- Comment何度見ても涙が止まらない。健さんの一途な男のカッコよさがいつまでも憧れであり、そうなってみたい男の中の男の優しさをを表現している一番の映画と思う。しょうちゃん/60代
- Comment自分に素直になれる作品。高倉健が出所して食堂でビールをおいしそうに飲みカツどんを食すシーンが一番好き。自由を取り戻した喜びがあのシーンに集約されている。くろっち/60代
- Comment笑もあり、最後は泣けるそんな素敵な映画だと思うから好きです。九州男児として高倉健さんが演じるところが気に入ってます。かなみ/10代