本作の公開を記念し出演者やスタッフを日替わりゲストに迎え、公開翌週から毎週開催された「赤羽骨子MONTH」もいよいよ最終回。
公開から約1か月が経ったこの日、登壇したのは、100億円の懸賞金をかけられたヒロイン赤羽骨子を演じた出口夏希と、骨子の親友で空手家の棘屋寧役の髙橋ひかる。満席の会場に登場した出口は「今日はよろしくお願いします!」、髙橋は「今日は最後の舞台挨拶なので、皆さんに楽しんでもらえるように頑張っていきます!」と気合を入れ、元気よく挨拶した。
満足度 95%と高評価を獲得し、SNSでも連日熱い感想が寄せられている本作。会場にはすでに30回以上映画を観たというリピーターも!改めて今の気持ちを問われた出口は、「たくさんの方が観てくださって嬉しいです。私の姪っ子も2回観てくれたそうです。公開から一か月ということで、本当にあっという間でした」と、身の回りでも反響があったといい、
髙橋は「今回初めてアクションに挑戦したので、観た方からアクションに関するリアクションがあるのが嬉しいですね。あと、黒帯を持っている澄彦役の奥平大兼さんから、『空手決まってた』と言われたのが嬉しかったです。昔から強くてかっこいい女性に憧れていたので、これからもかっこいい役をたくさん演じたいと思っています」と密かな野望を明かすと、出口も「かっこよかった!頼もしかったし、きゅんってきちゃった」と、髙橋のアクションを絶賛した。
骨子と寧はダンス部に所属しているという設定から、劇中のクライマックスとなるダンス大会が、重要なシーンとして描かれる。その縁から、髙橋は、この舞台挨拶の前に「第 17 回日本高校ダンス部選手権」の決勝大会にサプライズ出演してきたという。
現役の高校生たちの熱いパフォーマンスを前に、髙橋は「本当に皆さんかっこよくて、人間の表現力ってここまで増幅できるんだなって、感動しました」と興奮した様子で感想をコメント。
撮影中のダンス練習について話が及ぶ中、「私たちも劇中でダンスをすることができて良かったと思っているんですけど、ちょっと引っかかっていることがあって・・・」と切り出した髙橋。すると出口は「私はダンスが苦手だったんですけど、4か月間練習して、本番では1曲分フルで踊ったのに、完成した映画を試写で観たら、あれ!?サビがない!ってなって(笑)」と、一生懸命踊ったダンスの大部分がカットされていたと暴露。
髙橋も「骨子のソロもかっこいいシーンが本当はあったんですよ。もうちょっとダンスが見たかったですよね」としょんぼり。そんな思いを受け、2人とダンス部のメンバーが一生懸命練習したというダンスのフル動画が、イベントの翌日、9月2日より公式SNSで解禁することに。本編と併せてそちらも是非楽しみにしていただきたい。
次に、事前に公式SNSで募集した質問に、2人が回答するQ&Aのコーナーへ。
Q:映画の中で一番笑ったシーンは?
出口「海代役の芝大輔(モグライダー)さんは、詐欺師ということでいい感じのフィルターがかかり、唇とかもぷるぷるになっていて、あのシーンは爆笑しました(笑)」
髙橋「私は、変装家の千坂(坂口涼太郎)が骨子に変装して登場したシーンが大好きです。驚いたし、一番笑えたシーンでした」
Q:共演してお互いに驚いたギャップ
出口「(髙橋は)あまり喋らないイメージだったけど、思ったよりテンションが高くて嬉しかった!」
髙橋「私は、夏希ちゃんがセブンティーンのモデルの頃から好きで、いつかご一緒したいと思っていたんです。実際にお会いしたら予想通りきれいな方だったんですけど、意外と男前。このビジュアルから想像できないサバサバした行動だったり、姉御肌でもあって頼もしかったです」
Q:まだ誰にも話していない骨子と寧のエピソードは?
髙橋「ダンス練習の待機中、一つの椅子に2人で半分ずつ座っているところをマネージャーさんが写真に撮ってくれて、その様子がかわいかったなっていうのはありますね。ずっと一緒にダンスの練習してきたので、気持ちが一つになっていましたよね」
出口「ダンス大会の後、ダンスの先生が、チョコで出来た金メダルを皆に配ってくれたのを覚えています」
Q:ダンスシーンで難しかった、楽しかった振付は?
出口&髙橋「(せーので)サビ!」
出口「本編では映ってないんですけど(笑)。動きがとても速いんです」
髙橋「あれは本当に難しかったですね」
本作最後の舞台挨拶がいよいよ終盤となり、髙橋は「本作はすごく爽快感があって、家族や友達の有難みや尊さを感じられる作品。寧が骨子を守る姿をぜひ見てください」と最後までしっかりと映画をPR。
出口も「こんなにもたくさんの方が映画を観て応援してくれて、撮影を頑張ってよかったなと思っています。夏らしい作品ですが、秋になっても骨子をいっぱい楽しんで」と観客に笑顔で呼びかけた。撮影から宣伝を通してさらに仲を深めた2人によるイベントは終始和やかなムードのまま幕を閉じた。