映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』感想投稿キャンペーン

将来の夢を、淡々と、過去形で語る彰に持っていかれました…。
そして今の時代を後ろ向きに生きてた百合さんだから、1945年の人達にストレートに言える事ってあるんですよねぇ、よく出来てるわぁ…。
「32歳でもうおじいちゃん？」と言う寺岡さん（上川周作）の台詞、違う意味で泣けました（笑）

ツルさんの底なしの母性に涙して
平和な世を知る百合の真っ当でまっすぐな思いに涙して
己の宿命を受け入れ飛びたつ彰に涙する
いったいどれだけ泣かすんだ

最後にタイトルの意味を理解した瞬間
あの花が咲く丘にいる彰と百合の笑顔が思い浮かび、
幸せな匂いに包まれました。

なんで？
なんでそんな笑顔で、そんな決断をするんだろう。
なんで、周りはおかしいと思わないんだろう。
私も百合と気持ちが何度も重なりました。
この時代だったから、まかり通ったものが、現代だったらどうなんだろう？

この作品から、生きる時代によって自分が正しいと思うことが理解してもらえるとは限らない、自分が理解できなくても現実は目の前で進んでいってしまう。

昔も今も人によって、正義や守るものは違うなと感じました。
百合の目線になって思うのは、この時代を経験したからこそ、現代に戻って大切なものに気づけたんだと思います。

一人一人平和の物差しは違うなと感じます。
そして戦争のない日本は平和になったのかもしれないけど、現代が平和なんだと言い切れるかどうかは、わからないなと思いました。

今、生きていること、生きられること、そして、人に思われ、人を思うことができる幸せを、大事に生きていこうと思いました。未来を幸せにと願って下さった、先人の方々へ感謝致します。

生きている毎日に当たり前なんてなくて、今、側にある失いたくないものを抱きしめたくなりました。

心根の美しい素敵な映画だった。百合畑のシーンは圧巻。
これから百合の花を見るたびに、百合と彰の恋を思い出すんだろうな。

生きたいなと強く思いました。
戦争について改めて考えるきっかけになりました。若い世代の方に観てほしい。
そして佐久間彰を演じた水上くん、この映画に出会える機会を与えてくれてありがとう。

鶴屋食堂ツルさんの「おめでとうございます」気が狂うほど胸が締め付けられた。
子供と観たら質問攻めに合うと思う。
正しく答えられないけど、子供の想いを沢山聞いて一緒に今ある当たり前の日々に感謝したいと思います。

当時と現代の価値観や常識の一致する部分と相違する部分が露呈し、戦争が行われていた当時がいかに厳しい状況であったかがより響いてきました。その中で生きている登場人物たちのそれぞれの正義に対しての真っ直ぐさに心を打たれます。

時空を超えた究極の愛のカタチでした、若くして儚く散っていった先人たちに対して背筋が伸びました。
バスタオル3枚でも足りないかもしれません、上映前にはたっぷりと水分補給して下さい。

汚い言葉を吐きたくなるほど、うんざりする現実は、残念だけど変わらず僕らの時代にもある。もしかしたら変わらないんじゃないかとすら思ってしまう。でも、せめて目の前にいる自分の愛する人たちとの、下手な歌でも肩を組んで一緒に歌ったり、幸せの味を共にしたりするひとときは守っていきたい。誰かを大切に思う輪があの丘の百合のように広がっていきますように。

味、香り、体温、瞳…… “しあわせ”って言葉があんなにも、
こんなにも貴重だなんて。
原液の名残に何度も引き戻されるような物語でした。

「これ全て実話すよね？てか実話であってほしい」なんてタイムリープ系のお話で思わされたのは初めてです！すごいです。3回泣いた。しかも全部違う種類の涙。
B不器用に K懸命に B僕らは生きてた。
BKBヒィア。

国のために戦争に行くことは正義で、家族や大切な人を守る為の愛でもある。
この作品はそれだけではなく、大切な人の為に逃げるのも正義であり、愛であるということを教えてくれました。
今の自分の幸せが誰かの正義と愛によってあるものだと改めて実感しました。

忘れてはいけない出来事。一度きりの人生だからこそ一生懸命悔いのない人生を生きていこう。と思いました。
【幸せの味】という言葉が強く印象を受けました。私の幸せの味って何だろう？食べる＝幸せと思っていましたがこの作品を見てより強く思いました。

現代の若い子が戦争のある時代にタイムスリップしているのがすごく考え深かったです。
昔の時代のことなんてその時代の人にしか分からない。私も他人事のように思っていました。百合が自分の気持ちを伝えるところと特攻隊の人たちの気持ちを知るところが切なかったです。彰が「自分は戦争のある時代に生まれてしまった」と言って、自分が今の時代に生きていることを大切にしなきゃなと思いました。ご飯をお腹いっぱい食べれる幸せ、誰かのために生きる幸せ、好きな人といれる幸せ、いろんな幸せの味を噛み締めて頑張って今を生きようと思いました。

今を生きる若い世代の背中を押してくれる映画だと思います。
考え方や価値観は時代によって変化していくが、
大事なことは今も昔も変わらずにある。
純粋で素敵な愛の物語。
沢山の方に見て欲しいです。

老若男女問わず、戦争を「自分事」に感じさせる世界観。"未来があることの幸せ"この感度は鈍っていないか？自分に問いかけたくなった。