この度、本作のポイントである“お金”にかけ、”マネーのプロ” 厚切りジェイソンさんと俳優・映画プレゼンターの赤ペン瀧川さんが登壇し、ESSEonline特別試写会を実施いたしました!
会場は本編上映後の熱気が冷めやらぬ中、集まったお客さんの前に厚切りジェイソンさんが登場!MCに赤ペン瀧川さんを迎え、ESSEonline特別試写会がスタートしました。時代劇は時代背景が理解しづらく苦手意識があるため、普段はあまり見ないという厚切りジェイソンさんは、「 (本作は)笑えるとこが多く、非常に見やすかった。」と率直な感想を述べました。さらに一番共感する登場人物として、髙田延彦演じる“小池越中守”を挙げました。 娘のお初と“うつけ者”・新次郎との結婚を認めない頑固な父という役どころだが、娘を苦労させたくないという父・越中守の想いが自身も3人の娘を持つ父としての親心と重なるものがあったと語りました。
本作の印象的な点として“借金”や、“大企業や政府との癒着”、“ストレスフルな中間管理職”など現代の社会問題を江戸時代に置き換えつつ、ポップなコメディ調で描いているところを挙げ、「政治家の方たちも見てくれればいいのになと思いながら観ていました。このタイミングで上映するべき作品だと思った」(赤ペン瀧川)、「こういった現代にも通じる社会問題をコメディで幅広い人たちに分かりやすく伝えるのは非常に効果的」(厚切りジェイソン)と見どころを語りました。お気に入りのシーンとして厚切りジェイソンさんは、「(貸金業である)天元屋のタツがやっていることは“究極の資本主義”だなと感じた」とプロならではの目線で分析、さらに赤ペン瀧川さんは「町人たちではなく大名やその家臣など、偉い人たちが借金を自分たちの問題としてとらえて、自ら節約に乗り出すのがいいなと思った」と感想を述べました。
本作の節約術に対しては「まず節約する前になぜ借金の原因を突き止めない?」と鋭い”WHY?”ツッコミを入れつつ、「借金が多くあっても資産とのバランスが取れていれば大丈夫な時もあるので、現実では借金と同時に資産状況も把握することが大事」と“マネーのプロ“としてのアドバイスを披露。加えてもっと節約できそうなポイントについて問われると、「シェアハウスは良い方法だけど、例えばもうちょっと小さい家に引っ越したりすることもできるんじゃないか」と究極的な節約術をアドバイスしました。
おすすめのお金が貯まる方法としては「今の状況と今の状況の原因を知ること=お金の流れが見える化が一番大事」とし、さらにお金に関する契約周りなどは隅々まで詳細を確認してから契約することが大事だと、自身のエピソードと共に力説しました。
最後に、本作の“WHY?”ポイントを聞かれると、小四郎の教育係で生真面目が故にすぐ切腹しようとする”切腹バカ“、磯貝平八郎に対して「なぜすぐ切腹しようとする?切腹してしまったら(小四郎を)守ってくれる人がいなくなるじゃないか、 WHY JAPANESE PEOPLE!?」と待望のネタを披露し、最後まで映画をしっかりとPR。盛大な拍手に包まれる中、イベントは幕を閉じました。