この男が書いた小説(ウソ)を見破られるか。

映画『鳩の撃退法』公式サイト | 2021年8月27日(金)全国公開

天才作家が仕掛ける謎解きエンター〈転〉メント

8.27

藤原竜也 土屋太鳳  /  風間俊介 西野七瀬 佐津川愛美 桜井ユキ 柿澤勇人 駿河太郎 浜野謙太 岩松 了 / 村上 淳 坂井真紀 濱田 岳 ミッキー・カーチス / リリー・フランキー 豊川悦司 原作:佐藤正午「鳩の撃退法」(小学館刊) 監督:タカハタ秀太 脚本:藤井清美 タカハタ秀太 音楽:堀込高樹(KIRINJI) 主題歌:「爆ぜる心臓」KIRINJI feat. Awich(ユニバーサル ミュージック) 製作:髙𣘺敏弘 藤田浩幸 潮田 一 堀 義貴 藤倉 尚 久保雅一 有馬一昭 企画プロデュース:日枝広道 稲垣竜一郎 プロデューサー:浅岡直人 アソシエイトプロデューサー:長汐祐人 宍戸潤岳 秋吉朝子 ラインプロデューサー:鶴賀谷公彦 音楽プロデューサー:高石真美 宣伝プロデューサー:永江智大 西田雅之 撮影:板倉陽子 照明:疋田ヨシタケ 録音:鈴木健太郎 編集:タカハタ秀太 美術プロデューサー:津留啓亮 美術・装飾:佐々木健一 助監督:松本壇 衣裳:伊藤美恵子 ヘアメイク:金山貴成 音響効果:赤澤勇二 キャスティング:新江佳子 俳優担当:髙屋隆太 制作プロダクション:AOI Pro. 制作協力:松竹撮影所 松竹映像センター 配給:松竹 製作幹事:松竹 電通

解説

直木賞作家・佐藤正午の映像化不可能と言われた名作がまさかの実写映画化

第一五七回直木賞受賞作『月の満ち欠け』やNHKで連続ドラマ化された『身の上話』など、佐藤正午の数ある傑作のなかでも最高到達点との呼び声高い『鳩の撃退法』。

二〇一四年一一月に出版され、翌一五年、選考委員から圧倒的な評価を集めて第六回山田風太郎賞を受賞。小説表現の臨界点を超えた、先の読めない展開で多くの読者を魅了するとともに、映像化不可能と言われ続けてきた本作が遂に実写映画として謎解きエンター〈転〉メントに生まれ変わる。
主人公である天才作家・津田伸一を演じるのは日本を代表する唯一無二の怪優・藤原竜也。数々の役を演じてきた藤原だが、今回は全ての登場人物、そして観客のあなたをも物語に巻き込んでいく、藤原史上最も謎めいたキャラクターを演じる。さらに、そんな津田に翻弄される担当編集者・鳥飼なほみを土屋太鳳、ある日突然、家族と共に姿を消したバーのマスター・幸地秀吉を風間俊介、津田の行きつけのコーヒーショップ店員・沼本を西野七瀬、彼らが暮らす街の裏社会を仕切る男・倉田健次郎を豊川悦司が演じるなど、個性豊かな豪華俳優陣が集結した。

監督は、テレビドラマ「赤めだか」でギャラクシー賞ほかドラマ界の賞を総なめするなど、映画だけではなくテレビドラマ・バラエティ・ミュージックビデオとジャンルを問わず、マルチに活躍するタカハタ秀太が務める。脚本は、テレビドラマ「相棒」シリーズや映画『るろうに剣心』シリーズなど数多くの話題作を手掛けてきた藤井清美とタカハタ監督による共同執筆。才能あふれる実力派クリエイターが集結し、映像化不可能と言われた本作の実写映画化を見事に成し遂げた。

物語

「この小説、書いちゃいけないことを書いているんじゃ…?」「小説家が書いちゃいけないことって何だ?」

かつては直木賞も受賞した天才作家・津田伸一(藤原竜也)は、とあるバーで担当編集者の鳥飼なほみ(土屋太鳳)に書き途中の新作を読ませていた。

〈あらすじ〉
一年前、閏年の二月二十九日。雪の降る夜。かつては直木賞も受賞したが今は富山の小さな街でドライバーとして働いている津田伸一は行きつけのコーヒーショップで偶然、幸地秀吉(風間俊介)と出会い、「今度会ったらピーターパンの本を貸そう」と約束をして別れる。しかし、その夜を境に幸地秀吉は愛する家族と共に突然、姿を消してしまう。それから一か月後、津田の元に三千万円を超える大金が転がりこむ。ところが喜びも束の間、思いもよらない事実が判明した。
「あんたが使ったのは偽の一万円札だったんだよ」
ニセ札の動向には、家族三人が失踪した事件をはじめ、この街で起きる騒ぎに必ず関わっている裏社会のドン・倉田健次郎(豊川悦司)も目を光らせているという。倉田はすでにニセ札の行方と共に、津田の居場所を捜し始めていた……。

神隠しにあったとされる幸地秀吉一家、津田の元に舞い込んだ大量のニセ札、囲いを出た鳩の行方、津田の命を狙う裏社会のドン、そして多くの人の運命を狂わせたあの雪の一夜の邂逅……。富山の小さな街で経験した出来事を元に書かれた津田の新作に心を躍らせる鳥飼だったが、読めば読むほど、どうにも小説の中だけの話とは思えない。過去の暗い記憶がよぎる鳥飼。小説と現実、そして過去と現在が交差しながら進む物語。彼の話は嘘? 本当?
鳥飼は津田の話を頼りに、コーヒーショップ店員・沼本(西野七瀬)の協力も得て、小説が本当にフィクションなのか【検証】を始めるが、そこには【驚愕の真実】が待ち受けていた―。

津田伸一【藤原竜也】

東京・高円寺のバー「オリビア」でバーテンをしている、元天才作家。鳥飼に書き途中の小説を読ませる。どうやら最近まで富山に滞在していた模様。

津田伸一【藤原竜也】

かつて直木賞も受賞した天才作家だったが、現在は富山で「女優俱楽部」の送迎ドライバーとしてその日暮らしを続けている。ある日ひょんなことから大金を手にし、思いもよらぬ出来事に巻き込まれていく。

鳥飼なほみ【土屋太鳳】

津田の担当編集者。過去に津田が起こしたトラブルに巻き込まれて以来、彼の小説が本当にフィクションなのか疑念を持ち続けている。

堀之内【濱田 岳】

慈善家の男。津田を訪ねて「オリビア」にやってくる。

川島社長【岩松 了】

デリヘル「女優俱楽部」の社長。街の事情に精通しており、ニセ札を手にした津田にその危険性を忠告する。

加賀まりこ【桜井ユキ】

源氏名。
津田にお金を借りている。

晴山次郎【柿澤勇人】

街の郵便配達員。加賀まりこがよく貢いでいる。

加奈子【坂井真紀】

バー「オリビア」のママ。鳥飼と共に小説の結末を見守る。出身は富山。

幸地秀吉【風間俊介】

読書好きなバーのマスター。ある日偶然津田と出会い、小説の談義に花を咲かせた。しかしその後、家族と共に突然姿を消してしまう。

幸地奈々美【佐津川愛美】

秀吉の妻。4歳の娘と家族3人で幸せに暮らしている。

倉田健次郎【豊川悦司】

裏社会を仕切るドン。この街で起こる事件には必ず彼が関わっていると言われている。囲いを出た鳩=ニセ札と津田の行方を追う。

多々良【駿河太郎】

倉田の手下。鳩の行方を隈なく探している。

山下【村上 淳】

倉田の手下。日本刀を持っており、キレると手が付けられない。ある理由で津田を追い詰める。

大河内【浜野謙太】

多々良の弟分。血の気が多くすぐに暴れる。

沼本【西野七瀬】

津田行きつけのコーヒーショップ店員。“ぬまもと”と呼ばれているが、正しくは「ぬもと」。津田のことが気になる様子。

房州老人【ミッキー・カーチス】

古本屋「房州書店」を営む。
世話焼きで津田の良き話し相手。

まえだ【リリー・フランキー】

床屋「まえだ」の主人。
重要な情報を持っている。

藤原竜也【津田伸一】

1982年生まれ、埼玉県出身。97年、蜷川幸雄演出の舞台「身毒丸」のロンドン公演で主演デビュー。映画主演作『バトル・ロワイアル』(00)で数多くの新人賞を受賞。その他の主な映画出演作は『デスノート』シリーズ(06,16)、『カイジ』シリーズ(09,11,20)、『22年目の告白–私が殺人犯です–』(17)、『Diner ダイナー』(19)、『太陽は動かない』(21)など。

土屋太鳳【鳥飼なほみ】

1995年生まれ、東京都出身。NHK連続テレビ小説「まれ」(15)で主演を務め一躍国民的女優に。主な映画出演作は『orange-オレンジ-』(15)、『青空エール』(16)、『PとJK』(17)、『8年越しの花嫁 奇跡の実話』(17)、『大怪獣のあとしまつ』(22年公開予定)など。

風間俊介【幸地秀吉】

1983年生まれ、東京都出身。「3年B組金八先生」第5シリーズ(99/TBS)で日刊スポーツドラマ・グランプリ新人賞を受賞。12年にはNHK連続テレビ小説「純と愛」に出演。主な映画出演作は『猫なんかよんでもこない。』(16)、『少女椿』(16)、『後妻業の妻』(16)など。

西野七瀬【沼本】

1994年生まれ、大阪府出身。18年12月に乃木坂46を卒業後、女優として活動。翌19年にTVドラマ「あなたの番です」(NTV)に出演し、注目を集める。主な映画出演作は『あさひなぐ』(17)、『孤狼の血 LEVEL2』(21年8月公開予定)、『あなたの番です 劇場版』(21年12月公開予定)など。

豊川悦司【倉田健次郎】

大阪府出身。『3–4x10月』(90)、『12人の優しい日本人』(91)、『きらきらひかる』(92)等の映画で注目される。近年の映画出演作に、『今度は愛妻家』(10)、『必死剣 鳥刺し』(10)、『一枚のハガキ』(11)、『パラダイス・ネクスト』(19)、『ラストレター』『ミッドウェイ』(20)、『いとみち』(21)、『子供はわかってあげない』(21年8月公開予定)、『仕掛人・藤枝梅安』(23年公開予定)など。

原作佐藤正午

1955年生まれ、長崎県出身。83年に「永遠の1/2」で第7回すばる文学賞を受賞。15年に「鳩の撃退法」で第6回山田風太郎賞を受賞。17年に「月の満ち欠け」で第157回直木賞を受賞。そのほかの著書に「Y」「ジャンプ」「きみは誤解している」「小説の読み書き」「5」「アンダーリポート/ブルー」「身の上話」「小説家の四季」「花のようなひと」など。

監督・脚本タカハタ秀太

1962年生まれ、富山県出身。演出家・映画監督。「ASAYAN」(TX)、「SMAP×SMAP特別編」(KTV,CX)など様々なバラエティ番組・ドラマを演出。映画デビュー作『ホテル ビーナス』(04)でモスクワ国際映画祭コンペティション・パースペクティブ部門最優秀賞を受賞。ドラマ「赤めだか」(15/TBS)で、第42回放送文化基金賞・テレビドラマ部門最優秀賞、東京ドラマアウォード 2016・作品賞(単発ドラマ部門)グランプリを受賞し、高い評価を受ける。また、モーニング娘。「LOVEマシーン」、SMAP「弾丸ファイター」、LOVE PSYCHEDELICO「Everybody needs somebody」をはじめ多くのミュージックビデオを手掛けるなど、幅広いジャンルで活躍。

脚本藤井清美

1971年生まれ、徳島県出身。筑波大学在学中から舞台に携わり、小劇場から大劇場まで多くの作品を発表。映像脚本でも活躍し、恋愛ものからサスペンス、アクション作まで手掛ける。主な作品に舞台「ブラックorホワイト? あなたの上司、訴えます!」(19/作・演出)、TVドラマ、「恋愛時代」(15/YTV)、「ウツボカズラの夢」(17/東海テレビ)、「執事 西園寺の名推理2」(19/TX)、「相棒13、14」(14,15/EX)、映画 『るろうに剣心』シリーズ(12,14,21)、『見えない目撃者』(19)など。

音楽堀込高樹(KIRINJI)

1969年生まれ、埼玉県出身。弟の堀込泰行と共に「キリンジ」を結成し、98年にメジャーデビュー。13年に堀込泰行がキリンジを脱退。同年に新メンバー5人を迎えバンド編成「KIRINJI」として再始動。21年からは堀込高樹のソロプロジェクト「KIRINJI」として活動中。自身の作品の他、様々なアーティストへの楽曲提供やドラマ、映画のBGM、テーマソング制作等、幅広い分野で活躍している。音楽への深い造詣に裏打ちされたジャンルにとらわれない曲作り、アップデートし続けるサウンド・プロダクション、ユニークな視点から繰り出される詞世界は、音楽ファンのみならず多くのミュージシャンや著名人からも支持を得続けている。

主題歌「爆ぜる心臓」KIRINJI feat. Awich(ユニバーサル ミュージック)