この度、超特報映像と、主人公・こころの「声」が初解禁されました。
解禁された超特報映像は「たとえば、夢見る時がある。転入生がやってくる。その子はなんでもできる、素敵な子。」と、主人公・こころのモノローグで始ります。こころが誰にも言えない秘めた思いを語るこのセリフは、原作の冒頭シーンに登場する印象的なモノローグを引用したもので、その惹き込まれるような透明感あふれる瑞々しい声により、こころのキャラクター像が一気に浮かび上がってきます。控え目でありながらも深く深く胸に沁みこんでくるような、一度聞いたら忘れられない魅力溢れるこの「声」の正体とは!?
映像の中では、こころが何処かへ歩き出している足元や、光る鏡に手を触れようとしている手元のほか、7枚の鏡が並ぶ広間、海の上にそびえ立つ城など様々な印象的な情景が映し出されており、本作の世界観を感じて頂けます。
また、翌週<7月28日(木)>には続報も発表!この声は誰なのか!?
さらに、本作を手がけるのは、“泣けるアニメーション”の名手と呼び声高い、原 恵一監督に決定!
そして、『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』(13)『心が叫びたがってるんだ。』(15)など、数多くの名作青春アニメを世に送り出してきたA-1 Picturesが制作を手掛けます。
【原 恵一監督 コメント】
監督は孤独だ、などと云う。それは実際その通りで、自分は孤独では無い、なんて云う監督は大噓付きか大馬鹿者だし、孤独に耐える覚悟が無い人間は監督なんかやるべきじゃない。スタッフ、キャストの仕事をジャッジして、OK、NGを決め、進むべき方向を示さなければならない。それは個人の意地を貫くことで、故にその責任を負うには孤独である必要があると思うのだ。
そんな監督仕事ではあるが、甘美な瞬間がある。それは作品が、自分の思っている以上のものになる予感を感じた時、監督をやって良かった、としみじみ思うのだ。今、『かがみの孤城』という映画を作りながら、そういう予感を感じ、ワクワクと仕事をしている