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5月26日(金) “再開城” 舞台挨拶レポート

この度、5/26(金)“再開城”となる特別上映を記念して、主人公・こころの声優を務めた當真あみさんと、原恵一監督による舞台挨拶を丸の内ピカデリーにて実施いたしました。

映画本編とスペシャル映像の上映後に行われた舞台挨拶では、映画の余韻が冷めやらぬ中、会場の温かな拍手に包まれながら、主演の當真あみさん、原恵一監督が登壇。公開から5か月以上が経過し、会場にはすでに30回以上も鑑賞したというツワモノのお客様も。
今なお多くの方に愛され続ける本作が、6月にフランス・アヌシー国際アニメーション映画祭のコンペティション部門に選出・正式出品されることについて、原監督は「日本も海外も、良いと感じるシーンは変わらない。違うところは(鑑賞時の)リアクション。日本の観客は大人しいけど、海外は上映中に拍手したりするので、そういう面では海外で上映されると日本では得られないリアクションを頂けて、すごく新鮮で嬉しい。」と海外で上映される喜びを述べました。そして當真さんも「出演した作品を海外の方に観て頂く機会が初めてなので、とても嬉しいです。」と語ると、原監督に「“あみボイス”が海外で流れているよ」と声をかけられ、「距離が離れているけど、なんだか緊張します、、、」と海を越える本作への心境を語りました。

また、当日よりスタートした特別上映のために製作されたスペシャル映像「かがみの孤城の前と後」について、原監督が客席へ「楽しんでいただけましたか?」と問いかけると、お客様が大きな拍手で応えた。「先週完成した出来立てホヤホヤです。今回、宮﨑あおいさんに務めて頂いたナレーション部分も自分で考えました。『運命なんかない』という言葉は、原作でも映画本編でも使っていない言葉ですが、なぜそのセリフを使ったのかと後から考えたとき、僕が大好きな映画で使われているセリフでした。」と、原監督自らが制作した完全オリジナル映像の秘話を明かしました。
そして「スペシャル映像にはちょっとした仕掛けを入れていますので、何度でも楽しんでいただけたら」とリピート鑑賞をお勧め。當真さんもスペシャル映像を観た感想を「こころちゃんとリオンくんの物語がこの先も続いているんだなと感じて、ワクワクが止まらなかったです。」と述べ、大絶賛。

その當真さんは主人公・こころ役に抜擢されたのが、昨年の4月。あれから1年以上が過ぎたことについて「この作品で舞台挨拶を5回経験させていただき、最初の舞台挨拶は頭が真っ白になってあまり覚えてないですが、最近はお客さんの顔を見たり、映画楽しんでもらえたかな?などを考えながら登壇することができるようになったので、その部分は成長したかな。」と告白。原監督は「あの日からこれまで色々な経験を積み慣れて部分もある」と傍で見てきたからこそ感じる思いを吐露し、「本編には、當真あみという女優の、あの日のかけがえのない瞬間が残っており、そこが素敵なことだなと感じます」と語りました。

最後に當真さんから新たなる発表が。特別上映期間中の入場者プレゼントとして配布が決定していたフィルム風しおり(こころVer./リオンVer.)とドルビーシネマ限定配布のクリアポスターに加え、6月9日(金)より新
たにオオカミさまバージョンのフィルム風しおりの配布も決定。「劇中のあの名場面をいつでも思い起こすことができる素敵なプレゼントですので、何度でも楽しんでください!かがみの孤城はいつでもあなたを待っています」と熱いメッセージを残し、会場は大きな拍手と熱気に包まれました。

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