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8月23日(金)初日舞台挨拶イベントレポート

8月23日(金)に『恋を知らない僕たちは』の初日舞台挨拶が開催され、主演の大西流星さんを筆頭に窪塚愛流さん、
齊藤なぎささん、莉子さん、猪狩蒼弥さん、志田彩良さん、そして酒井麻衣監督が登壇しました。

満員御礼の会場と、328の劇場にライブビューイングされる程の大盛況で迎えた念願の初日。
恋する気持ちを隠した主人公・英二を演じた大西は「撮影も今年の春で、初号試写を見たのもつい最近。もう公開なのか!?というドキドキ感があります。一人一人のキャラに対する想いや感じ方も人それぞれだと思うので、映画を見終わった観客の皆さんと今すぐにでも恋バナしたいくらいです」と鑑賞ホヤホヤの観客の反応に興味津々だった。酒井監督も「ようやく皆さんに映画を届けられたという気持ちで、皆で話し合いながら頑張ってきたので、その頑張りを届けられる喜びが強いです」と笑顔だった。

改めて大西は「一人一人関わり合って成長していく物語で、同世代のキャストだからこそ作ることのできた空気感がありました。男女3対3の物語は自分にとっても初めてで新鮮。作品も大好きになりました。学校シーンが多くて楽屋も実際の教室だったので、休憩中は皆で机を丸くしてご飯を食べたり、雑談をただただ楽しんだりしていました」と年齢が近いからこそ生まれた共演者との絆を強調。窪塚も「変に作らずに等身大で演じることが出来た。それは撮影を待っている時に皆と役の話やプライベートの話が出来たからこそ。皆の事を知れたからこの映画での芝居が生まれた。まさにスタッフ・キャストに恵まれた作品です」と実感を込めていた。

齊藤は「皆さんの雰囲気が本当に良くて、笑う時は笑うし、泣きのシーンでは喋りかけることなく見守ってくれていて、感情のお手伝いをしてくれました。大西さんが座長として引っ張ってくれたので明るく楽しい現場になりました」と主演・大西のポジティブさに感謝。これに莉子も「スケジュールがよく合ったなと思うくらい、それぞれ多方面で活躍をされている方々と同じ時間を過ごせたのはすごく刺激をもらえました」と振り返りながら大西について「素晴らしい座長で、撮影中も撮影外でもトークを回してくれる」といい、猪狩は「大西さんは先頭ではなく、みんなの中心にいてくれて向き合ってくれる座長さん」と絶賛だった。

映画初主演の大西は「僕自身、最初は映画初主演という事で構えていました。でも監督から『背負わなくても大丈夫』と伝えられてから、座長だけれども現場の皆に任せつつその波に乗って気楽な気持ちでお芝居と向き合いました」と心境を吐露。酒井監督は「皆さんプロ意識が強くて、芝居の最中に誰もスマホをいじっていなかった。宣伝用に支給されたスマホもあったけれど、撮影前半はほとんど写真を撮っていなかった」とキャスト陣の演技に対するひた向きさを讃えていた。
撮影現場の様子について猪狩は「みんな歳が近いし、監督や現場全体が若くてトレンディだった。学園もので制服ではあるけど、一人一人のコンセプトに合わせて(スタイルを)作ってくれていてオシャレ。この作品には、いわゆるキラキラ系映画のお約束を塗り替える新しい試みがあった気がする」とフレッシュさに注目し、志田も「同世代が揃うとワチャワチャし過ぎて気が緩むこともあるけれど、この現場ではそれがなかった。撮影に入ると皆芝居の事しか考えていなくて、芝居の事で話し合う時間が多かった」と証言していた。

作品の内容にちなんで「これが、私の本気の恋!」をお題にしたトークを展開。志田は「くまうさが大好きだ!」と飼い犬2匹への恋を告白。猪狩は「渋沢栄一が大好きでございます!」といい「今の日本の経済を支える基盤を作った方なので尊敬しているし大好きで、いっぱい財布に舞い込んできて欲しい。もう福澤諭吉の時代は終わった!これからは渋沢パイセンの時代だ!」とリスペクトしていた。莉子は「本気でトマトが好き!」といい「好きすぎて雑誌の企画でプチトマト100個食べる企画に挑戦したことがある」と照れ笑い。齊藤は「性格診断のmbtiが好き!」、窪塚は「鮨が好き。日本酒は鮨を食べる時に飲みます」と紹介した。一方、大西は「最近凄くハマっていて…ドーナツが好き!」と告白。「好きと言い過ぎていたらスタッフの皆さんが毎回ドーナツを差し入れに持って来てくれる。現場入りした瞬間に『ドーナツありますよ!』と言われることも。僕がバラエティ番組で喋れているのはドーナツのお陰です。皆さんもドーナツに感謝してください。シュガーも好きだけれど、口がパサパサになるドーナツも好き」とドーナツ愛を炸裂させていた。

笑いの絶えない舞台挨拶もあっと言う間に終了の時間に。酒井監督は「青春のきらめきがギュッと詰まった映画です。恋や友情を正面から抱き締める勇気をくれる映画なので、沢山の方々に観ていただきたいです」とアピール。主演の大西も「原作を読んだ時からすぐに大ファンになりました。愛や恋、好きって何だろうがテーマになってるので、好きとか人それぞれ感じ方も違うし、皆さんも映画を見て色々な方と恋の話をしてもらえたら映画をより楽しめると思います。『恋僕』でしか楽しめないようなキュンを摂取してもらって、何度も劇場に足を運んでいただき、『恋僕』を盛り上げてください」と大ヒットを祈願していた。

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