9月24日(火)に齊藤なぎささん、莉子さん、急遽参加が叶った志田彩良さんが登壇し、公開後の今だからこそ話せる恋バナトークを繰り広げる恋僕女子会舞台挨拶が開催され、会場を盛り上げました。
初の女性キャスト3名でのイベントとなった本日。満員の劇場に登場した三人は男性キャストがいないことを受け、「今日は私が回します!」とトーク進行役を買って出た齊藤。公開から1ヶ月を経て改めて女性キャストでの舞台挨拶ができる喜びを莉子、志田も語り舞台挨拶がスタートしました。
スクリーンには、英二役の大西流星、直彦役の窪塚愛流、太一役の猪狩蒼弥からビデオメッセージが投影され、3人から出されたお題「英二と小春、直彦と泉、太一と瑞穂の3カップルの今後がどうなったのかをトークして!」とのお題に沿ってトークを展開していくことに。
まず英二と小春については、「原作では付き合った後のイチャイチャにキュンキュンした」と笑顔を見せる齊藤だったが、「どっちもツンデレだから、ケンカップルになりそう」と予想。たまにぶつかることはあっても、ラブラブになりそうと齊藤が話すと、莉子も「いろんなところに行くたびに喧嘩してそう」と同意。齊藤は続けて「たまにぶつかることはあっても、めちゃくちゃラブラブで遊園地とかも好きそうなカップル。なんだかんだお互いを好きそう」と分析していた。続く直彦と泉については「平和なカップル」になりそうと予想した三人。齊藤が「直彦がいい人すぎて、他の女の子にも優しいから不安になりそう。小春ちゃんにも優しいから、ムズイよね」と話すと、「“ちょっと!”ってなりそうな瞬間がありそう!」と莉子。直彦と泉は遠距離恋愛を経て長く続いているカップルだが、「3組とも長く続きそう」との莉子の言葉に志田は「振り向いてくれない英二に恋していた瑞穂が、まっすぐな太一に対してうれしいと感じるのか、重たいと感じるのか…」と太一と瑞穂のその後について思いを馳せていると、すかさず莉子は「報われてほしい!」と願っていた。
イベントには酒井麻衣監督が三人に聞きたいトークテーマも到着。映画ではグループショットが多かったが、劇中にはなかった2ショットが存在したらどんな雰囲気になるのか想像してほしいとのこと。小春と太一について振られると、すかさず齊藤が「小春と太一は合わない!何を喋るんだろう…」と不思議顔。「小春と太一はやばい!対話できなそう」とバッサリの莉子。泉と瑞穂の場合は「恋バナで意外と盛り上がりそう」と予想した志田。「女子同士は普通に盛り上がれる!」とニッコリの齊藤にMCから「(女子三人が図書室に会するシーン)は撮影の平野(礼)さんイチオシシーンだった」と明かされると、三人は大喜び。齊藤は「あのシーンを撮るまでずっと胃が痛すぎて…」と緊張していたことを明かし、「撮影が終わってから、すぐにもつ鍋を食べに行きました!」と告白。さらに、この図書室でのシーンが良かったという感想も多く、「ずっと"うさぎ"みたいだった」と言われていると話し大盛り上がり。このシーンの撮影後、ハグし合う三人の姿があったこともMCから明かされました。
さらに監督からの質問は続き、物語のクライマックスシーンについて、まさかの質問が投げかけられることに。英二からの告白後、その余韻に浸らずライブ会場に引っ張っていかれる女の子の気持ちを教えて欲しいと投げかけられると、齊藤は「(映画では)あんな途中からライブに来たのに、最前(列)に入れるの?って思った」とクスクス。続けて「イチャイチャは今後いくらでもできるから、ライブの最前が優先かな(笑)」と答えた齊藤に莉子は「アイドル的思考!」とツッコミ、笑いを誘っていた。続く、「幼馴染や親しい友達から告白されたらどう思う?」という質問に、友達からの恋愛は絶対にないとキッパリ話した志田は「無いってことを伝えて友達もやめます」と断言!齊藤と莉子が驚いていると、「友達関係を続けるのも、ちょっと思わせぶりな感じが失礼かなって」と話した志田。莉子は「やめられちゃうんだ、友達…」としょんぼりとし、齊藤は「今までの関係が崩れてしまうのは嫌。今後会えなくなるのも嫌だし…。でも、友達から(恋人に)というのは完全にナシではない」と志田の考えに同意しつつも自身の恋愛観を明かす、深まる女子会トークとなった。
最後の挨拶では、志田は今回の舞台挨拶について「6人の時とはまた違うかたちで楽しかったです!」と微笑み、まだまだ『恋僕』を広めてほしいとアピール。莉子は「8月から公開されていて、(上映は)まだ続いているので、最後まで見届けて欲しい!」とお願い。「アットホームな雰囲気でゆっくり話しができて楽しかったです」と会場を見渡した齊藤は「またこういう機会があればうれしいです!」と期待を込め、大きな拍手に包まれながらイベントを締め括った。