この度、山田洋次監督から飛び出すアイディアの数々に爆笑&翻弄される(!?)
キャスト陣の姿を収めた貴重な<メイキング映像>が到着!
映像冒頭で映し出されるのは、母が密かに想いを寄せる牧師・荻生(寺尾聰)と対面し、昭夫(大泉洋)が複雑な表情を浮かべながら言葉を交わすシーンの撮影風景。真剣な様子で撮影に挑む吉永さん、大泉さん、寺尾さんらの姿が映し出される一方、映像内では山田組の和気藹々とした空気が伝わる撮影現場の様子も。吉永さんの手を借り支えられながら歩く山田監督に、その様子を目撃し「私が肩をお貸ししてもいいんですよ!?大丈夫ですか?」と思わず声をかける大泉さん。しかしそんな大泉さんの提案を即座に断り、 「こちらの方が何十倍も(良い)」と茶目っ気たっぷりに答える監督の姿が。コントさながらの息ぴったりな二人の掛け合いに、吉永さんやスタッフ一同も爆笑する姿も収められています。
さらに撮影中、監督の溢れんばかりのアイディアが冴えわたる瞬間も。昭夫の同僚であり友人・木部役を演じた宮藤官九郎さん。自身がリストラ候補に挙げられていることを知った木部が神崎家に殴り込みにくる撮影シーンでの出来事。台本では「お母さん、僕は会社をクビになるんです!」となっていたセリフが、急遽監督のアイディアで「僕は“クビを会社になる”んです!」へ変更に。予想外の展開に一瞬フリーズする宮藤さんでしたが、即座に対応しようと監督から演出を受けながらリハーサルを重ねていきます。リハーサルから笑いを堪えきれない吉永さんや、思わず「私たち笑わないでやるんですからね〜!」とツッコミを入れるYOUさんの姿も映し出され、作品同様に笑いの絶えない、温かな空気が流れる撮影現場の様子が伝わります。
さらに映像では、本作に出演した現役力士・明生さん(立浪部屋)の撮影シーンのメイキングも登場。撮影後、大泉さんが明生さんと相撲を取るも、その力の強さに思わず爆笑してしまう楽しげな様子も映し出されています。今年9月に92歳を迎えるが年齢を全く感じさせず、なおも素晴らしい発想力で映画を引っ張る巨匠・山田洋次監督の姿をはじめ、吉永さんや大泉さんら豪華キャストたちの貴重な姿が凝縮されたメイキング映像に仕上がりました。