昨日4月14日(火)に映画『鬼の花嫁』の鬼花女子会舞台挨拶を実施。W主演を務める吉川 愛、片岡 凜、池田千尋監督が登壇し、公開後だからこそ話せるお互いの第一印象や撮影エピソードを、“女子会”のように本音で語り合った。さらに、本作のために書き下ろされたイメージソング「Ray」をシンガーソングライター由薫が生歌唱し、会場全体が笑顔と感動に包まれるイベントとなった。

今か今かと上映を待つ、駆け付けた観客を前に、永瀬廉とともにW主演を務めた吉川 愛、片岡 凜、そして池田千尋監督が登場。本作で鬼のあやかしの玲夜(永瀬 廉)と運命の出会いを果たすヒロイン東雲柚子役を演じる吉川は、「名古屋に続いて『鬼花女子会』を新宿ピカデリーでもできて、とても幸せです。短い時間ですが、楽しんでいきましょう!」と、同日に名古屋で行われた舞台挨拶を振り返りつつ笑顔で挨拶。柚子の妹で、“妖狐”のあやかしの瑶太(伊藤健太郎)の花嫁・東雲花梨役を演じる片岡は、「今日はみなさまと最後まで一緒に楽しめたらと思います」と挨拶。本作のメガホンをとった池田監督も「今日はご来場いただきありがとうございます。たくさんの映画がある中で、『鬼の花嫁』を選んでいただけたことがとても嬉しいです」と挨拶し、女子会舞台挨拶がスタートした。

3人が登壇した名古屋での舞台挨拶も大盛り上がりだったそうで、片岡が「私は柚子さん(吉川)の名古屋弁があまりにも可愛くて…。それがとても印象に残っています」と吉川が舞台挨拶で劇中のセリフを名古屋弁で披露したことを振り返り、楽しいひと時をおすそ分け。吉川も「(花梨役の片岡も一緒に)2人で言いましたね!」と照れながらも楽しそうに話した。池田監督も「会場もほぼ満席でとても温かかったです。(吉川と片岡が)手を振るとお客さん全員が振り返してくれて、すごい!と思いました」と、歓迎ムードだったことを報告した。東京と名古屋間、かなりの弾丸プロモーションだったようだが、吉川は「新幹線の中でお昼ご飯にひつまぶしを食べて、お土産に赤福と長もちを買いました!」と話すと、片岡が「食べ物を10個くらい持ち帰ってきています。手羽先、味噌カツ、ひつまぶし、クッキー、そして監督おすすめの天むす…。買い過ぎてどうしようかと思っていますが、食べることは大好きなので大丈夫です!」と明かし、短時間で名古屋名物をたっぷり手に入れ持ち帰った様子に会場を驚かせた。

この日は「“女子会”舞台挨拶」ということで、本作で姉妹役を演じた吉川と片岡、そして監督と女子だけで撮影の裏話トークに。
劇中では、幼い頃に“妖狐の花嫁”に見初められ、両親から溺愛されて育った花梨と、そんな妹と常に比較され、両親から虐げられ孤独に生きてきた柚子。歪な姉妹関係を演じている2人だが、撮影前からその関係性を構築していったそう。吉川が「クランクインが(家族に見捨てられて、絶望の淵に立たされた)柚子と玲夜の出会いのシーンだったので、花梨との絆を大切にした上でそのシーンに臨みたいと思い、撮影前に本読みをお願いさせていただきました」と提案したといい、片岡も「そこで得たものがとても大きくて、吉川さんの人柄に触れられたことで、初対面なのにお姉ちゃんのような温かさを感じて、スッと妹になれました」と感謝を述べ合った。

続いてお互いの第一印象を聞かれると、片岡は吉川に対し「わたあめ。フワフワしていてカラフルで優しい」と、個性的な感性で回答。一方、吉川は片岡の印象は「キアヌ・リーブスしか浮かばない」と回答。片岡が「私の父が(米俳優)キアヌ・リーブスに似ているんです」と即諾。本編では見られない“仲の良い姉妹”の掛け合いに会場は笑いに包まれた!

そして、特別ゲストとして、本作のイメージソング「Ray」を手掛けたシンガーソングライターの由薫が登場。盛大な拍手で迎えられた由薫は、本作を観た感想について「魔法がかかっているとしか言いようがないくらい没入感がすごかったです。映画館でよく寝てしまう私のお父さんも『鬼の花嫁』だけは最後まで寝ずに面白そうに観ていたそうです。私のお父さんを起こし、最後まで寝かせなかった。それだけ素晴らしい映画なんだと思います」と絶賛。吉川を「やったー!お父さんを寝かせなかった!」と大喜びさせていた。さらに、柚子の心情に寄り添った歌詞が綴った本楽曲に込めた想いを聞かれると、「愛が中心にある映画なので、誰かを好きになるとはどういうことなのか、真剣に考えて書きました。「Ray」とは一筋の光という意味があります。好きな人は一筋の光で、近づくほどに触れられず、それだけキラキラして見えたり、近づくほど今まで見えなかった自分の姿が見えてくる。そんなことを『鬼の花嫁』を観てから気づいて、その気持ちを曲に込めました」と解説。劇中では、玲夜と柚子がお互いを思いやるが故、離れてしまう重要なシーンで流れる楽曲。監督からは「その感情を楽曲と一緒に伝えてほしい」というリクエストがあったそうで、由薫は「それを心に刻んで作りました」と胸を張った。

そんな本作のイメージソング「Ray」を、由薫がこの日初めてお客さんを前に生歌唱した。その澄んだ歌声には、柚子の芯の強さを思わせる、儚くも力強い想いを感じさせ、会場全体を感動で包み込んだ。吉川、片岡、監督も、由薫の歌う横顔をじっと見つめながら、うっとり聴き入っていた。歌い終えた瞬間、会場から「ブラボー!」の声が響き渡り、池田監督は「本当に素敵な曲をありがとうございました」と目を潤ませた。吉川も「柚子ちゃんと同じ感情のまま歌詞が曲に乗っているので、曲を聴くたびに柚子ちゃんの気持ちを思い出してグッときました。こうして実際に聴かせていただけてとても嬉しかったです」と感謝を伝えた。片岡も「鳥肌が立ちました。“あなたのせいで私が私を好きになってしまう”という歌詞の『せいで』が、『お陰』ではないところが柚子ちゃんらしくて素敵」と、思わず柚子に感情移入したことを告白。由薫は「曲を作る際に何度も作品を観させていただいて、監督が込めた想いやお二人の凛として美しく切ない演技に心が動かされてできた曲です。それをお三方の前で歌うことができて感無量です」と感謝の想いを伝え、会場は鳴りやまぬ拍手に包まれた。

最後に、登壇者を代表して片岡が「花梨を徹底的に愛していくことを決めて駆け抜けた撮影期間でした。本当に素晴らしく愛に溢れた作品なので、キャスト・スタッフ、こうして観てくださるみなさまに心から感謝しています」と挨拶。さらに「ぜひ『鬼花2』と『花梨のスピンオフ』をお願いします!『花梨、やっぱりお姉ちゃん許さない編』とか良いですよね!?」と、観客と監督の前で続編を熱望!これには吉川も「私(柚子)、一生許されないの~(笑)」と笑う一幕も。最後に吉川が「この作品は運命とは何かを気づかせてくれる素敵な作品です。みんなで力を込めて愛を込めて作り上げた作品なので、最初から最後まで見届けてもらえると嬉しいです。そして、由薫さんの「Ray」の歌詞に寄り添いながら観ていただくと、もっと柚子ちゃんの気持ちがわかると思うので、ぜひ楽曲とあわせて楽しんでください」とファンへメッセージを贈り、会場は笑顔と感動に包まれた忘れられない一夜となった。

映画『鬼の花嫁』は大ヒット上映中❁