「家族」「故郷」から「同胞」へ。熱涙と感動に開花する山田洋次の世界。岩手県のとある農村を舞台に、東京の劇団のミュージカルを公演しようとする青年団の活動を描く。
この映画を観た若者が、ふるさとに暮す父や母や、兄や妹達について、深い想いを抱いてくれればと願う。そして、この映画を観た大人は失われた青春に強い懐しさとあこがれを抱いてくれればと思う。