おくりびと
公開年:2008年/上映時間:131分
著名人のおすすめコメント
- 池ノ辺直子映画予告篇ディレクター遺体を棺に納める“納棺師”という職業を通して
生きていくということ、死んでいくということを
ほどよいユーモアを交えて表現し、
人生の尊さを再認識できる映画だ。
音楽は久石譲。
チェロの音色が、日本の田舎の風景にあっていて、
感情が揺さぶられた。
ふぐの白子を焼いて食べるシーンは、冬になると思い出し、
美味しい白子を探して日本酒を飲みながら
映画というのは素晴らしいものだと語りたくなる作品なのだ。
時間が経っても色あせない映像に、
今でも予告編を見て泣いてしまう。 - 岡政人ぴあ株式会社「ぴあ」編集長ともすると記憶が薄れている人も多いかもしれないが、米アカデミー賞、日本映画初となる外国映画賞受賞作。ノミネートに世界各国から、戦争、テロ、犯罪、人種問題・・・等、様々な作品が出そろう中で、「死」への向き合いという、世界共通の普遍的なテーマがハリウッドの映画人、そして世界の映画ファンに響いた瞬間だった。山形県庄内地方の、穏やかに淡々と移り変わる四季折々の景色を舞台に、本作で描かれる日本人の死生観、やコミュニケーション、絆といったテーマは、コロナ禍で先行きが不透明な今こそ、改めて見直したい作品かもしれない。
- 長谷川隆一熊谷シネティアラ21 総支配人兼番組編成担当本木雅弘さん演じる主人公の大悟が、納棺師という職業を通して、世間からの偏見に葛藤
しながらも、人の生き死にと向き合い成長し職業に誇りを抱いていく。
その仕事の作法がとても“キレイ”でした。
素晴らしい文化が日本にあることを誇りに感じるとともに、日本初のアカデミー賞外国語
映画賞を受賞した本作品を劇場で上映させて頂いたことに誇りを感じる作品です。
一般の方のおすすめコメント
- Comment本作品を観るまでは、納棺師という職業と実際にこの尊い故人を葬送するまでの一連の準備作業を見た事がありませんでした。ですが、これほどまでに本木雅弘さんの所作と佇まいが美しい流れと映画の空気感を生んでいることに驚嘆と感動を覚えました。最高傑作と呼ぶに相応しい映画だと思います。よねちゃん/40代
- Comment映画館で見て切ないようなあたたかみがあるようないろいろな感情が湧き出る作品ですドッジボール/40代