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【レポート】福原遥さん・水上恒司さん・原作者汐見夏衛先生が 感動の結末を見届けた観客のもとへサプライズ登壇! 10/25(水)最速試写会レポート

全国公開まで2か月を切った本日10/25に、映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』最速試写会イベントを実施いたしました!

SNSを中心に「とにかく泣ける」と話題となり、シリーズ累計発行部数70万部を突破したベストセラー小説を実写映画化した『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』(12月8日(金)全国公開)。その最速試写会イベントが10月25日(水)に都内映画館で実施され、本編を観終えて感動に包まれた会場にW主演の福原遥さん、水上恒司さん、そして原作者・汐見夏衛先生がサプライズ登場しました。

現代の女子高生・百合が目を覚ますと、そこは 1945 年の日本。そこで出会った彰に何度も助けられ恋をするが、彼は特攻隊員でほどなくして戦地に飛び立つ運命だった…。福山雅治さんによる“泣ける”書き下ろし新曲『想望』が主題歌に決定したことも話題になっています。

福原さん、水上さん、汐見先生の3人は、実は一般客に混ざって二階席から本編を鑑賞しており、サプライズでステージに登壇すると大きな歓声が沸きあがった。特攻隊員・彰役の水上は「みなさん、こんばんは!まずは…福山雅治さんじゃなくてスミマセン(笑)」とはにかんでボケながら「自分たちが作ったものを世に放出する瞬間は緊張します。でもこのような形でこっそりと会場に入るのは初めてだったので不思議な気持ちでした」と初々しい表情。

現代の女子高生・百合役の福原さんも「私は汐見先生の原作小説を読んだ時から泣いてしまいました。映画を観ながら皆さんの感動する声も聞こえてきたので、私たちの想いが届いたんだと思って嬉しかったです。ちょっとホッとしたというか、やっと届けられたという気持ちでいっぱい」と万感の思いを口にしていました。

原作は2016年に刊行され、そこから約7年の時を経て実写映画化が実現。これに汐見先生は「執筆当時の自分が聞いたらビックリするはず。趣味で書いていたものが映画化という形になり、観客の皆さんを見て信じられないくらい大きな変化になったと感激しました。自分の原作だということは関係なくボロ泣き。ただただ素晴らしい映画だと思いました」と大感激していました。

原作者からのお墨付きに水上さんは「原作者の方に褒めていただけるというのは、役者として原作小説を実写化していくにあたっての一つの目標でした」と喜び「自分が役者として関わっている作品というものは毎回冷静に観ることができないけれど、このように皆さんに届けることが出来て嬉しい。これからどんどん広めていきたいです!」と意気込みました。

福原さんは「汐見先生が書かれたそのままのメッセージを届けたい、という思いで撮影をしていました。たくさんの方々の支えがあって完成した映画で、私も完成作品を観た時に『凄い!』と思って感謝の気持ちでいっぱいでした。今この時代にちゃんと届けていきたい、そんな思いがあります」と襟を正していました。

福山雅治さんによる書き下ろしの主題歌『想望』も、この日の試写会のエンドロールでフル尺で初めてお披露目されました。水上さんは「彰が劇中で百合の前では見せなかった言葉や想いを歌にのせてくれていて、それは彰が言いたかったことのほとんどであって、彰がこの映画を観たら喜ぶだろうなと思いました」と作品のテーマをすくい上げて歌にしてくれた福山さんに感謝。福山さんが本作を鑑賞し、映画に寄り添って曲を書き下ろしたことに福原さんは「それを聞いたときは…ビックリしました。今もホント?と思うくらい、信じられない」といまだ半信半疑のようで、水上さんから優しく「ホントですよ」と教えられていた。また福原さんはその歌詞に触れて「この作品が伝えたいテーマやメッセージや役を演じているときに感じた思いが歌詞に詰まっていて素敵な歌。今後の自分にとっても背中を押してもらえるような歌になると思いました」としみじみしていました。

最後に水上さんは「戦争について学ぶきっかけになれば、今の時代にこの映画を公開する意義があると思います。これからの時代を担う僕らの世代はもちろんのこと、全世代の方に観ていただき、大事な人に優しくなる心を持っていただけたら嬉しいです」と話し、福原さんも「忘れてはいけない事実を、今の若い世代の方々にも感じてもらえる作品になればいいなと思います。この作品を通して私は、今ある当たり前が当たり前ではなく、みんなでゴハンを食べる日常がいかに幸せなことなのかを噛みしめました。自分の生き方や大切な人を思い浮かべて、これからどう過ごしていくのかを考えるようなきっかけになったら嬉しいです。大切な人と一緒に『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』を観に来てもらえたら嬉しいです」と劇場公開に期待をかけていました。大きな拍手が起こる中、終始和やかな空気の中でイベントは終了しました。

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