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原作者からの手紙に感極まり涙…! 各地での熱狂ぶりに感謝 【大ヒット御礼舞台挨拶イベントレポート】

12月19日(火)都内映画館で大ヒット御礼舞台挨拶が実施され、W主演の福原遥さん水上恒司さん、そして原作者の汐見夏衛先生が参加しました。

12月8日より全国公開され、週末ランキング邦画第1位の大ヒットスタート。昨日までで動員83万人&興行成績10億7千万円という驚異的な数値を叩き出している。また2週目の土日は、前週比130%を超え、平日も連日前週比超えが続いている本作。公開後の反響について福原さんは「沢山の皆さんが観てくださっているという話を聞いてびっくり。信じられません。嬉しい気持ちでいっぱいです。小学生と高校生のいとこが映画を観てくれた後に、戦争について勉強するようになったと聞いて、私たちの想いが届いていると感じています」としみじみ。水上さんは先週末から3日間で全国各地13回もの舞台挨拶に参加したことを振り返って「若い世代、特に中高生。そしてギャルやギャル男もいたけれど、そんな彼らにも『観たい!』と思わせられていること、そして観ていただいて色々な感想を持たせることが出来て嬉しい」と大ヒットを実感していました。

映画化解禁時では累計発行部数50万部だった原作も、今では90万部突破。汐見先生は「50万部まで6年掛かったけれど、映画化が決まってからその数字が倍になって…。映画の力って凄い。書籍の力だけでは出来なかったこと。圧倒されています」と驚いていました。

福原さんと水上さんは大阪・福岡・名古屋でも舞台挨拶を実施。水上さんは地元・福岡での熱のこもった舞台挨拶が印象的だったそうで「ティーチインでは観客の方が『私は!』と自分の想いや質問を立ち上がりながら言ってくれて…。さすが福岡!俺の故郷、好きと思った」と嬉しそう。福原さんは「それぞれの土地で美味しいご飯を用意して下さって、今日行った名古屋では手羽先。朝も昼もしっかり食べたはずなのに移動中に5本くらいかぶり付きながら帰京しました」と歓迎グルメに喜色満面でした。

本作の大ヒットを記念して、12月22日(金)より全国の映画館で汐見先生による書き下ろし小説「君とまた出会うために。」のデジタル小説が読めるオリジナルビジュアルカードを配布することが決定!その内容を紹介する役だった福原さんだが、美味しかった手羽先が忘れられなかったのか、何故か「いただきます!」と元気に発声。すかさず水上さんから「手羽先とかね、美味しいものを沢山食べたもんね!」とツッコミを入れられていた。

汐見先生曰く、書き下ろし小説「君とまた出会うために。」は福山雅治さんによる主題歌「想望」に影響を受けた内容になっているという。水上さんは「彰(水上)がどこに行ったのか、映画を観た方は気になると思います。映画を観た後に『君とまた出会うために。』を読むと“なるほどそういうことか”と思うはず」とお勧め。福原さんも「めちゃめちゃ感動しました。彰の想いだったり、心が温かくなる作品です」と絶賛。汐見先生は「福山さんの歌詞の世界観や言葉選びが素晴らしく、そこから刺激を受けて『想望』の歌詞に沿ったものを書きたいと思った。歌詞の使用許可も快諾していただけたので歌詞の一部も使用しています」と話しました。

そして最後の写真撮影の直前、福原さんと水上さんへのサプライズ発動!汐見先生による感謝の手紙が読み上げられた。福原さんには「福原さんの演じてくださった百合は、原作のキャラクター設定を活かしてくださりつつ、感情移入せざるを得ないようなパワーのある少女になっていて、感激しました。劇場から出てきた年配の御夫婦が、洟をすすりながら言葉を交わし、手を繋いで歩いていかれたのが印象的でした。きっと観客の皆様が、百合と同じように、これまで当たり前と思ってしまっていたものの尊さを感じたのではないかと思います。福原さんに百合を演じていただけてよかったと何度も思っております」。

これに福原さんは「原作を読んだ時に私も涙して素敵な作品だと思いました。同時にこの原作の百合に私は近づくことが出来るのか?と何度も不安になって無理かもと思いながらやっていました。汐見先生からこんな素敵なことを言っていただけで嬉しくて幸せです」と感涙していました。

水上さんには「彰は、拙作の登場人物の中でも特に、これまでたくさんの読者様から、私の想像していた以上に熱い思いを寄せていただけたキャラクターでした。だからこそ、最初に映画化をいただいたときに、不安がなかったと言えば嘘になります。そんな若干の不安を抱えながら映画化のお話が進むのを待っていた中で、水上さんにお引き受けいただいたとご連絡を頂きました。水上さんのこれまでのご活躍は何作も拝見していたので、お名前を伺ったときに、誠に僭越ながら、『ああこれで安心だ』と思ったのをよく覚えております。そして実際に映画を拝見して、これは本当に読者の皆様に喜んでいただける映画化になったと喜びが込み上げてきました」。

これに水上さんは「何よりも原作者である汐見先生から『ああこれで安心だ』などと思っていただけたこと、それだけで嬉しい。興行成績が伸びようと伸びまいと、先生からの言葉が一番嬉しい」と冗談めかしながら感激してた。

最後に汐見先生は「映画に携わった皆さんのことをもっと喜ばせてあげたい!という欲が出てきました」とさらなる大ヒットを期待。水上さんは「本作を通して戦争というものは、被害者と加害者がはっきりとは分かれていないという事を知っていただき、それを後世に伝えていけるようなきっかけの作品になったら嬉しい」と平和祈願。福原さんも「今ある普通の生活が当たり前ではなくて、美味しいご飯を食べて大切な人と一緒に過ごせること、夢に向かえることのありがたさを感じる作品です。皆さんにもその思いが伝わって、自分の大切な人を大事にしようとか何かの行動を起こすきっかけになればと思います」と呼び掛けました。

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