2月4日(金)ついに公開を迎え、週末の興行ランキングでは初登場作品1位を獲得するなど好スタートを切った本作。
翌5日(土)に行われた公開記念舞台挨拶の模様は全国124ヶ所で生中継され、多くの観客が見守る中、山田さん、土屋さん、三木監督の3人が登場すると会場からは温かい拍手で迎えられ、舞台挨拶がスタートしました。
一人ずつ挨拶を終えたところで、事前に映画公式SNS上で「#あなたのお悩みあとしまつ」を付けて募集した、3人にあとしまつして欲しいお悩み相談に答えるコーナーに。
代表して山田さんが引いた質問は「仕事で失敗したり、落ち込んだ時に、どうやってその気持ちをあとしまつしていますか?オススメの気分転換の方法が知りたいです」。
山田さんは「朝コーヒーを入れてリフレッシュする事で、自分の気持ちをリセットしている」と切り替えの早さとルーティンの大切さを明かすと、土屋さんは「走ります!走りながら反省します。それでもダメな時は本を読んで気持ちを落ち着かせます」と運動が好きな土屋さんならではのあとしまつを語ってくれました。
「凄いですよね?これだけ忙しいのに、僕なんかゲームしかしてないですよ」と山田さんが土屋さんを褒める一幕もあり、会場が笑いに包まれました。
続いて「山田さんや土屋さんのような素敵な役者になるために、演技の勉強をしています。お二人が役作りで毎回している事はありますか?」という役者として最前線で活躍する二人への相談。
土屋さんの「その役が食べそうな物を食べます」という回答が飛び出し、混乱する山田さん。「食べるってどういうこと?ユキノだったら何食べるの?」と聞くと、「お肉食べます!」と力強く解答。山田さんから、すかさず「あなたが好きなだけでしょ」とツッコミが入るなど、劇中でパートナーだった二人ならではのテンポのいいやり取りを見ることができました。
一方の山田さんは「演じる役の特徴を分析して、性格とのギャップなど、癖を取り入れる。」と役作りで大事にしていることを語り、今作で帯刀アラタを演じる上では「キャップにさわる癖を付けて、工夫した」と明かしました。
さらに三木監督からは「お二人とも特徴の残し方や目線の取り方など工夫されていて、こんな役者と出来て面白かった」と労いの言葉が送られました。
ほかにも「人見知りをしてしまうことが悩みです。お二人は初めてお会いする方と、どうやって上手くコミュニケーションを取っていますか」という相談が読み上げられると、土屋さんは「実を言うと私も明るい人見知りで、普段は目立たないが、ジャニーズの亀梨さんに会ったときに、「本当は人見知りでしょ!」と人見知りを見破られたことがある」というエピソードを披露。
山田さんが事務所の先輩である亀梨さんの立ち姿をいじると「似てるかも!」と土屋さんも笑顔で反応。会場も大いに盛り上がりました。
最後に三木監督は「優秀な俳優、スタッフのおかげでこの映画を完成させ、皆さまの前にお届けできるようになりました。こんな時期ではありますが、映画を見て、どんな些細な事でも気持ちが動いてくれたら嬉しいので、感想投稿など発信してもらえると嬉しいです。」と、一人でも多くの人に映画を届けたいという熱い想いを口にすると、土屋さんは「昨日無事に公開を迎えて嬉しいという気持ちと、同時に、手元から離れていく寂しい気持ちになりました。ようやく皆様の心にお届けする事ができましたので、この刺激的な作品が末永く愛されることを願っております。」と作品に対する素直な想いを伝えてくれました。
最後に主演の山田さんからは「緊張感のある日々が続く世の中ですが、『大怪獣のあとしまつ』のようなエンタメ作品を見て、皆さまの一日の幸せの一ページになってくれますと幸いです。本日、お越し頂いた全国の皆様が沢山の方々に映画の魅力を伝えて欲しいです」と、日本全国のお客様に向けての言葉が送られ、舞台挨拶は大盛況のうちに幕を閉じました。