『松竹映画100周年記念作品「キネマの神様」公開記念 特選DCP上映』が7月30日(金)よりアップリンク吉祥寺にて開催となります。
さらに、毎週水・日曜日に実施する、日本経済新聞の映画記者、古賀重樹氏による上映後トークショーの対談ゲストとして8月6日に『キネマの神様』の公開を迎える山田洋次氏、木下組の助監督でもある本木克英氏、松竹大船撮影所の演出部に所属していた阿部勉氏、朝原雄三氏の登壇も決定いたしました!
上映時間は追って劇場HPにてご案内いたします。
傑作の数々を、もう一度、あるいは初めて、是非スクリーンでご覧ください。
<上映全体スケジュール>
https://joji.uplink.co.jp/movie/2021/9998
<トークショー>
日本経済新聞の映画記者、古賀重樹氏による上映後トークショーを、下記日程で全7回開催いたします。国内外の撮影現場と世界各地の映画祭の取材で培った経験を基にした、多様なお話と、ゲストとの貴重な対談を、是非ご期待ください。
8/1(日)『男はつらいよ 花も嵐も寅次郎』 対談ゲスト:阿部勉氏
1957年、神奈川県出身。東北大学経済学部卒業後、1982年松竹(株)入社。松竹大船撮影所・演出部に所属し、主に山田洋次監督のもと、「男はつらいよ」シリーズや「学校」シリーズのチーフ助監督をつとめる。2000年「しあわせ家族計画」を監督し、 ヒューストン国際映画祭ファミリーチルドレン部門金賞受賞。2004年「小津安二郎監督作品DVD化の軌跡」で日本産業映画コンクール大賞受賞。 2010年「京都太秦物語」(山田洋次共同監督)が第60回ベルリン国際映画祭フォーラム部門ならびに第34回香港国際映画祭『Master Class』招待作品となる。 他にテレビ、舞台など脚本・監督多数。 現在、松竹(株)映像企画部脚本開発室ゼネラルマネジャー。
8/4(水)『二十四の瞳』 対談ゲスト:朝原雄三氏
1964年8月7日生まれ、香川県出身。高校時代から8ミリ映画製作を始める。京都大学文学部を卒業後、87年、松竹入社。95年、『時の輝き』で監督デビュー。同年、コメディーに挑戦した『サラリーマン専科』でその実力を発揮する。2003年、『釣りバカ日誌14 お遍路大パニック!』の監督を務め、人気シリーズに新たな息吹をもたらし、以降、『釣りバカ日誌20 ファイナル』(09)までの7作品に監督として携わった。その他、『武士の献立』(13)、『愛を積むひと』(15)、『いきなり先生になったボクが彼女に恋をした』(16)などを手掛ける。山田洋次監督作品では、『学校』シリーズや『たそがれ清兵衛』(02)での助監督を務める他、近年では 『男はつらいよお帰り寅さん』(19)、『キネマの神様』(21)の共同脚本を担当。
8/8(日)『カルメン故郷に帰る』 対談ゲスト:本木克英氏
1963年、富山県出身。早稲田大学政治経済学部卒業後、松竹に助監督入社。森﨑東、木下惠介、勅使河原宏などの監督に師事し、米国留学、プロデューサーを経て、98年『てなもんや商社』で監督デビュー。第18回藤本賞新人賞を受賞。主な作品は、『釣りバカ日誌』シリーズ11~13(00~02)、『ゲゲゲの鬼太郎』(07)、『犬と私の10の約束』(08)、『鴨川ホルモー』(09)、『おかえり、はやぶさ』(12)、『すべては君に逢えたから』(13)、『映画 少年たち』(19)、『居眠り磐音』(19)など。『超高速!参勤交代』(14)でブルーリボン賞作品賞、日本アカデミー賞優秀監督賞など受賞。『空飛ぶタイヤ』(18)で第42回日本アカデミー賞優秀監督賞受賞。最新作『大コメ騒動』のDVD<豪華版仕様>が10月6日より発売決定。
8月11日(水)『東京物語』 対談ゲスト:山田洋次氏
1931年9月13日生まれ。大阪府出身。1954年に東京大学法学部を卒業し、同年に助監督として松竹入社。脚本家の橋本忍や、野村芳太郎などの監督に師事。1961年『二階の他人』で監督デビュー。1969年『男はつらいよ』シリーズ開始。『幸福の黄色いハンカチ』(77)で第1回日本アカデミー賞最優秀作品賞をはじめ6部門を受賞した。その他代表作として『家族』(70)、『学校』(93)、『たそがれ清兵衛』(02)、『武士の一分』(06)、『母べえ』(08)、『おとうと』(10)、『東京家族』(13)、『母と暮せば』(15)、『家族はつらいよ』シリーズ(16−18)など。2019年には第1作から50年を迎えた『男はつらいよ お帰り 寅さん』が公開された。2008年より日本藝術院会員、2012年に文化勲章を受章している。
8月15日(日)『東京暮色』対談ゲスト:宇田川幸洋氏
1950年生まれ、東京都出身。15歳の頃に8mmフィルムで映画を撮りはじめ、1978年に楳図かずおの漫画を原作とした16mmフィルム作品『おろち』が第2回ぴあフィルムフェステバルに入選する。映画批評家としては、香港や中華圏の映画を専門とし、山田宏一との共著「キン・フー 武侠電影作法」(1997)や「無限地帯 From Shirley Temple to Shaolin Temple」(2002)などの著書があるほか、日本経済新聞に映画評を寄稿している。
8月18日(水)『麥秋』、8月22日(日)『残菊物語』 対談ゲスト:山本一郎氏
1963年生まれ、大阪府出身。KYOTO映画塾を経て、松竹入社。映画製作業務などを担当し、現在、国立映画アーカイブ出向中。
会場:アップリンク吉祥寺
日時:7月30日(金)~9月2日(木)開催
料金:【特別料金】一律¥1,100/UPLINK会員¥1,000/UPLINKユース会員¥900
※『くもとちゆうりっぷ』+『桃太郎 海の神兵』のみ【特別二本立て料金】一律¥1,500/UPLINK会員¥1,400/UPLINKユース会員¥1,300
※トークショーおよび本編のご鑑賞の際には常に『マスク』をご着用ください。
※トークショーの予定は、急遽変更になる場合がございます。予めご了承ください。
※トークショー登壇者間は広くあけ、登壇者もマスクを着用する場合がございます。
※収容率50%での販売となります。
※会場内では記録撮影が行われ、ホームページ等で、放映・掲載される場合がございます。
※お客様の当催事における個人情報(肖像権)については、このイベントにご入場されたことにより、上記の使用にご同意いただけたものとさせていただきます。
※新型コロナウイルス感染予防のため、こちらの情報は都合により急遽変更になる場合がございます。上映有無や営業時間、営業状況などを劇場ホームページ等でご確認のうえ、ご来場ください。
※アップリンク吉祥寺の営業体制は<https://joji.uplink.co.jp/news/2021/9935>よりご確認ください。