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【映画公開までの道のり】ラインプロデューサー編

公開に向けて山あり谷ありですが、どの映画も諦めず険しい道のりを歩んでいます。
今回はなかなか表に出ることのない、映画プロデューサーや営業スタッフの仕事内容や想いを『#映画公開までの道のり』と題し紹介していきたいと思います!


【第二回配信】ラインプロデューサー 相場貴和

◆ラインプロデューサーはどのような仕事ですか?
個人差あるでしょうが、一般的には、予算作成・調整・実行・管理・決算すること、だと思います。それに加え、山田組では大船撮影所の制作部の伝統が残っていて、予定を立てること、俳優事務所の皆さんに日々の予定をお伝えすることも仕事としています。

◆仕事をする上で、心がけていることはありますか?
現場経験がほとんどない頃、 “制作部は常に3つ先のことを考えて準備しておくこと”と教わりました。今もそれが基本にあります。

◆コロナで撮影中断期間に考えていたこと
とにかく、状況は、緊急事態宣言の解除の日程含め、はっきりしないわけです。とりあえず、出来ることからやっていこう、と思って作業をしていました。

◆撮影中意識していたこと、大変だったこと
コロナ対策は、PCR検査を実施し、ガイドラインを作り、それに従い、皆さんの協力を得て撮影を進めました。カメラ周りでは、普通、スタッフが集中しますが、今回は、密にならないよう、順番に入れ替わって作業をしてもらいました。

◆特に思い入れの強いシーン(注目してもらいたいシーン)
撮影隊が沈む夕陽を背景に砂浜で撮影をしている場面があります。実際の撮影当日は、砂まじりの強風にさらされ、沈む太陽を目前にして必死に撮影をしました。場面の内容と実際の撮影現場の様子が重なり、場面の中にいるような気になります。

◆『キネマの神様』を楽しみにしている皆さんへ一言
この作品に登場する人々は、主人公のゴウちゃんを筆頭に、それぞれに問題や悩みを抱えています。一生懸命になんとかしようとしているから、傷つけたり、傷ついたりしています。皆さま、どうか優しく、ゴウちゃん達を見守ってください。よろしくお願いします。

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