全国公開初日に、櫻井翔さん、堤幸彦監督が、日本全国の劇場の中から北海道旭川市の「シネプレックス旭川」、沖縄県那覇市の「シネマQ」に、サプライズで登壇!
まさに日本列島を北から南まで1日で一気に駆け抜ける、驚きのサプライズ縦断を敢行。
これまで実施されてきた数々の舞台挨拶の中でも、本イベントにおける総移動距離としては史上最大級の約5,000kmとなり、“全国の皆さんにこの映画を届けたい”という嵐の強い想いがこもった舞台挨拶になりました。
さらに、両舞台挨拶は全国198館にてライブビューイング中継を実施し、約13万5000人が同時視聴。櫻井さんと日本全国のファンが同じ映画館という場所に集い、同じ時間を共有できる、スペシャルな舞台挨拶となりました。
外の気温はマイナス2度。外は雪が降りそそぐ旭川の劇場内では、上映終了後の熱気が冷めやらぬ雰囲気。
突如登壇した櫻井さん・堤監督を見た途端、客席からは驚きの声と悲鳴にも近い歓声が湧き起こり、思わず櫻井さんも「久しぶりの大歓声ですね、ありがとうございます。」と一言。
ついに全国公開初日を迎え、櫻井さんは「本日これ、公開初日の1発目(の上映)ですよね。旭川の皆さん、そして全国でもご覧になられてますもんね、朝早くから足を運んでくださりありがとうございます。せっかく目の前にいるので旭川の皆さんにお伺いしたいんですけど、ジュンドックってご存知ですか?あれを3つ食べちゃって。めちゃくちゃ美味しかったです。いつも北海道だと札幌に足を運ぶことが多くて旭川はこういう機会があんまりなかったので、短い時間ですがよろしくお願いします。」とご挨拶。
対して監督は「旭川そして全国の皆さま、ご覧いただきありがとうございます。旭川は大雪とまでは言わないけれど、かなり積もってましたね。除雪車が走っていてびっくりしました。この映画は一昨年になりますけど持てる力をすべて出し切って撮った映画です。」と達成感を感じる表情でご挨拶。
『ARASHI Anniversary Tour 5×20』ツアーでも最初の公演が北海道の札幌だったことを振り返る櫻井さん。本作の中でも見どころの一つとなっている、ピアノを弾く演出について櫻井さんは「新千歳空港から会場に向かうまでの景色をいまだに忘れられなくて、今思い出すだけで手汗をかいてしまいますけど、すごい緊張してましたね。でも札幌で最初の公演をすることが多くて5人ともソワソワしたり緊張したりするのが初日ですかね」と語りました。
また、「全国のみなさんと場所を超えて同じ時間を共有したい」という櫻井さんの想いを受け、各ライブビューイング中継会場からTwitterに投稿された声を櫻井さん・堤監督がリアルタイムで答えていく、ライブトーク企画を実施。
イオンモール幕張新都心の会場から「ドローン始まりドローン終わりは誰が考えたんですか。最初から普段見えない角度で見られたことが凄く嬉しかったです」という質問に、「はい、自分です」と堤監督。「ドローンというのを近くで使いたかった。となると松潤の手に置くしかなかった。彼は失敗したらもう1回やるって言ってましたからね」と映画での撮影を意識して特別なものを作り上げたい堤監督とメンバーの意気込みが伝わるコメント。
櫻井さんも「ドローンがかなり小さくて会場にいた方も何が飛んでいるのか分かってなかったと思います」と撮影を振り返りました。
T・ジョイPRINCE品川の会場からの「監督的に一番好きなシーンは?」という質問にも「やっぱりドローンなんですよ。個々の顔のアップからドーム全体を映すっていうところが狙いだったので、あれが上手くいったときはやったぜ!って感じでしたね。」と堤監督。
櫻井さんも「いわゆるDVD作品だと無理ですもんね。来ていただいているお客さんの上にドローンを飛ばすなんて難しくて。」と話しました。
続けて櫻井さんは「この間改めて観て思いましたけど、エンドロール凄いですね。ムービーのスタッフロールが凄い人数で。そして燦然と輝くDirected by 松本 潤って。あれ好きなんですよ。メンバーの間でも感動してました。」と興奮気味で語りました。
(本作の上映劇場の中で)国内最北端の劇場・シネプレックス旭川から、今度は(同・本作の上映劇場の中で)最南端の劇場・シネマQに弾丸移動。
沖縄の会場でも大歓声で迎えられた櫻井さんと堤監督。
「全国の皆さんこんばんは。私たちが今どこにいるかお分かりでしょうか。沖縄に来ております!那覇です。シネマQでございます。」と、総移動距離5,000kmのハードスケジュールを駆け抜け、旭川と那覇の気温差24度の過酷な超弾丸ツアーを感じさせない元気な表情で登場した櫻井さん。「朝に続いてまたお前かよって空気だったらどうしようかと思っていたんですけど(笑)。足を運んでくださりありがとうございます。」と改めてご挨拶。
堤監督も「60歳を超えているのでちょっとダメかも(笑)」と冗談交じりに振り返りました。
トークへと進み、シューティングライブ中、カメラ125台による総撮影時間がおよそ17日間分と、膨大な映像記録を前に、監督は「5人の表情と人間性」を切り取ることに注力をしたと本作へのこだわりを見せ、「ちょっとしたとこで触れ合う肩とか、目線のやり取りとか。これはまさに嵐の人間性ですね。」と続けました。
それに対して櫻井さんは「会場やライブDVDでは観られない瞬間を切り取ってもらえたのでそれは本当に宝物ですね。」と喜びをにじませました。
本作のライブ収録曲のうち印象に残った楽曲についての質問に、櫻井さんは「この日においてはやっぱり一曲目ですよね。『感謝カンゲキ雨嵐』の『Smile Againありがとう~♪』『嵐ー!』(コール&レスポンス)ってやつ。過去最大の『感謝カンゲキ雨嵐』ですね。」と当時の熱気を振り返りました。
更に、全国公開初日にあたり、櫻井さんは「今日は大野さんの誕生日で、昨日の夜からメンバーみんなでおめでとう!ってやり取りがあって。翔ちゃん(舞台挨拶)よろしくねなんて大野さんから言われたりとか。今日は僕一人で申し訳ないですけど、4人の想いも背負ってきているつもりではあります。みんな見守ってくれてます。」とメンバーとのエピソードを披露しつつ「でもさっき見ていたら僕が昼間話したジュンドックがトレンドに上がってて。さすがに3つも食べるといまだにお腹空かないですね(笑)」とネット上での盛り上がりに自身で驚いていることも明かしました。
最後に櫻井さんから「記念すべき全国公開日と同時に大野さんの41歳の誕生日なので、そんな日にこんな機会をいただいたことを嬉しく思っています。およそ3時間、この大きなスクリーンと素晴らしい音響で楽しんでいただきたいです」と締め、イベントは幕を閉じました。